夜明け前。 -282ページ目

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秋の長い夜。



もう、すっかり秋なんて呼べないのかもしれない、冬の夜って言ったって間違いじゃないんだ。

いつから、いつ、秋と冬の境だったんだろうと、ヒトリ考えてみたって、そんなのわからないんだ。

暦の上でしか、その境なんてないけれど、実際は、きっとそうじゃない。そんなに割り切れるもんなんかじゃないって事。何にしたって、そう想うんだ、僕はね。

きっと、今夜が最後の秋かもしれない。いや、もう、冬の最初の夜かもしれない。

そんなどっちでも良いような事を考えながら、僕は葡萄を口に運ぶ。ぼんやりと、君の事を想いながら。

今頃、きっと夢の中にいるであろう君と、この葡萄を一緒に食べたいな。なんて、想いながら過ごしているんだ。









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今の僕の気持ちと、

同じ気持ちに、なって欲しい。


今の僕の気持ち、わかるかい?







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純粋ってヤツが、もう二度と僕の心に戻って来なくたって、いいやって想うんだ。