01061
少しだけ、早く眼が覚めた朝、寒いので散歩には行かなかったんだ。これが夏なら、行ってるなーなんてそんな風に想いながら熱い珈琲を、飲みながら新聞に眼を通した。気になるニュースは特に、ない。
素敵な夜を、過ごしたって、悲しい夜を過ごしたって、世界は、何も変わらない朝を迎えるんだ。って、
想ったらなんだか、少しだけ嬉しくなったんです、僕。少しだけ朝から嬉しくなってしまったので、
今日は電車の中で、隣に座った人にガムを1枚あげようか、なんて想ったんだ。だけど、結局、電車に乗って音楽を聴いていたら、満員電車になっちゃって、みんな窮屈そうにしちゃってるもんだから、ガムを渡しそびれてしまったよ。どうしても誰かにガムを渡したい。なんて想ったので、朝1番に話をした人にガムをあげようかなんて、想って、ずっとポケットにガムを忍ばせています。今も、僕の右のポケットにはチューインガムが入ってる。僕の温もりで、暖かく、なっているんだ。今か、今かと、自分の出番を、待っている役者がここに、いるんだけど。まだ、僕は誰とも話しをしていないので出番はない。どうしよう、一番最初に、話す相手が鳥だったら、鳥ってガムは食えるのかな。いや、食えないだろう。いやいや、その前に僕は鳥と会話は出来ないので、ダイジョウブだ。なんてヒトリそわそわしている朝なんです。
僕の右ポケットの、チューイングガム、貰ってくれませんか?
01060
ズブロッカを、飲みながら、少しだけ君の事を、想おう。
肌寒い夜だけど、ベランダで、月でも眺めながら、ぼんやりと。
そんな風に、想いながら僕は今、パソコンに向かっているんだ。
夕食を作って、猫と一緒に食べてた。風呂だってもう出来上がっている。洗濯も、今、フル活動中だ。
今夜は、特別な夜ではないけれど、僕にとって、特別な夜にしようと、想うんだ。
ゆっくり静かに、君の事を、想う夜に。出逢って、過ごした想い出と、これからの僕らの未来について。
ヒトリで、想像したって悪くない。横に猫が気持ち良さそうに眠っていてくれれば、完璧なんだ。
テレビなんか消しちゃって、音楽だって消しちゃって、部屋の灯りも、最小限にしかつけなくて、
静かに、ゆっくり特別な夜を、これから過ごそうと想います。残り、3時間の今日に乾杯。


