和のブログ

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今まで誰かに話そうという気にはなりませんでしたが、息子の死をきっかけに、ブログという手段で誰かに読んでもらうのもいいかと思い、はじめてみます。

 さて、前回問題となった防衛省の大量処分事案は、海上自衛隊の物が2件でした。

 これは、2件が同時に出て来る事も不可解でした。

 それは、普通に二件別々に出せばいいものを、同時に出す事で、海上自衛隊のトップは辞任せざるを得なくなってしまうからです。

 ここまで書いてしまえば、今回の件が、誰から誰に向けたメッセージであるか、なんとなく見えてくると思うのです。

 そして、更に不可解なのが、今回4件上がった問題の、残り2件の方です。

 もう一度、その内容を載せます。

 

○「特定秘密」情報の取り扱い→適性評価を受けていない新人隊員などを、艦船の秘密情報を扱う「戦闘指揮所(CIC)」で勤務させた。113人を処分。

潜水手当の不正受給→架空の訓練を行ったことにしたほか、訓練の時間や深さを水増し請求していた。74人を処分。

無料支給食事を不正に飲食→基地内に居住する隊員のみに無料提供される食事を、基地外に住む隊員が代金を払わずに飲食。22人を処分。

パワーハラスメント内部部局の幹部が、部下に暴言を浴びせるなどのパワハラ。3人を処分。

 

 最後の二つ、○無料支給の食事を不正に飲食 ○パワーハラスメント これです。

 もちろん、2件とも問題ではありますが、間違えて食べても同じ罪ですし、22人が仮にそうだとしても、パワハラの方は事務方の内容ですよね、内部部局って、制服組、ほとんどいませんから・・・・。

 にもかかわらず、何故か陸上自衛隊と航空自衛隊のトップである、陸幕長と空幕長も処分されているのです。

 これは、例えば、タダで食べられると思って警察官が災害派遣の現場で、お弁当を間違って食べてしまい、警視総監が処分を受けた、というレベルの話です。

 え?、そんな事、有り得ます?。

 陸海空を束ねる統合幕僚長と情報本部長が処分されるのは、監督責任として止むを得ないと100歩譲ったとしても、陸と空って、トップが処分されるような重い罪を犯していますか?、ということなのです。

 ましてや、この文では「基地外に住む隊員が代金を払わずに飲食」とありますので、これは航空自衛隊を指していると思われます、基地と言う概念は、陸では稀で、通常は「駐屯地」とされます。海と空の敷地で「基地」と呼ばれることが多く、逆に空と海では「駐屯地」と敷地の事を呼ぶことはありません。

(・・・・では、陸幕長って、何の罪で処分を受けたのでしょうか・・・・?)

 極論から言えば、子供が他人の家のおやつを食べちゃって村長が死刑とか、さすがに無いですよね、それくらいチグハグな印象を受ける、ということなのです。

 これは、統合幕僚長と陸海空幕僚長と言う、トップ全員を処分したいから、罪状は後付け、と言わんばかりなのです。

 そして象徴的であったのが、このニュースが出た当日、もう一つ大きな案件があった事を、覚えているでしょうか?

 それが、「海自護衛艦が中国領海を航行」事案なのです。

 (以下、報道内容↓)

 海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が今月4日、中国浙江省沖の中国領海を一時航行したことが10日分かった。自衛隊の艦船が中国領海を航行するのは極めて異例。中国側から退去勧告を受けていたという。周辺では中国軍の実弾射撃訓練が予告されていた。中国政府は日本側に深刻な懸念を伝達。日本政府は経緯を調べると外交・防衛ルートで伝えた。防衛省は艦長に聞き取りを実施するなど調査を始めた。外交筋が明らかにした。

 

 ・・・・えっ?

 私は、この記事を見た時、実は腰が抜けるほど驚いたのです。

 ちなみに、すずつきと言う護衛艦は、海上自衛隊の中でも比較的新しく、謎の多い護衛艦です。

 

 世界最強と言われる「イージス艦」のように、フェーズドアレイレーダーが搭載されている事が写真からも解ります。 

 これは国産イージス艦とも呼ばれていますが、本当の意味での「イージス艦」は、アメリカからライセンスされたイージスシステムのブラックボックスを含む軍艦だけで、海上自衛隊にはこれが8隻あります。

 この数は、米国に次ぐ世界第2位の多さですが、問題はこの「すずつき」のタイプがイージス艦と比較して、どの程度の性能を発揮するのかが、ほとんど公表されていないため、実力が不明なのです。

 色々言う人はいますが、何しろイージス艦に関する事項は、全てトップシークレットであるため、これを論ずるのは的外れです。

 唯一、性能を証明するためには、一戦交えるしか方法が無いのです。

 海上自衛隊って、そう言う艦が実際多いと感じます。

 隣国から見たら、この護衛艦、どう映るんでしょう? 

 問題はそこにあるのです。

 この護衛艦の評価を誤ると、南シナ海と東シナ海の勢力図も大きく変わります。

 この護衛艦「すずつき」、同型艦が全部で4隻存在します。

 また、この「あきづき型」(すずつきもあきづき型)護衛艦は、外見がほとんど同じ「あさひ型」護衛艦も存在し、こちらも2隻あります。

 つまり、イージス護衛艦8隻に、この謎の多い護衛艦が6隻もある、周辺国からするとかなり厄介な存在、それが海上自衛隊です。

 この合計14隻の最強護衛艦が、いかに注目を集めているか、もうお解りだと思います。

 今回中国領海に進入したのは、この14隻の内の1隻だという事です。

 

 当然、日本政府が関与したとは報道されていませんから、護衛艦すずつきの艦長以下は、処分対象です。

 いや、本来なら、海上幕僚長が更迭されてもおかしくないレベル・・・・。

 しかし、これだけ政治色の強い、またメッセージ性の強い行為が、本当に護衛艦の艦長レベルの英断によるものなのでしょうか?

 当然、違うと考えるのが妥当です。

 高度に政治的意図が感じられます。

 これだけの事案、先の潜水手当の不正受給や戦闘指揮所に新兵が入っちゃった事案とは、比べものにならないくらいの重要案件ですし、それだけ罪の重さも桁違いです。

 ましてや「食堂で食べちゃった」事案と比較しても、国際問題級のこの事件、同じ日に公表されているのに、海上自衛隊のトップへの訴追は一切無いのです。

 ・・・・食べちゃった方の事案は、何故か陸自トップも処分されているのに、です。

 

 

 少し整理してみましょう。

 

 防衛省の大量処分、特に、処分される必要も疑わしい陸と空のトップに対する処分が下された日に、海上自衛隊の新鋭護衛艦1隻が、中国海軍がミサイル演習を行うから危険なので近づくな、と警告しているそのど真ん中の領海に進入した事実が公表された。これが事実です。

 常識的に考えて、これは海上自衛隊の護衛艦の方が挑発していますし、先方が仮に護衛艦を撃沈しても言い訳が通るレベルです。

 ・・・・これは、ある意味先制攻撃に近い案件です、あの慎重で有名な海上自衛隊が、よりにもよって。

 

 意のままに動かない自衛隊。それを、言う事を効かせるために、誰かが下した罰・・・・。

 そして、意のままに動く自衛隊もいるという、強烈なメッセージ。日本人がどんなに嫌がっても、自衛隊は実行せざるを得ない。

 

 普通では考えられないような事が、同日に公表されたのです。

 

 パリオリンピックの裏で、恐ろしく力関係が動きました。

 準備は万端、あとは実行あるのみ、そこまで来ています。

 今回は、複数同時に火を点けようと力点が動きました。

 中東情勢、イランの参戦可否、ウクライナのロシア領への越境攻撃・占領、海上自衛隊護衛艦による中国領海進入、地震と南海トラフ警戒情報、台風10号、11号、豪雨災害、トランプ前大統領暗殺未遂、岸首相の次期党首選不出馬、憲法改正、地方自治法改正、そして自衛隊の大量処分。

 どうですか、全部並べてみると、とても短期間に起こった出来事には見えません。この上に更にパリオリンピックが開催されていたのですから。

 

 それでも、戦争に抗い、未だ平和を模索する人達の声が聞こえます。

 この事件の中にも、そんな声が聞こえてなりません。

 

 私達も、彼らの叫びを無駄にすることなく、共に祈るしか無いようです。

 さて、前回までは防衛省が発表した公式見解について解説をしてきました。

 しかし、それが一体何だと言われれば、そこにも解説が必要になります。

 なぜなら、それこそが、今後の世界情勢に大きく関係してくるからです。

 

 防衛省は2023年に発生したヘリコプター墜落事案に伴う事故原因を「自衛隊内の問題」として、最終決着をつけています。

 しかし、もし何かの意図があって、自衛隊機が○落させられたのだとしたら、意図した人はこれを聞いて、どう思うでしょうか?

 

 彼らからすれば、自衛隊は手駒の一つでしかありません。

 軍事の常識で、自分で意思を持って、勝手に動く軍隊は、その存在意義を失います、つまり価値がないのです。

 例えば、その日の気分で起爆する意思を持った原爆があったら、保有しますか?、という質問と同じです。

 意のままに動くと思っていた自衛隊が、思った通りに動かなかったとしたら・・・・

 

 本来、彼らがイメージしていた事件の決着は、自衛隊がこの事故原因を中○によるものとして、先制攻撃を行うとのものがあった事でしょう。

 もっとも、ヘリを「落とされた」と解釈した場合、攻撃は先制ではなく「反撃」となります。

 あとは、その自衛隊が行う行為に、世界の国々が正当性を表明すれば、それは悪とはなりません、正義です。

 よく見てみましょう、世界で起こっている大半の事象は、このパターンを取っているのです。

 あれだけ無差別に民間人を殺○している某国に対し、世界は当初、絶対的な指示を表明しています。その中には、日本政府も含まれるのです。

 

 さて、自分の思い通りにならない自衛隊に対し、そっちがその気なら、考えがある、として行うとしたら、一体何でしょうか?

 今回のヘリ事件も、実はその可能性もあったのですが、今回は焦点が見えにくくなるため割愛しますが、なんだと思いますか?

 それにはいくつかの方法がありますが、一番オーソドックスなものは暗○でしょう。

 ただ、今回の事案には、大勢の人間にそれを認知させる必要がありました。

 そのため、大勢を粛清する訳にも行きません。

 そこで出て来るのが「防衛省の大量処分事案」なのです。

 この事案は、大変妙な事が多く含まれます。

 例えば、今回問題となったのは、隊員による手当の不正受給、これが組織的に行われていた、という内容と、権限のない隊員が、CICなど護衛艦の指揮所に出入りしていたなどでした。

 確かに由々しき事態ではありますが、なんでこれが同時に表面化したのか、という疑問が残ります。

 ここに、面白い記事がありましたので、一部ご紹介します。

 

「「潜水手当の不正自給」で処分された海上自衛隊の「エリート潜水士」が明かした「不平等すぎる調査の中身」」

(一部抜粋)

聞き取り調査の際にはすでに、A氏の「不正受給額」が記された書面が用意されていたという。

「聞き取りというよりは、『こういうことになっているから』と言われ、半ば強制的にサインをさせられた人がほとんどです。なかには、『どうやって不正の額を計算したのか』と副長に詰め寄る人もいましたが、副長は『上からの指示だから』と取り合わなかったそうです。

聞き取り調査の後、『債権発生通知書』という私の不正受給額が記された書面が届き、今年6月に『被疑事実通知書』、そして7月に懲戒処分が下されました」

 

抜粋ですので、ちょっと掴みにくいと思いますが、この文を読んでいると、あることに気付きます。

 それは、最初から処分ありきで調査が始まった、という事です。

 本来、告発があって、内部調査があって、証拠があって、審議があって、処分となる訳です。もちろん、実際はもっと細かく複雑なプロセスを経て行います。

 ところが、この調査があった時点で、既に罪状も量刑も決まっているかのように、突然調査が始まり、異議申し立ても許されずに処分が下されています。

 そして更に不可解なのが、今回同時多発的に問題が噴出している点です。

 

○「特定秘密」情報の取り扱い→適性評価を受けていない新人隊員などを、艦船の秘密情報を扱う「戦闘指揮所(CIC)」で勤務させた。113人を処分。

潜水手当の不正受給→架空の訓練を行ったことにしたほか、訓練の時間や深さを水増し請求していた。74人を処分。

無料支給食事を不正に飲食→基地内に居住する隊員のみに無料提供される食事を、基地外に住む隊員が代金を払わずに飲食。22人を処分。

パワーハラスメント→内部部局の幹部が、部下に暴言を浴びせるなどのパワハラ。3人を処分。

 

 まあ、CICの件と潜水手当の件は、もはや海上自衛隊内部の事ですので、事実が発覚したのなら、処分は仕方がないのですが、同日に2件が公表?、同じタイミングで公表されれば、その分トップにかかる罪はより大きくなります。

 こうして海上自衛隊のトップは事実上の更迭により、その職を去ることになります。

 

そしておかしいのが、残りの2件なのです。

 そして、もう一つ、不可解な事が起こったのを覚えているでしょうか?

 それが、防衛省の大量処分事案です。

 これが実に不可解なのです。(↓以下、続き)

 

 前回、パリオリンピックの裏で、様々な事が動いている、と書いています。

 今現在(8月19日)では、イランは奇跡的に自制していると感じます。

 これは、停戦交渉が実施中、若しくは停戦合意に至った場合、という条件付きではありますが、あのイランでさえ、やはり本格戦争には踏み込めない印象を受けます。

 これは正常な判断で、正式な核保有国ではないにしても、イランの核武装は可能性として捨てきれないレベルです。

 ましてやイスラエルが核を保有している事はもう周知のことですので、ここにも核保有国同士の戦いは起こらない、の原則が作用します。

 それ故に、本気で戦争をしたい人たちからすれば、ここを発火させるのは、湿った木炭に火を点けるほど難しいでしょう。

 それでも、私はまだ世界が、平和に向けて大きな戦争を回避しようという強い意識のようなものを感じます。

 私達の知らない所で、そのような強い思念が働いているように感じます。

 誰だって戦争なんてしたくありません、それをしたいと考えるには、相当の理由があるのですから。

 そして、私は以前、防衛省はその戦争を、なんとか回避したい、という強い意思がある、という記事を書きました。↓

【その1】 陸自ヘ〇墜落の真相に迫る 2023年最も不可解な事件 (ameblo.jp)

 

 これは、昨年墜落した陸自ヘリで、第8師団長やその幕僚陣が亡くなられた事を書いています。

 本来であれば、この事件があった直後に、自衛隊は某国に先制攻撃をしても不思議ではないくらいのところまで追い込まれていたはずです。

 それを、身内の責任、という形で丸く収め、一切諸外国の関与は無かったとしたのです。

 この記事は、何回かに分けて書いていますが、最後の回を書いた頃はまだ、防衛省は事故原因は解明中でした。

 それでも、恐らくは私を納得させられる理由付けには至らないだろうと予想していました、それだけ真実を伏せ、平和的な結論を導き出すことが困難だと感じていたからです。

 

 では、今回の事故原因の公式発表は、どのような内容だったのでしょうか?

 

 徐々に出力が低下する「ロールバック」を、その原因として結論付けたのです。

 航空機事情に詳しい方は、この結論を聞いてすぐにピンと来たと思います。

 このロールバック、ジェットエンジンの不具合なのです。

 つまりメインローター(一番大きなプロペラ)の不具合ではない、ということになります。

 ヘリコプターは、普通の航空機と異なり、仮にメインローターのエンジンが停止しても、その回転余力でゆっくりと軟着陸できるように設計されています。

 竹とんぼの理屈と一緒です、エンジンが止まったら、プロペラも止まるかと言えば、そんな事はありません、動力が無いだけで回転は継続します、そして、回転数を下げながら、ゆっくりと降下します、この時も、降下中、下からの風によってメインローターは回転数を急激に下げることなくある程度の回転数を保持し続けるのです。

 今回の飛行高度は、海岸線の偵察でしたから、多分300m程度(航空法上の最低飛行高度)と推察されますので、そこまで真っ直ぐに落ちる事はありません。

 ましてや、このジェットエンジン、プロペラを回転させるエンジンではありません、ヘリコプターを前に押し出すためのエンジンで、これ自体が無いヘリコプターも多くあります。

 元々、ヘリコプターとは、メインとなる大きな回転翼(プロペラ)だけだとプロペラと逆方向に機体が回転してしまうので、その回転を制御するテールローターという小さなプロペラを尾部に付けることで、安定した飛行が出来る仕組みです。

 この時、メインローターは上昇・下降の他、少し前に傾けることで、前進方向への力も得る事が出来るので、前後左右上下と、自由な方向に進む事が出来ます。

 しかし、このメインローターの推力のみに頼っていると、特に軍用ヘリコプターは速力が出ないため、普通のジェット航空機と同じく前方向へ進むためのジェットエンジンを設けています。

 米軍は、ほとんどの機種が、このジェットエンジンを左右2基付けていますが、自衛隊は貧乏だからなのか、これが1基しか付いていない機体が多いのです。

 ところがこの墜落した機体、米軍の「ブラックホーク」そのものですので、前方推進用ジェットエンジンが2基付いている比較的新しい機体です。

 これにより、片方のエンジンが緊急停止しても、もう一つのエンジンで飛行継続できるため、とても信頼性が高い機体なのです。

 実際、このエンジンが二つ無いと、安全上の観点から着陸出来ないと言う場外離着陸場も結構あります。

 そこを踏まえて、もう一度墜落理由を見てみましょう。

 左エンジンがロールバック、つまり徐々に推進力が低下する現象が起こっています、そして、何故か右のエンジンにも不具合が生じたような内容になっています。

 まず、この時点で、これは有り得ないと言えるでしょう。

 たとえば、ご自身がの乗っている車のヘッドライト、左右両方のバルブ(電球)が同時に切れる事ってありますか?、という事です。

 ハザードランプもそうです、同時に切れるってないですよね、交換時期が近いので、近い時期に切れる事はあっても、同時なんて考えにくいのです。

 だから、ジェットエンジンを二つ装備している航空機は信頼性が高いわけです。

 ましてや、ロールバック現象が先に起こったのなら、まず機体の異常を管制塔に知らせるはずですし、警告シグナルも発せられるはずです。

 それが一切無いのです。

 そして、これが極めつけですが、前方推進用のジェットエンジン2基が、万が一でも両方停止したとして、あのような強い力で衝撃を受けたような破壊のされ方をするでしょうか?、ということなのです。

住民ら機体の損壊に衝撃、作業見つめる 飛行記録「早く分析を」 陸自ヘリ引き揚げ - 琉球新報デジタル

 前にも書いた通りです、ヘリコプターは、左右両方のエンジンが停止しても、メインローターのエンジンが停止しても、地面や海面に叩き付けられる事はありません、ゆっくり軟着陸します。

 もちろん、乗員が無事かどうかは、その時の状況にもよりますが、全員死亡も無いでしょう。

 この写真を見て、本当に防衛省が公表した事故原因と合致していますか?、という事です。

 もちろん、防衛省を悪者には絶対にできません、本来であれば、真実を公表し毅然とした対応を取る事も出来た防衛省自衛隊は、今回の件を自分たちの責任とすることで、戦争を回避したのです。

 もう、この事故原因の公式発表を見ただけで、現職自衛官がどれだけ煮え湯を飲まされたのかが手に取るように解ります。

 この事件で、自衛隊は国民を守るために、平和を貫くために、自ら悪者になったのですから、防衛省を悪く言うのが、如何に見当違いな話か解ると思います。

 陸上自衛隊は、第8師団長というエリート高級幹部を失っています、人事上の大損害でもあります。

 坂本師団長は、経歴を見る限り、相当な期待をされて8師団長に着任されたのだと感じます。

 仲間として、これほど悔しい事は無かったはずです。

 ところが、この話には続きがあります・・・・こうして防衛省の大量処分へと話が進むのです。

 前回の投降から今日まで、世界が大きく動きました

 一部、コメントを下さった方には書いていますが、もしかしたら世界線が大きく分岐したのでは、と思える事が多くあり、私自身も慎重になっていたところです。

 怖いのは、全て同時に起こり始めた、という点です。

 トランプ大統領の暗殺未遂事件、なんだかもう過去の話のようになってしまっていますよね。

 まず、あの狙撃、色々思う所はあります、まず、犯人が20歳だったこと、軍人ではない事、狙撃陣地が120mの距離であったこと・・・・。

 常識的に考えて、この条件でわざと耳に当てる事はかなり無理があります。

 逆に、耳に当てようとしたら、間違えて頭を撃ち抜いてしまう可能性があるのです。

 これは、プロでも難しいと感じます。

 いや、そんな事はないでしょう、プロならそのくらいの精度、ありますよね、と考えるかもしれません・・・

 普通なら、そうでしょう、プロの狙撃レベルなら、120mと言う距離は、確実性の高い距離です。

 実際に、この距離まで如何にして近付くかが焦点で、訓練でもそれがメインになっています。

 では、どうしてこの条件に、私はここまで違和感を覚えるのでしょうか?

 それは、弾丸にあります。

 犯人が使ったのはAR15系列のアアサルトライフルです。

 この銃、よくゴルゴ13が使っているM16系列の元になった銃でもあります。

 それなら、狙撃に向いているんじゃ?、と思いますよね。

 作品を批判するわけではありませんが、このM16系もAR15系も、狙撃には不向きな銃だと言えます。

 それは、弾丸が5.56mm小銃弾を使用する、という点にあります。

 普通、狙撃に使用されるのは7.62mm弾、それも狙撃用の場合、強装弾と言う火薬が強い物を使います、何故でしょう?

 それは、目標まで弾丸が到達するまでに、風や気象の影響を受けにくくするためです。

 5.56mmと7.62mm、明らかに7.62mmの方が大きいですよね。

 2mmしか違わない、と感じるかもしれませんが、弾丸の大きさは明確に異なります。

 下が7.62mm弾、上が5.56mm弾

 大きさが違えば、その分、重さも変わります。

 要するに、5.56mm弾は、とても軽いのです。

 それもそのはずで、この弾丸、兵士の携行弾薬数を増やしたいので、弾丸自体を軽く、小さくしたというコンセプトがありましたので、当然の結果です。

 しかし、弾丸が軽いと、どうして狙撃には向かないのでしょうか?

 それが、風の影響です。

 7.62mmでも風の影響は当然受けます。

 なので、火薬量を増やして重い弾丸の速度を上げて、風の影響を受ける時間を短縮するのです。

 ところが、5.56mm弾では、それが出来ません。

 確かに、自動銃・自動小銃の世界では5.56mmは反動も小さく評価は高いと感じます。

 実際、連発で撃っても、ある程度体重を乗せれば集弾するほど、反動が軽いのです。

 しかし、それは、複数撃って一発当たればいい、という近代戦の考え方で、一発必中の狙撃に向かないのです。

 実際、最近の現場では、ダブルタップ(二発連続で同一目標に撃つこと)が奨励されています。

 もちろん、風のない状況では、とても良く当たります、多分7.62mmより総じて当たると思います。

 風、ありましたか?・・・・

 この象徴となった写真が、全て物語っているのではないでしょうか、あの巨大な星条旗がはためいているのですから。

 狙撃地点から見て、ほぼ正確に3時方向からの風です。

 そんな弾丸を、自分が死ぬかもしれないテロ行為に使うでしょうか?

 ここが、この犯人の浅いところです。

 しかし、トランプ氏の耳を撃ち抜いた・・・・

 こういう所が、色々違和感の塊なのです。

 私は逆に、トランプ氏が暗殺されていた世界線が、近似世界線にあったのでは、と感じます。

 それだけ因果が強い事件でした。

 犯人の服装が、安倍元首相暗殺犯と全く同じ、というのも、強いメッセージ性を感じます。

 当然、メッセージを込めているはずです。

 有名な「イルミナティーカード」の、あの一枚、ちょっと見てみましょう。

 この顔に入った横線、これ話題になりましたよね、そして、右耳に書かれたひし形の部位が・・・。

 それを言うなら、ひし形は他にもある、ということなのですが・・・。

 私はこのブログを始めて間もない頃から、アメリカには未来が見える人がいる、とても長寿な人類がいる、そのような事を書いてきました。

 なんとなく、現実が、というより、未来を正確に見る事が出来る装置でもあるかのような印象を受けるのです。

 それは、この写真にも象徴されますね。

 右側に、弾丸が通過した痕跡が映り込んでいる、という奇跡の写真。 

 この写真を見ていれば、このような解釈になるのでは、と感じます。

 顔の位置を、概ね合わせたものです・・

 当然、見る角度などによって、この図は変化しなければなりません。

 しかし、問題はどこに弾丸が通過したかではなく、どこに弾丸が通過したように報道されたか、の方だとしたら、どうでしょう。

 それこそが、未来を正確に見る、何らかの方法、若しくは装置のような存在を感じてしまうのです。

 

 世界は大きく動いています、私が以前から懸念していた中東情勢、特にイランが我慢している間は大丈夫だと書いてきました・・・・。

 我慢できなくなっていますよね。

 さすがに限界が近いでしょう。

 そうすると、イランの暴発で、シリアがどうなるか、ここが第3次世界大戦の発火点だと感じます。

 くれぐれも、ここは注意して見ていてください。

 他にも沢山ありますよね、まずはオリンピック

 これもメッセージ性の強い物が多いですよね、開会式、凄かったですね。

 大体、オリンピックの裏では、色々進むものです。

 最近だけでも、色々ありましたよね、ソチオリンピックの裏で西側諸国が工作仕掛けて、プーチン大統領がキレてクリミアを占領しましたし、その続きで北京オリンピック終了を待って、ウクライナに侵攻した訳です。

 当然パリオリンピックの裏でも、色々進行しています。

 トランプ氏の暗殺未遂は、その発火点だった可能性がありますが・・・

 つまり、このオリンピック期間中に豪雨災害があり、株価が乱高下し、地震が発生し、台風が再び東北を直撃しそうな状況・・・・

 更には、ウクライナ軍が初となる越境攻撃を成功させ、ロシア領の一部を占領しました。

 これも実は、とんでもなく大変な事態が起こっているのですが、あまり話題になっていません、特に日本では。

 なぜでしょう、それは、地震があり、株が動き、オリンピックがでメダルラッシュが起こり、豪雨災害があったからです。 

 気付きましたか?、最近大谷翔平選手のホームランニュースがあまり流れていない事に。

 オリンピック期間中に、これだけの大事件が立て続けに起こるものでしょうか?

 お気をつけください、裏で大きく世界が動いています

 それが成功するか、現時点では解りません。

 しかし、手段を選ばない人々、今回は少し強引さを感じます。

 そして、もう一つ、不可解な事が起こったのを覚えているでしょうか?

 それが、防衛省の大量処分事案です。

 これが実に不可解なのです。

 

 ・・・防衛関連で不可解な事案、その時点で、怖い未来予想図が出来上がってしまいます。

 次は、どうしてこの件が不可解なのか、について深堀します。

 ビットコインの発案者であるサトシ・ナカモト、彼と初期から行動を共にし、初めてビットコインを受け取った人物として知られるハル・フィニー。
 これだけ関係が深く、頭脳明晰であることから、巷ではハル=サトシ、と考える人が多いようです。
 しかし、私の視点で見ると、それは少し無理があります。
 実際、当時を知る人からは、それは不可能だとする証言が多く聞かれますし、ハルは生前、自分はサトシではない、と否定していました。
 
 これまでの、サトシとハルのやり取りは、全てメールで実施されています、、、あの複雑なビットコインの開発からスタートまで、全てメールだけで、、、凄いですね、現代の会議というシステムを全否定するかの如く偉業と言えます。

 このメール、実はかなり不可解な部分が指摘されていて、それがまた、ハル=サトシ説を高めてしまっていますが、、、これも私の目線では、逆に見えるのです。

 まず、謎のタイムスタンプ、と呼ばれる不可解な部分について触れます。
 
 「2009年1月のメールでは、サトシのタイムゾーン(時間帯設定)はグリニッジ標準時(GMT)よりも8時間先に進んでいる。サトシがそのハンドルネームが示す通り、実際に日本人だとしたら、これはその事実を反映しているのかもしれない。」

 とあります。
 前に書きました、彼はイギリス人のフリをしているのではなく、世界標準時を使っていた、という私の仮説と一致します。


 しかし、その後、8時間先に進んでいる、というのが少し意外でした。
 なぜなら、グリニッジ時間から見て8時間先とは、日本を指します
 ここに書かれている通り、サトシは初期の段階で、日本時間を使って自身を偽装しようとしていた節があるのです。
 言語は、がっちりとイギリス英語なのにもかかわらず、です。

 そして更に、「「ノーマルな」タイムスタンプのついたメールを1月8日に送信した直後、サトシはインターネット接続が制限された別の時間帯の場所に移動し、そこから翌日、ハルにメールを送った可能性もある。」
 のだそうです。

 あの、サトシ・ナカモトが、ネット環境に制限された場所からメール送信、、、?。

 そして、更に不可解なのが、サトシのサーバーにある記録よりも早く、ハルのサーバーにメールが届いていた記録が残っているのです。

 、、、、おいおい、時間軸、どこへ行った?、と言わんばかりの事実

 これにより、ハルがサトシであれば、このタイムラインが捻じれている理屈が通る、として、同一人物視する節があるのですが、、、
 私のブログをお読みになっている人なら、この意味、解りますよね。
 単純に、時間軸が捻じれてしまっているのです、それも送信元である、サトシ・ナカモト側の方の時間軸が

 これだけ不可解なメールのやり取りが続いていれば、これだけ頭脳明晰なハルが、何かしらの違和感を覚えていてもおかしくはない、と私は思うのですが、2014年に亡くなっているハルから、その違和感を聞き出す事は、もはやできません。
 
 しかし、彼は生前、最後にこんな言葉を残しているのです。

「今日、サトシの真のアイデンティティはミステリーになった

 最後の投稿の中の一文です。

 これこそが、私が感じていた、ハルが持っていた、サトシへの違和感ではないか、と。

 サトシの真のアイデンティティ、、、、、これは何を意味しているのか。
 
 ここまでの物は、状況証拠に過ぎません。
 しかし、私が感じた違和感と、ハルが感じた違和感は、恐らく同じものではないかと思うのです。
 
 それは、サトシ・ナカモトは現代人ではない、ましてや、人間ではない

 という事です。

 ここからは、私の主観で話をします。

 しかし、禁断の結論と私は考えています。
 ですので、それをどう捉えるかは、個人にお任せします。

 2008年では、考えも及ばないものの、2024年の未来であれば検討が付くもの、と言えば、少し解りやすいのかもしれません。 
 コンピュータ科学者だったハルだからこそ感じた違和感なのかもしれませんが、私はこう、結論付けました。

 「サトシ・ナカモトは、近似世界線の未〇人が操作して、生成AIに作らせた人格

 という事です。

 


 

 もちろん、生成AIが発案はしません。

 2008年当時の、最新の生成AIという可能性も否定できないものの、本格的にAIが生成AIとして進化するのは、ハル没後の事になります。

 


 そして、誰かが、何かの目的で作為しているはずですし、その理由は前に書いた通り、近未〇人とその先の未〇人による抗争の可能性です。

 

 あの、2050年にタイムトラベルしたバンギャさん、、、が見て来たもの、、、、、です。
 そして、なぜ単純に「未〇人」がサトシの正体ではダメなのか、それは、人間は何時の時代でも、必ず間違いを犯す生き物だから、です。
 仮に未〇人だったとしても、これだけ完璧にメール内の文章をイギリス英語で書けるか、また、完全に世界標準時を使って、あたかもグリニッジ天文台近傍で寝起きをしていたかの如く、メールを送受信できるか、という部分です。
 そうなんです、出来ないのです、人間には。 

 偽装を人間の手で行えば、少なからずミスが起こり、そこに痕跡が残ってしまいます。
 これを完璧に偽装しようとすると、人の手では不可能なため、少し先の世界にあるAIの手を借りる必要がある、という事なのです。

 これが、ミスを犯さなない隙の無い人物に対する、ハルが最後に残した違和感「今日、サトシの真のアイデンティティはミステリーになった」なのです。

 これは、ハルが自身の「死」というものを表現した文章にも見えます、彼の死によって、サトシが永遠のミステリーになってしまったと。

 

 しかし、私にはこう見えています。

 

 人間にしては、隙がなく、機械にしては人間らしい、、、、2008年には、まだ存在しない概念。


 アイデンティティ、つまり、サトシ・ナカモトという人物の自我境界が、人間のそれとは思えない何か、という部分が、ハルが亡くなった2014年当時、ミステリーと解されたのです。

 今回は少し長い文章となってしまいましたが、これら事実は、今後の世界の在り方に大きく影響するものです。

 私がビットコインとサトシ・ナカモトについて感じた違和感、何を伝えたかったのかについて、ご理解頂けたら幸いです。

 サトシ・ナカモトと、ほぼ当初から共同で進めたと言えるほどビットコインとの関係が深い人物ハル・フィニー

 しかし、彼は2014年8月28日に不治の病とされている筋萎縮性側索硬化症(略称: ALS)により、亡くなっているのです。
 この病、感染性の物ではありませんから、誰かが作為によってこの病気を発症させた、という線は考えにくいのですが、サトシ・ナカモトが未〇人だったと仮定して、、、、ハルが何年に亡くなるのか、当然知っているわけですよね。
 もっとも、ALSは遺伝性のものですので、遺伝情報により事前に察知できるかもしれませんが、、本人より先に、それを知り得るって事は無いはずです。

 ビットコイン、この概念がいかに危険な考えかについては、散々書いてきました。
 金融というシステムが始まって以来と言えるほどに、現行金融システムを破壊し、平等に富を分散しかねないこの大発明、その開発者は、かなりの確率で消されるでしょう、という私の見解。
 それ故に、サトシ・ナカモトは完璧なまでの人物像の秘匿がされています。(若干、完璧ではない部分もありますが、、後述予定)
 これにより、サトシ・ナカモトが誰なのかについては、未だに何ら手掛かりがありません。


 こんな事って、有り得るのでしょうか?。


 これほどまでに完璧な秘匿であるにも関わらず、ハルの存在は、いかにも雑に感じられます。
 もう個人情報なんて丸裸状態です。
 当然、サトシ・ナカモトと同様に危険な存在となるはずです。
 実際に、ハルが病気治療のために多額のビットコインを現金化した時には、匿名の脅迫電話や犯罪が行われたと言われています。
 そう、ハルは実名を公表しただけではなく、ビットコインの現金化もしているのです。
 それによって、奥さんの元へ脅迫電話がされたのですから、現金化した後の運命というものも、概ね予想通りです。
 
 さて、これだけ自身の人物像を綺麗に秘匿しているサトシ・ナカモトが、ハルの身に起こるであろう危険について、未処置だとは考えにくいのです。
 そこで私は、ハルが筋萎縮性側索硬化症(略称: ALS)により、2014年にこの世を去る事を、2008年時点でサトシ・ナカモトが知っていたのでは?、との仮説を立てました。
 そして、それは偶然を装って、サトシ・ナカモトとハル・フィニーはネット上で接触したのではないか、と。

 

 以前、サトシ・ナカモトは、イギリス時間とイギリス英語を使っているため、それは世界標準の物を使う事により、人物像、特に地域による個性を消そうとしていたのではないか、と書きました。

 厳密の厳密を言ってしまえば、サトシが寝起きをしていた時間を適正に評価するのであれば、イギリスより少し西側の地域に居れば、それは正常かもしれません。

 それは、丁度南米の東端付近、イギリスよりも少し西側辺りです。

 
 上記地図の中央赤線よりも、少し左側。

 それ故に、サトシが南米の麻薬密売人ではないか、との憶測も出たほどです。

 もし、この僅かな差異が、何かを目的としたのであえば、・・・・

 ハル・フィニーの寝起きの時間帯に、サトシはわざわざ時間を合わせた可能性もあります。

 そう、ハル・フィニーとビットコインを作り上げるのに、偶然を装うには丁度良い時間差でもあるのです。

 現時点で、筋萎縮性側索硬化症(略称: ALS)を感染させることは出来ません、感染症ではありませんし、遺伝性の病気です。

 

 つまり、作為によって、ハルを病気にさせる事は不可能ということです。
 しかし、未〇人であれば、当然ハルが病で亡くなることも知っていますし、それにより、ビットコインの開発者の一人、ということの危険性をかなり軽減できる人物と判断できるのです。

 

 これは、サトシがビットコインの共同開発者として、必要な条件だったはずです。

 それではここで、これまで書いて来た、ビットコインとそれに関係するものの時系列を整理してみましょう、そこから見えてくるものは、一体何なんでしょうか?

 
2008年9月10日
CERNのハドロン加速機(LHC)稼働開始

2008年10月31日
ビットコイン論文公開

2009年1月1日~
マンデラ効果(集団的な記憶違い)が報告されはじめたのは2009年から。

2009年1月11日
初めてサトシからハルへ、10BTCのビットコインが送られる

2009年9月
ハルの病気判明、ビットコインから撤退

2009年10月10日
サトシからハルへメールが送信されている

2010年2月4日
ハルが未来に向けたビデオを残す

2011年4月23日1540
サトシが、ビットコインから離れる、新しい事をすると言い残し

2013年7月6日
Winnyの開発者 金子勇が、急性心筋梗塞で死去、(43)

2014年3月14日
ニューズウィークが、ドリアン・ナカモトを掲載

2014年3月7日
私は、ドリアンではない」と、サトシから、三年ぶりのメッセージ

2014年8月28日
 ハル・フィニー没(58)


 このようになります。
 私は、この時系列を見ただけでも、かなりの違和感を感じます。
 このような謎解きをする際に、私は情報を一度整理して考察します。

 上記は、それに使用した、私の取材メモのようなものです。
 こうして見ると解りますが、サトシが初めて理論をネット公開した時点から、ハルが病を発症するまで、1年にも満たないのです。
 これは、ハルがサトシ本人である仮説を除けば、タイミング的には考えにくいほどの偶然に見えます。

 最近になって、ハル=サトシという構図を否定する証言が多く出て来ています。
 例えば、ハルとは別の人物がサトシとメールをしていた時、ハルはマラソン大会に出ていた、や、マイニング作業をしていた時や、複雑なメールや打ち込みをしていた時期に、ハルは既にキーボードを打てる状況にはなかった、など、様々です。
 それ故に、ハルが複数の人間でグループを構成し、サトシ・ナカモトは一人ではない、とする憶測も出て来るのです。
 
 私は、その発想自体は否定はしないのですが、とても大きな見落としがあると感じています。
 
 そこには、「謎のタイムスタンプ」と呼ばれる、不可解な現象の痕跡が残されていたのです。

 サトシ・ナカモトという人物像は、これまでのメール内容の濃さと反比例するように、人間的個性の薄いもので、人物の特定は極めて困難です。
 私は、この人物像の特定を困難にしているのは、勿論わざと作為したものだと感じています。
 それ故に、彼のメールを分析して、彼がイギリス人だとした結果に、私は異を唱えるのです。
 それが、サトシ・ナカモトが使用している言語も時間も、全て今現在「世界標準」とされている物を使うことで、地域も人種も特定できないように作為した、ということでした。

 まあ、ここまで徹底して、現在の世界標準に基づいてサトシ・ナカモトを演じる事が出来るのって、、、、だれ?、という部分なんですが、、、
 その前に、前回、一番サトシ・ナカモトとして候補に挙がる人物のお話しでつづく、となった訳ですが、この人物を解説します。

 ビットコイン、この通貨、というか概念とでも言いましょうか、それほどに2008年当時としては常人の考えが及ばないレベルの発明だったと言えます。
 そんな浮世離れした概念を、理解してもらうには、その分野に精通した人物の手助けが必要になるのです。

 このビットコインを、本当に初期から手助けし、発展させてきた人物がいます。
 それが「ハル・フィニー」という人物です。
 元々、コンピュータ科学者として高い能力を持っていたハルは、サトシ・ナカモトから初めてビットコインを送られた人物としても知られています。

 なんだ、そんな人物がいるのであれば、その人がサトシ・ナカモトなんじゃないか、と誰もが思います。
 この考察が、一番有力視されていましたし、そう思っている人も多いのです。
 しかし、このハル・フィニー、こうなります。

2014年8月28日 ハル・フィニー(58)

 ちなみに、サトシ・ナカモトの事実上最後のメール「私はドリアンではない」は、2014年3月7日ですから、時系列的には矛盾しません。 
 しかし、ハルの死因は病死です、聞いた事がある人も多いと思いますが、筋萎縮性側索硬化症(略称: ALS)という病気です。

 病名が、これである事が、この後、重要な意味を持ってくるのです。


 このハルとサトシ・ナカモトを同一視する人が多い中、私はやはり、この人物はサトシ・ナカモトではない、と考えています。
 ハルは、ビットコインをサトシ・ナカモトとネット上のやり取りだけではありますが、一緒に作った人物と言えます。
 しかし、4兆円ものビットコインを保有していると言われているサトシ・ナカモトが現金化しなかったことに対して、ハルは自身の病気の治療のために、亡くなる直前、かなり大きな金額のビットコインを現金化したと言われています。
 この時点で、既に、人間の匂いの薄い、完璧な偽装を作為出来るサトシ・ナカモトとはまるで毛色が異なる人物である、と私は感じるのです。
 最も、これだけの事業、実名を公表して参画しているのですから、その時点でハイリスクであることは言うまでもありません。

 、、、、、そうなんです、ハルは、最初から実名でビットコインに関与した人物なのです。
 それが、いかに恐ろしいことか、もうお分かりいただけると思います。
 
 それ故に、サトシ・ナカモトを未〇人と仮定して考えた時、このハル・フィニーという人物を選んだのが、果たして偶然だったのか、という疑問を私は持ってしまうのです。
 
 だって、協同で事業を展開した人物、当然その身に危険が及ぶって、解りますよね、未〇人なら。
 そして、その人物が危険に晒されるのであれば、最初から危険が及んでも大丈夫な人物を選びますよね、、、、ほら!。

 サトシ・ナカモトとハル・フィニーが、本当に偶然結びついたのでしょうか?
 私はここに、かなり緻密な計算による、人との結び付きを感じざるを得ないのです。

 つまり、サトシ・ナカモトは、2008年時点で、最初から2014年に亡くなる事を踏まえた上で、ハル・フィニーを選んだのではないか、ということなのです。

 ほら、段々サトシ・ナカモトが一体何者なのか、という推理が出来てきますよね。
 それでは、いよいよ、その人物像に迫ります。

 サトシ・ナカモトは、その残されたメール内容や時間帯、システム入力時に使用した癖などから、彼はイギリス人なのではないか、という仮説が立てられていました。
 しかし、私はもし、未〇人がこの時代の誰かになりすました場合、最も辿りにくい人物像は、全て世界標準に準じたものにしてしまう、という考えを、前回出しています。
 これなら、世界どこの人物か、特定が困難になります。
 なぜなら、彼は唯一のヒントである自分の名前を、日本人「サトシ・ナカモト」としているのですから。
 本当に、彼がイギリス人だと思わせたいのであれば、あそこまでイギリス時間、イギリス英語にこだわるのですから、名前もイギリスの最も平均的な名前にすれば良かったのです。

 それをせず、あえて名前は日本人時間帯と言語はイギリスとしたと考えるのが自然な事と感じます。

 ここまで世界中を騙していながら、全くその実像を掴ませることなく、ネットからも姿を消した人物。
 これまで、もしかしたらこの人ではないか、という考察は、様々ありました。
 私自身も、初めてサトシ・ナカモトの話を聞いた時、あの人かな?、と思った人がいます。

 金子勇さんです。

 誰だ、それ?、と思いますよね。
 それでは、「Winnyの開発者 金子勇」
 と書けば、ピンと来る人も多いのではないでしょうか。

 Winny、、、、もう、本当にこれのお陰で業務が止まりました。
 大騒ぎでしたよね、当時。

 このシステムも、無政府主義的な考え方とされました。
 このWinny、今でこそ一般的な考え方ですが、当時は一度にネット回線で送れるデータ量と言うのがそれほど多くはない時代に、このシステムを使うと、まるで人のパソコンが自分のパソコンのように扱えるほどの情報共有能力があったと記憶しています。
 それ故に、大騒ぎになったのです。
 何しろ、これをインストールしてしまえば、世界中のパソコン同士が情報を共有出来てしまう訳で、秘密にしたい情報も一瞬で引っこ抜かれてしまう訳です。
 それ故に、このソフトは犯罪なんではないか?、となり、金子さんは、その後逮捕されます。

 結局、世界を良くしようと頑張って作ったソフトが、犯罪者扱いされたのですから、ご本人としては憤った事でしょう。
 しかしこのWinny、なんとなくコンセプトがビットコインと似ていませんか?、という事なのです。

 詳しい方なら、キーワードが近いというだけで、Winnyとビットコインは何も共通していない、と言われます。
 もちろん、システム上の話ではそうかもしれません。 
 しかし、その時代にあって、全く噛み合わないほどに先進的な物を、無償提供してしまうところや、自身に金銭的メリットが無いという事実だけでも、性質は異なっていても、性格が似ている、と感じてしまったのです。
 実際、サトシ・ナカモトの活動時期と、金子さんの活動時期も似た物があります。

 ただし、唯一決定的に「別人」である、と言える部分があります、それは
 
2013年7月6日
Winnyの開発者 金子勇が、急性心筋梗塞で死去、(43)

 ということなのです。
 サトシ・ナカモトがネット上から消えた時期は

2011年4月23日1540
サトシが、ビットコインから離れる、新しい事をすると言い残し

 と、確かにこれなら、金子さんが生前に行える、と思えるのですが、実はその後、サトシ・ナカモトは一度だけネット上に書き込みをしたことがあります、それが

2014年3月7日0117
私は、ドリアンではない 

 なのです。
 これは、サトシから、三年ぶりのメッセージになります。
 3年も音信不通だったサトシ・ナカモトからのメール、、、何だ?、ドリアンって?、と思いますよね。

 実はこの頃、

2014年3月14日号
ニューズウィークにドリアンが掲載

 という事がありました。
 2014年にニューズウィーク誌の記者が大々的にサトシ・ナカモトの正体であると報道したのが、日系人エンジニアのドリアン・ナカモト氏です。


 え?、サトシじゃなくて、ドリアンじゃん、と思いますよね、ところがドリアン・ナカモト氏の日本時代の幼名がサトシだったらしく、これにより、大々的に報じられてしまい、遂にはサトシ・ナカモトにされかけた、という、、、、恐ろしい話なのです。
 恐ろしいですよね、ここまで私のブログを読んで頂ければ、それが如何に危険な報道であったのか、解りますよね。
 こんなの、確実に消されますよね。
 私が思うくらいですから、サトシ・ナカモト本人も、同様に考えたらしく、そこで沈黙を破りメールした内容が「私は、ドリアンではない」なのです。

 解ります?、これだけ緻密に世界標準を使って、人物像を秘匿し続けたサトシ・ナカモトが、現世の人物であるドリアン・ナカモトの安否を気遣い、否定するメールを公開したのです。

 最も、未来であっても、このニューズウィークの記事については確認出来るでしょうし、放置すれば当然何が起こったかは、未〇人であれば一目瞭然なわけですので、、、、。


 そして、もう一人、この人がサトシ・ナカモトではないか、という人物のお話しに入ります。

 

 サトシ・ナカモトは、日本円換算にして4兆円もの資金をビットコインで保有していると言われています。
 しかし、彼は一度も現金化をしていない、これが、サトシ・ナカモトを慈善家のように神格化している部分と言えます。
 前回は、最後に彼が、どうして自身で考え出したこの「ビットコイン」という仕組みで、少しでも金銭を得ようとしなかったのか?、について、その現金化の時期が「今現在」ではなく、「未来のいつか」としたことで、実はビットコインには大きな意味がある、と考察してきました。

 万が一、この4兆円を換金しようとすると、サトシ・ナカモトは一体どうなるでしょうか?
 
 ここで、サトシ・ナカモトの実情が判明することでしょう。
 現金化した瞬間に、サトシ・ナカモトを見つけ出し、暗〇しようとしている「金融を作った人」達によって消されることでしょう。
 そして、ようやくサトシ・ナカモトが誰だったのか、について、世間が知ることになるのです。
 しかし、4兆円もの資金があれば、さすがに「金融を作った人」達から身を守る事が出来るのでは?と思えますが、、、、。


 これは2019年1月21日 AFP通信の記事です。
「世界で最も裕福な26人が、世界人口のうち所得の低い半数に当たる38億人の総資産と同額の富を握っているとの報告書を、国際NGO「オックスファム(Oxfam)」が21日に発表した。」


 そして、「世界一の富豪である米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の創業者ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏の資産は昨年、1120億ドル(約12兆2800億円)」という事です。
 
 これを見て、4兆円という金額が、どんな程度かご理解頂けたと思います。
 決して少ない金額ではありませんが、世界の富を独占している人たちが、現在の金融態勢を保持し続けようとした場合、4兆円では太刀打ちできない事が解りますね。
 
 そうなんです、この最低でも26人の超お金持ちの人たちと、その関係している人たちが、サトシ・ナカモトなんて構っている場合ではない、というくらいの大参事や大事件でも起こらない限り、サトシ・ナカモトは現金化なんてしないでしょう。
 恐らく、このレベルになると、サトシ・ナカモトが自身のビットコインを現金化した瞬間に、世界線は大きく分岐してもおかしくないほどに、未来が変わってしまいます。
 
 では、サトシ・ナカモトの代わりとなる「誰か」が、現金化すれば良いのでは?、という考えが浮かびます。
 そうなんです、この辺を巧みに行えば、身バレしなくて済むのではないか、と。

 しかし、これはそもそも論ではありますが、「サトシ・ナカモトって、個人なの?」という疑問が、以前から囁かれていました。
 そもそもがグループによる計画的な行動だったのでは、と。

 確かに、一連の行動やメールのやり取りを見ていると、個人にしては行動が完璧すぎる、という違和感があります。
 もっとも、この部分も、私はサトシ・ナカモトが未〇人である一つの要因としているのです。

 彼が残した痕跡は、今でも辿る事は出来ます、記録にほぼ全て、残っているからです。
 なぜなら、サトシ・ナカモトという人物は、過去にメールという自己表現以外のツールを、使った事が無いからです。

 そうなると、皆さんも思うのではないでしょうか、そのメールの内容で、サトシ・ナカモトの人物像に迫れるのではないか、と。
 これは、みんな同じく考察した様子で、このメールの中身とメール送信時間から、彼の人物像に迫って見ると以下のようになります。

〇 メールやプログラミングに使用されている英語は、イギリス英語の癖がある事。
〇 メール送信時間は、日本人であれば、真夜中に行動する人、アメリカ人であれば、かなり早起き、イギリス人であれば朝遅く起きて、夜遅く寝る人

 なんだそうです。

 、、、、さて、それであれば、唯一のヒントとなる、彼の名前「サトシ・ナカモト」という物が、意味を成さなくなってしまいます。
 彼が日本人名を使用するのであれば、最初から日本時間を偽装すれば良いのですから、わざわざ身バレしそうな「イギリス」というキーワードを示す必要なんてないのです。

 (ここも伏線と言えますが、、、)

 私は、この推理は良いセンスだな、と当初は思っていました。
 しかし、ここには重大な抜け穴があることに、皆さんは気付いたでしょうか?

 それは、彼が使用していた時間と言語が「2009年当時の世界標準である」という点です。

 彼が、日本人のフリをすれば良い所を、それをせず、わざわざイギリスを用いたのか、それはまず、、、

 この時代の日本人を、中途半端に真似ることで、自分が未〇人であることがバレないよう、世界標準時(グリニッジ標準時)を使用し、一切のクセのない、この時代の一番標準的な言語で彼は2008年にネット上に現れた、というのが、私の解釈なのです。

 当然、コンピュータの言語も含め、一番標準的な、そして基準となる物を使用していれば、詮索のしようがない、という匂いがするのです。
 もう一つ、あるとすれば、時間に関して言えば、CERNのある場所との時間が、非常に近似している、というのも挙げられますが、そうすると、彼は現世のCERNに居て、活動をしていたことになります。

 このブログの前後を考えれば、十分に有り得ることです。
 
 CERNと世界標準時の時差は1時間で、サマータイム中でも2時間ですから、これはアメリカや日本よりも現実的な時差といえます。
 もちろん、サトシ・ナカモトが世界の何処にいても、これを狙って時間をズラしてメールを送っている可能性はありますし、メールの出所自体は、どうにでも操作可能ですから。

 実際、彼が何時に起きる事が健全と考えているかも解りません。

 例えば、夜中の2時に寝て、朝8時に起きるなら南米のリオネジャネイロ付近ですし。

 ただ、なんとなく、ですが、アメリカ人のパソコンが好きな人の時間に、合わせてあげている、という感じもするのです。

 さて、唯一残されたメールから考察したサトシ・ナカモト像ですが、ここまでの状況証拠では、彼が作為して自分を世界標準にしていたのか、本当にイギリス人だったのかは、証拠としては不十分です。
 
 ですので、サトシ・ナカモトを、2009年当時から見て、候補者がいないか、という点から深堀してゆきたいと思います。

 サトシ・ナカモトは、ビットコイン理論を初めてネット上に公開した時期と、CERNのLHCの運用開始時期が、極めて近い、という事実、そして、その時期を境に、マンデラエフェクトが発生し出した、という事実。

 これらを総合し、私は、サトシ・ナカモトが「未〇人」ではないか、という仮説を立てました。
 
 もちろん、荒唐無稽な話ではありますが、そのタイミングや状況証拠については、これまで書いて来た通りです。

 それでは、最後に、ビットコインの現在の状況から、更に「未〇人」である考察を深化させて行きます。

 そもそも、ビットコインが誰からも改竄出来ないようにした仕組み、マイニングについて、このマイニング報酬はビットコインによって支払われますよね。

 この報酬は、半減期があることから、過去にも、2012年は25BTC、2016年は12.5BTC、2020年は6.25BTCと推移しています。
 逆に言えば、一番最初のマイニング報酬は満額支払いですから、当然、運用開始直後にマイニングを行っていた人、つまりサトシ・ナカモトのマイニング報酬は、自分で受け取っていたのですから、当然今のBTC(ビットコインの単位)に換算したら、とんでもない金額になります。

 もちろん、この金額を知っている人はいません、あくまでも試算上の話ですが、100万BTCくらいはサトシ・ナカモトは保有しているのではないか、と言われています。

 100万BTC、、、、日本円に換算すれば、4兆円、、、、、それだけ持っていても、サトシ・ナカモトは全くビットコインを現金化していないのです。

 私は、ここに彼の現代人としての浮世離れした側面を見た気がするのです、つまり、その行為も発想も「未〇人」のようだと。

 人々は、サトシ・ナカモトを無政府主義者や、慈善事業を行う人のように考えているようですが、私は少し違った考えを持っています。

 なぜなら、慈善事業を行いたい人物が、マイニングに報酬を付けて運用を加速させる、という発想にはならないだろう、と感じるからです。
 このビットコイン理論の裏には、やはり多額の儲け、というキーワードは存在しているように感じます。
 では、どうしてサトシ・ナカモトは4兆円ものビットコインを現金化しないのでしょうか?

 答えは簡単です、、、、現金化するのは、今ではない、という事です。

 そう、現金化は更に未来に行う、それもある目的のために。

 笑う人もいるでしょう、、、、私の理屈と言うのは、少し飛躍しているように感じると思います。
 しかし、私の分析眼が、これは一般論とは異なる、と今回も示しているのです。

 なぜ、そんな事を言うか、と言えば、本当にサトシ・ナカモトがこの仕組みでお金儲けを考えていないのであれば、ビットコインに拘る必要はなかったのです。

 よく考えてみましょう、何回か前に書いた元特攻隊員の内村健一さんが考え出した「ねずみ講」、結局この仕組みも今では違法とされています、しかし、完全に無くなったのでしょうか?
 それはマルチ商法という抜け穴を作って、現在でも行われている仕組みです、原理自体は残っているのです。

 では、ビットコイン理論が優れたものだとして、第2のサトシ・ナカモトになれば、誰でも大儲けできるでしょうか?
 、、、サトシ・ナカモトは、4兆円相当のビットコインを保有しているのですから、この仕組みを使って、新しいビットコインを次々と作ればよいのでは?、って思いませんか?

 そうなんです、実際に日々、この仕組みを使った新しいビットコインのような仮想通貨は生まれ続けています、、、、ねずみ講のように。

 でも、気付きましたか?

 ビットコインと同じように、軌道に乗った通貨は、ごく一部に過ぎません。
 現在でも日本の場合、金融庁の厳正な管理下でなければ、この仮想通貨というものは現金化も投資も出来ません
 2017年4月1日に、世界に先駆けてこの日本で仮想通貨に関する重要な法律が施行されました。
 それが、初めて仮想通貨に関する規制を盛り込んだ法律「改正資金決済法」です。
 これにより、日本国内では、取引自体は正式なものとされたものの、金融庁への事業者登録義務が定められました。


 もちろん、扱える仮想通貨(暗号資産)も、限定的です。

 ぼちぼち、気付きましたよね

 サトシ・ナカモトが、仮にこの仕組みを世に出したとしても、結局ビットコインが最初であった事が重要なのです、最も古い仮想通貨、このビットコインを保有している事が、サトシ・ナカモトにとって一番重要なことなのです。
 他の仮想通貨を持っていても、結局換金できなければ意味はありませんし、財産とは言えません。

 これが、サトシ・ナカモトが慈善事業で始めたのではなく、明確な目的を持って行った理由です。