夜明け前。 -193ページ目

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君の声。遠くにいる君の、声。だけど、物凄く近くに感じた。まさか、かかってくるなんて想ってもいなかったから、物凄く嬉しかったんだ。早く、逢いたいね。もうすぐ、逢えるね。金曜日まで、あと、3日。

早く君に、逢いたい。早く君に、逢いたい。ただその想いだけで、きっと3日、過ごせるような気がするんだ。

めんどくさい仕事だって、退屈な夜だって、乗り越えられると想うんだ。ね。君も、そうだろ。









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終わりなき恋に、賭けてみようとは、想わないけれど、

終わりなき恋が、今、ここにあるのだから、そっと寄り添ってみようかなって想うんだ。







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僕はいつだって、僕を隠してるって、誰かが言ってたっけ。僕はちゃんと見せてないって、言われたっけ。ずっと頭の中で、隠してる。って言葉が浮かんでは、消えて浮かんでは、消えていた。隠す事なんか、何もないってのに。見せたくないトコロなんか何もないってのに、でも、きっと僕はちゃんと無意識に隠してるんだろうなって、想ったりもしたんだ。ちゃんと、見せたい。僕を。ちゃんと、見て欲しい、僕を。









君だって、きっと何か隠してる。僕に、ちゃんと見せて欲しいんだ。君の全てを。静かに、ゆっくり聴かせて欲しいんだ。君を。急がなくて良いからね、僕はいつだって待ってるんだ。君を、ちゃんと焼き付けるまでは。そうやって、きっと僕らは、ゆっくりゆっくり溶け合っていくんじゃないかなって、想うんだ。ひとつに、なっていけるんじゃないかなって、そう、想うんだ。





言葉を。時間を。ヌクモリを。君と。