01112
君と、一緒に海を見たいと、想っているんだ。
君が作った弁当なんか一緒に食べちゃってさ、珈琲なんかも、飲んじゃってさ。
きっと、僕らは、時間を忘れる位に、話に夢中になったりしちゃってさ、夕焼けの海を眺めながらもう、寒くなってきたね、なんていいながら車に乗り込んで、また話をしたりして。君がぼんやり海を眺めている姿をカメラに収めたりさ。気ままな時間を、一緒の時間を、思いっきり楽しめそうだなって想うんだ、僕は。
時々男と女を意識しちゃって、急に無口になってみたり、大笑いしながら、兄妹みたいにじゃれあったりして、きっと何にも、言わなくたって、君と僕は繋がってられるような、気がするんだ。
きっと、君と一緒に海を、見たら、思わず涙が零れ出てしまっても、気にせずに過ごせるんじゃないかなって、想うんだ。悲しい想い出も、海水と一緒に、遠いどこかに、流れていくような、気がする。君と、一緒に海を、見たい。物悲しい冬の海を。


