夜明け前。 -265ページ目

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photograph By : Never Brand







寒い、寒い金曜日の夜、僕らは、裸になって、肌を、重ねる。



もっと、もっと、僕を欲して。

もっと、もっと、僕を誘惑してごらん。ほら、ちゃんと僕の眼を見て、言ってよ。

恥ずかしがってたら、触れてあげないよ。君の、唇も、君の頬も、君の太腿も、君の大切な部分も。

君の身体全て、を。

もっと、感じて欲しいんだ、僕を。

もっと、もっと。




ねぇ、もっと、感じたいんだ、君を。

もっと、もっと。









01118







僕らは、一緒に夢を買った。

僅かな夢を、一緒に語り合えるのって、最高に幸せじゃないかなって、想うんだ。

何に、使うかだとか、どうしたいだとか、夢を語って、一緒に笑いながら、少しの間過ごせる。

今年も、君と一緒に、宝くじ、買ったんだ。






夢を、分かち合いたいね、一緒にさ。













宝くじで、君と一緒の夢を語れるんだから、最高じゃん。






01117





クリスマス・イヴまであと10日。

クリスマスまで、あと、11日。




もう、すぐそこまでサンタさんが、来ているよ。

もう、すぐそこまで、トナカイが、走って来てるんじゃないかなって、想うんだ。

僕の夢を、乗せて。今夜も、どこかの空の上を、勢い良く駆けてるんじゃないかなって、ね。















僕らは、きっと、叶わない約束をしているのかもしれない。

でも、約束って、良いなって、想うんだ、僕はね。

例えば、一緒に旅行に行きたいだとか、来年の桜も一緒に見ようだとか。また、夏の海を、見に行こうだとか。紅葉の季節にはドライブに行こう。だとかさ、もしかしたら守れない約束かもしれない。それでも、僕らは約束をしてしまう、増やしてしまう。だって、約束と言う名の、希望だから。






叶わない約束だって、僕にとっては、大切な希望であり、大切な想い出に、なるんだ。