大分期間が開いてしまい、失礼しました。
この間、実は嫌な予感のようなものが続いてしまい、少々ブログが書けなくなっていました。
ちょっと説明が難しいのですが、今は書くべきではない、と感じた事が幾つかありました。
また、大きく世の中が変化しているように感じられ、少し慎重になっていた、という事情もありますが、、、。
太陽フレアもそうですが、意識出来ないところで、大きく何かが動いている可能性があります、皆さま、どうかご自愛ください。
さて、ビットコインの仕組みが、非常にインターネットの分散管理に近いことまでは前回書いているのですが、もしそれで良いのであれば、このような仮想通貨の発想は、もっと早くに出来ていても良さそうに感じます。
ところが、この分散管理の方法では、どうしてもお金をやり取りするには、不十分な要素があります。
当然、ハッキングにより、誰かに送金のやり取りを奪われることも考えられますし、そもそも、ネット上での金銭のやり取りが、本物である保証がありません。
では、ビットコインは、どのようにこの問題を解決しているのでしょうか。
これが「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みで、これがサトシ・ナカモトが考案した肝と言える部分になります。
このブロックチェーンとは、ビットコインが10分毎にその金銭のやり取りを、一度完全に閉じてしまう(それまでのやり取りが正しく計算出来ている事を証明し、書き出して保管する)ことで、記録をブロックしてしまう方法です。
しかし、それではそのブロックした物を改竄してしまえば、記録を書き換えられてしまいます。
そこで、この一度閉じたブロックの続きとして、次のブロックが再び10分後に閉じられます。
こうなると、最初のブロックを書き換えようとすると、次に閉じたブロックを開けて、書き換え、その後に、一つ前の記録を書き換えなければなりません。
これが、数個程度であれば、まだ書き換えも出来そうなのですが、複雑にブロックされたものが、次々と連鎖して閉じられて行くものですから、ビットコインが誕生して十数年が経過した現在、一番最初のブロックを改竄するなんて事は不可能です。
同時に、その途中のブロックを開ける、となると、それ以降の記録を全て空けて書き換えなければならず、もはや事実上、それは不可能と言われています。
このおように、閉じたブロックを鎖のように繋げて行く記録方法を「ブロックチェーン」と言います。
なるほど、よく考えたものです。
しかし、このブロックチェーンにも、重大な欠点が一つだけあります。
それは、このブロックを10分置きに閉じる作業を、一体誰がするのか、という事です。
最初の頃は、このサトシ・ナカモト本人が行っていたようです。
しかし、この作業が自発的に行われるようになって行かなければ、ビットコインは世界中で使われるようにはなって行きません、サトシ・ナカモトしか使わないコインなんて、価値はありません。
つまり、ビットコインが世界規模で共有されるには、この面倒なブロックを閉じる作業を、誰もが進んでやりたがる仕組みが必要なのです。
そこで、サトシ・ナカモトが考えた方法は、この10分置きにブロックを閉じる作業に「賞金」のようなものを準備したのです。
それも、どこかの国の通貨ではなく、支払いはビットコインにより行われる、、、、、と。
しかし、これではビットコインの価値が上がって行かないような気がしませんか?
そうなんです、それ故に、最初は一部の人しかこの「閉じる」作業をしていなかったようです。
価値のないビットコインをもらっても、結局0円と変わりませんから。
ビットコインが動き出して間もなく、このコイン(仮想通貨)は、若干の価値を持ち始めます、すると、人々は気付くのです、いくら価値が低いとは言え、ただブロックを閉じるだけでビットコインが入ってくるのであれば、これほど簡単な儲け話は無い、という事に。
こうなると、この「閉じる」という作業は早い物勝ちの作業ですから、あらゆる人が我先にとこの「閉じる」ことにトライし始めます。
こうして運良く「閉じる」事が出来た人々は、この作業に「マイニング」という名前を付けます。
これは、ゴールドラッシュに沸く地域で、金を発見して掘る作業を指しています、つまり、砂金を取るように、作業をしていくと、「金」が出て来る、という発想です。
現実の「金」を、もし効率良く採取しようとしたら、どうするでしょうか?
大がかりな機械を導入し、大規模な掘削をすれば、その分金にありつける確立は当然上がります。
しかし、このビットコインのマイニングは、一番最初に閉じた人に支払われるものです。
こうなると、ハイスペックなパソコンを持っている人が有利になって行きます。
この仕組みと流れが軌道に乗り、ビットコインは仮想通貨としての盤石な地位を確立してゆくのです。
これがもし、ビットコインが支払われる、という仕組みで無ければ「良い仕組みなんだけどね」程度で終わっていたことでしょう。
私がスピリチュアル的に反応しているのは、この辺りからになります、、、、。
そうなんです、学者や研究者であれば、効率的な仕組みやギミックを考案することが出来るのですが、このビットコイン、なんとなく、専門分野に特化した人の考案には見えないのです。
仕組みとして完結するために必要な要素が、実にバランス良く入っている。
実際に、これに近い仮想通貨理論は以前にもあったらしいのですが、やはり研究者の考える仕組み、どうしても軌道には乗りませんし、人々は使おうとはしません。
そもそも、そんな画期的な仕組みを考えてしまえば、あの金融を独占する人々が黙ってはいないでしょう。
私は、これら金融を最初に作った人たちも、結構な確率で「未〇人」なのではないか、と以前から考えて来ました。
それは、私の過去記事を見て頂ければ解ると思いますが、もし未〇人が自分たちの都合よく過去を書き換えようとした場合、どうするでしょうか?。
では、例えを変えて、もしあなたが大昔に行くとして、何を持って行きますか?、という質問があったら、どうでしょう?。
これは、タイムマシーンが出て来る漫画などでは、定番のテーマですよね。
ドラえもんに出て来るのび太は、原始時代に何を持って行ったのでしょう。
当然、原始人に対して、マウントを取れるもの、ということになります。
たしか、彼はマッチとか、現代文明を持ち込んだように記憶しています。
そうですよね、過去に戻って、一から努力して切り開こうなんて考えません。
もし私なら、その時代のお金を大量に持って行くでしょう。
ところが500年くらい前の世界に、価値のあるお金って、結局金貨であったり財宝であったりと、今現在でも、いや、未来でも同じように価値のあるものになってしまいます。
それでは、重さが無くて、簡単に過去へ持って行け、巨万の富を得ようとした場合、どうするでしょうか?
なんとなく、解ってきましたよね。
最初に考えるのは「宝くじ」を当てる、なんでしょうけども、恐らく「未〇人」が居た場合、そのレベルでは足りません。
現代や未来から過去に行けば、確実に不便です、ネットもスマホも無い時代に行くのですから、なんだか楽しそうに感じません。
ところが、そこに大金があった場合、どうでしょう。
どんな時代であっても、巨万の富があれば、食べたいものも食べ放題ですし、酒も娯楽もそれなりに買い放題ですよね。
そうなると、もし過去に行けた場合、しかも組織的に過去移動した場合、私なら最初に「金融」の仕組みを作るでしょう。
そうなんです、かつて「金」や「金貨」で直接やり取りしていた商売を、金の預かり証を直接やり取りするようになった時代に、その仕組みを最初に行った場合、彼らは今現在、どんな立ち位置になっているのでしょうか?
もうお分かりですね、私がこの分野に対して、スピリチュアル的視点でこの話を書いている理由が。
こうなると、問題のビットコイン、開発したサトシ・ナカモトって、どんな人物か、、、、というお話しになってくるのです。