スピリチュアル完全否定に物申す さすがにそれは行き過ぎ! | 和のブログ

和のブログ

今まで誰かに話そうという気にはなりませんでしたが、息子の死をきっかけに、ブログという手段で誰かに読んでもらうのもいいかと思い、はじめてみます。

 先日、YouTubeを見ていたところ、スピリチュアルを完全否定する動画があったので、見てみました。

 内容は、火の玉やプラズマで有名な大槻教授について、正体を暴く、という内容でしたので、ちょっと、、、なんだそれは、、と考えて観てみたものです。

 

 正直、この人は、人相から性格を読む事で有名な方だったと(違いますか?)私は認知していたのですが、まず、リサーチは良く出来ていると思える反面、ちょっと考えが極端すぎないか、という事を感じました。

 

 結論から言えば、この動画、スピリチュアルを完全否定したものです。

 スピリチュアルを商売としている有名人は、みんな詐欺師だと。

 

 これは、ある意味同調出来るのですが、最後に人類の歴史上、占いや予言で当たった事は一度もない、とまで言い切っています。

 私は、ここの部分だけは、同調出来ない部分でした。

 

 私はこの大槻教授と以前お仕事を一緒にしたこともありますし、会話したこともあり、大槻教授の人となりも存じ上げております。

 また、業界の裏話として、ミスターマリックが超魔術と呼称していた時代に、それが手品であることも、どんなタネを使っているかも知り得る立場にいました。

 そして、私自身が未来視できるのですから、それは完全に否定出来る訳です。

 どうして、未来を見る事が出来るのに、予言が外れるかについては、以前からお話ししている通り、世界は複数あって、選択肢が多いことと、複数の世界線や個々の影響が複雑に絡んだ状態の世界を、過去や未来に移動して完全再現することが出来ない、という事情をこれまで書いてきました。

 これらは、私の体験から導き出した答えであって、誰かが言っている事ではありません。

 同じような事を言う人もいます、それは真理だから仕方がないことで、いずれは科学でさえも、同じような結論に達する日もそう遠くはないと感じます。

 

 しかし、この動画が言っている通り、多くの霊能力者は偽物ですし、私も冝保愛子さんのスタッフがとても多い事は知っていました。

 その人たちが、実際に現地へ行き、事前に多くのリサーチをしていたことも、業界では有名な事です。

 当時のマスメディアは、それらを知っていながら、視聴率が稼げるとなると、絶対悪であっても平気で受け入れてしまう所がありました。

 それ故に、彼らの罪は、同時にマスメディアの罪でもあります。

 多分、許されるとしたら、ミスターマリックの超魔術辺りまで、なんだろうと。

 しかし、冝保愛子さんや江原さんとなると、私はそれ、どうなんだろうというのは同調できます。

 その分野で、本気で悩んでいる人が多いのも事実で、戦後の新興宗教の中で、多くが同様の手口で信者を集めていたことも、これまた事実です。

 

 それ故に、私も「人の神様に言及しない」というスタンスを貫いてきました。

 ですので、この動画、とても業界目線で良く出来ていますし、初めて知った情報もありました(江原さんは、元手品師だった可能性は、初めて知りました)。

 

 しかし、私自身が当事者である以上、この動画の全てを肯定することは出来ません。

 

 そして、この動画が言うように、もしスピリチュアルの証拠があったら、是非提示してほしい、一緒にノーベル賞を取りましょう、という発言に対し、これもまた証明が難しいのも事実であります。

 

 例えば、「私が世界平和を祈りました」と言ったとして、証拠は?、と問われても、提示のしようがないのと同じく、頭の中の話って、立証が難しいのです。

 この動画で言っている通り、予言を人工的に作る技に付いては、私もこのブログで何度も書いてきました。

 有名な所では、ノストラダムスも、「大予言」ではなく、「大予定」なんだと書いた事があります。

 あらゆる宗教において、これら「頭の中」に関することは証明が出来ないために、否定も肯定も出来ないという部分を巧みに利用している事は解ります。

 では、以前も書いた、出口王仁三郎氏が予言した事は外れていますか?、私が読んだ1980年頃の書籍は、どうして2024年現在、凄まじい確率で的中しているのですか?、私が見た夢は、どうして現実化しますか?、死んだ息子が起こした奇跡は一体何だったのですか?、どうして人がいないのに、誰かが居るような物音がするのですか?、これら全てを否定することは出来ませんし、それは科学が追い付いていないために、証明が出来ていないだけで、いずれは追い付く次元の話です。

 

 大槻教授は、一時期テレビであれだけオカルトを叩いていましたが、実は個人的に、もし心霊現象やオカルトが本当にあるのなら是非見てみたいし解明してみたいとも言っていたことを思い出します。

 大槻教授は、人格的にも私はとても好きな方でしたし、極めて良識的で純粋な方です。

 

 実は、私も若い頃、このような超能力を解明する側の人間でした。

 

 それ故に、いわゆる自称「超能力者」とされる人とも、色々接点がありました。

 、、、エスパー伊藤さんとも、その頃にお仕事をしたことがあります、、、、あれは完全に色物でしたが、、、ご冥福をお祈り致します。

 

 そんな中で、最後に少し不思議なお話しをしたいと思います。

 とある超能力研究をされていた方の能力を、私は解明してしまいました

 それまで謎とされてきた現象を、科学的な視点から「理由付け」をしてしまったのです。

 それまで自称超能力とされて主張して来たのですから、解明した私は、云わば仇のはず。

 それでも、その方は嫌な顔一つせず、私に未だ公開していないもの、として、非常に繊細な「能力」を見せてくれたのです。

 

 それは、を介してビジョンを送る、というもので、私はその方のビジョンを受け取ると、そのビジョン通りのカードをめくって、見せてくれました。

 これは、まずカードの裏面は、その方本人にも解らないのですが、そこに手をかざし、自身がまずカードのビジョンを透視し、そのまま、反対の手を通じて、私の手に送り、それを目をつぶった私が頭でイメージする、という実験です。

 

 この話の面白いのは、私が受け取ったビジョンは少しぼやけていて、カードをめくると完全一致していない点でした。

 

 どうして完全一致しないかと言えば、送って来たのはあくまでも「ビジョン」であって、カード情報ではない、ということです。

 つまり、ピントが少しボケた写真では「1」も「I」も同じように見える、というレベルの話です。

 そのような事情があったため、私達にそれを当初公開していないようでした。

 ただ、私には、個人的に、それも最後にその技を見せてくれたのです。

 

 これも、人間の手を通じて、何かを送る事が出来る「何か」があることを、科学が証明出来ていないだけかもしれません。

 心霊写真もそうです。

 たしかに、このYouTubeで言っている通り、写真撮影回数が劇的に増えたのに、心霊写真は劇的に減っている、というのも事実です。

 これは単純に解像度の問題もありますし、デジタル化してからも、私は心霊写真に悩まされた事がありました。

 (これ、不思議なんですが、、、、その写真、データから何故か勝手に消えていたことがあって、、、その話ごと、怖い話でした)

 また、事故現場を専門に扱う業者の社長さんから、本物の心霊写真を見せられたこともあります。

 これも、フィルム時代の話ですが、薄っすらと3人の人物が映っていて、私は当初、それも偽物ではないか、と疑いましたが、その写真が本物である証拠があるんだよ、と事情を話してくれました。

 

 その写真、、、事故現場の写真で、車が一台、完全にクラッシュしている物なのですが、そこに映っていた3人は、現場の事故車の中で死んでいた3人と全く同じ顔だった、、、、という事でした。

 

 官公庁であっても、報告資料に心霊写真があったとしても、それは業務阻害のなにものでもありませんから、報告に不必要なもの、証明が出来ないものは、当然排除します。

 つまり、そう言うことなのです。

 現場の職員などは、自身の業務の結論に至らないものは「無かった」ことにするしかないのです。

 警察だって、先ほどの現場の心霊写真があったとして、業務や報告に反映する部分なんて何一つありません。

 ましてや、ご遺族もいる訳ですから、中途半端な非科学的な事を表に出す事は絶対にできません。

 ですので、出てこないのです、、、、スピリチュアルなものなんて、業務上表面には

 

 例えば、私からすれば「サトシ・ナカモト」の存在自体が、もうスピリチュアルそのものです。

 サトシ・ナカモト、、、あのビットコインの理論を確立した人物、でも、本人を見た人間は誰もいない、、、。

 (これは、近い内に書きますので、、、、)

 

 私はスピリチュアル肯定ではありますが、それでもこの動画は、とある業界の事情を実によく、そして短く描いているとも思っています。

 多分、この方は、スピリチュアル方面で、かなり嫌な物を多く見過ぎてきたのではないかと感じます。

 その辺を理解した上で、ご覧になるのもいいかもしれません。