新年明けまして
おめでとうございます


あわせて

令和六年能登半島地震で

被災された皆様に、

心からお見舞い申し上げます。

どうか一日も早く

心穏やかになられますように、

切にお祈り申し上げます。


この後の一年が、

皆様に取りまして、

稔りと幸多きものとなりますよう、

重ねて

お祈り申し上げます。


珠洲市 徳保の千本椿



前々回、前回と続けて、

皆様からは、

いろいろなご意見、

お話をお聞かせ頂きました。


心より、

厚く御礼申し上げます。


メールで頂きました方々には、

お返事が大変遅くなり、

真に申し訳ございません。

順次お返事を送らせて頂いております。

どうぞご勘弁下さい。


さて、

メールのやり取りをしておりますと

裁判をするべきでしょうか?

というお話になることが多く、

また重ねて、

賛否両論いろいろお聞かせ頂きました。


やはりね、

イジメ

ハラスメント違いを、

理解していない人が

多くいらっしゃいます。


もう一度簡単に説明しておきます。

イジメは、

相手に危害を加えるのが目的の行為。

傷害罪か傷害罪の可能性が高い犯罪です。


ハラスメントは、

受けた側が感じる迷惑行為。

限度を越えるような行為が重なって、

結果的に、

危害を加えたことなった場合は、

傷害罪に問われることもある。


なので、


私個人としては、

以前から申し上げておりますように、

彼女の自殺に関する、

パワハラの実体を解明するのなら、

裁判をするべきだと

思っています。


が、


それは

ご遺族が判断される

ことですからね。

ご遺族のご事情もあるでしょう。


その会見を受けて、

歌劇団側からは、

再調査を行う意向が発表されました。


歌劇団の調査報告書が、

どう書き換えられるのかは判りませんが、

とにかく、

ご遺族が求められる

パワハラがあったと劇団側が認めるまで、

調査が続くことになるでしょうね。


パワハラを認めたから

終わりってことは

ないですからね。

認めたら、

そのパワハラが罪になるかどうか?

最後まで争うことになるのか?

そうなれば

裁判も長期化することになります。

いずれにしても、

ご遺族のお考え次第です。


パワハラを行ったとされる団員にも、

処分やパワハラ認定に、

不服があるかもしれないでしょう?

一方的に糾弾するわけには、

行かないですからね。


ですから、

部外者がやかましく、

また簡単に『認めろ!』

などと言えることじゃないんです。


前回の遺族側弁護士の会見では、

団員の答えた内容について、

虚偽があるなどの指摘は、

無かったのですから、

団員への再調査は、

見送られるかもしれません。


もしまた、

宙組生全員も再調査となれば、

団員への心的負担が

さらに大きくなるでしょうし、

舞台にも半年以上立てないだけで無く、

その後の活動さえ見通せないのですから、

ご遺族にも、

遺族側弁護士にも、

何らかのご配慮を願いたいですね。


ことに、

初舞台を終えたばかりの団員たちは、

おそらく無関係でしょうし、

いくらご息女が自殺されたとは言え、

関係の無い者の未来まで、

左右する権利はないと思います。

ご遺族もきっと、

そんな影響を及ぼすことは、

不本意でしょう。


そんなことの判断は、

歌劇団の裁量であるとお考えでしょうが、

現状の報道やインターネット上での

暴論、偏向報道を鑑みますと、

劇団側から、

宙組生の舞台復帰について、

言い出すことは出来ないでしょう。

何しろ、

全く関係の無い部外者たちに、

謹慎中に追い込まれている状態ですからね。

謹慎中の人間の発言が、

認められる訳がないでしょう?


本当にねぇ……

前回の

遺族側弁護士の会見で、

団員への言及が無かったのは、

非常に

残念でした。


宙組生たちも、

未来があると信じればこそ、

調査に協力し、

正直に話したのだと思います。


遺族側弁護士からは、

公演中止を望まない

という発言もありましたが、

ことのついでに

言うことじゃないんですよ。

中止を望まないのなら、

言い方が違うと思いますよ。

遺族側の弁護士さん。


でもまぁ何も考えずに、

そんなもの

『劇団が何とかしろ! 』

という愚か者が、

現実にウンカの如くいらっしゃいます。

しかしそれは、

素人考え

あるいは

無責任な戯言

というもの。



だってねぇ、

パワハラ過重労働公演は、

分けて話をすることが

出来ないんです。

1人で

やってんじゃないんですよ。

役者だけじゃなくて、

裏方スタッフさんもいる。

ベテランもいれば、

初心者もいるんです。


なので、

とにかく歌劇団側は、

他の公演を続けて行くためにも、

パワハラ

過重労働分けて

提示してきたんでしょう。


理由は簡単です。


過重労働は、

時間を調整すれば、

とりあえずは解決します。

一方のパワハラは、

先ほども簡単に説明しましたが、

人間関係で、

あるいは個人の能力で

左右されますから、

いくらガイドラインを設定したり、

教育や指導をしても、

完全に無くすことは不可能です。


受け取る側の

気持ち次第ですからね。



メールを頂いた方の中で、

よく勘違いなさっていたのは、

パワハラ=上級生の叱責だと

限定されているんですね。


しかし、

遺族側弁護士が訴えているのは、


能力以上の過大な要求

をされるから、

それが過重労働に繋がっている。


という構図なんです。

能力以上の過大な要求

というのが、

厚生労働省が定義する

パワハラの項目に当たるんですよ。


ご遺族としては、

上級生の叱責が、

自殺の最大の要因とお考えのようです。

もちろんこれも、

度が過ぎれば

パワハラになる可能性があります。

あくまでも可能性であって、

確実ではない。

一方、

遺族側弁護士の方は、

過重労働をメインにしたいようです。

まぁ、

今まで過重労働を

専門的にしている方のようですからね。

訴えるなら、確実な内容と言えます。

なので、

ご遺族側にも

微妙な温度差があるように感じますし、

劇団側とも温度差がある。

このままでは、

三者は平行線のままでしょうね。


先ほど、

過重労働は、

時間を調整すれば解決する

と申し上げました。

これは厳密に言うと、

企業と雇用関係を結んだ社員、

つまり、

一般的に言う

サラリーマンの場合を基本に、

想定したものです。


宝塚で言えば、

研究科5年生以下の団員と、

社員として働いている

スタッフさん達が対象となります。


なので、

それ以外の出演者、

個別に契約を結んでいるスタッフは、

基本的には、

過重労働の対象にはなりません。


遺族側弁護士の最初の会見が開かれた時、

役者の過重労働について、

随分と突っ込んだことを

話し始めたもんだなぁ…… と感じ、

本当に、

そんな線引きが出来るのか?

怪しみもしましたし、心配もしました。


裁判になれば、

その判決は、

おそらく全世界で驚かれる

画期的なものだったでしょう。

おそらく

線引きは不可能ですから。


それは、

役者という職業が

個人の能力によって

成り立っている仕事だからです。


他に例えるなら、

職業ではありませんが、

オリンピック選手が適当でしょう。


個々の能力が違う選手の練習量を、

とにかく管理して

一律にするということですからね。

それで

オリンピック選手が育つかどうか?

はたまた、

記録を次々に更新できる選手に

なれるかどうか …………


皆さんは、

それで才能や能力が開花したり、

より進化発展すると思われますか?


普通に考えても、

練習量を一律にしたり、

制限することで、

個々の選手の能力の差が、

埋まることはないでしょう。


結局は、

各選手の裁量に任せるしかありません。

当然なんですよ。

みんな

同じ才能や

能力じゃないんですから。


オリンピック選手なら、

まだ他の道を選ぶことも出来ます。

というより、

才能が開花しなかったり、

能力が伸びなければ、

代表選手に

選ばれることもありません

それに、

基本的には個人プレイですからね。

調子が良くても、悪くても、

それは本人の責任です。


オリンピックは

4年に一度ですから、

各種目の決勝戦にピークがくるよう

調整できれば良いでしょう?

というより、

それが調整できないと困りますよね(笑)


しかし舞台役者は、

毎公演が

オリンピック決勝戦です。

しかも宝塚歌劇の場合は、

出演者全員が、

個人種目、団体種目のどちらにも、

多種目に出場しなければなりません。

役者だけでなく、

演出家を始め、

裏方スタッフ全員が、

その多種目に、

決勝戦態勢で対応しなければなりません。


同じ役者でも、

映画やテレビの映像だけに出る役者ならね、

カメラの前に立つ時だけに、

ピークを持って来れれば良いんです。

それも難しいことなんですよ。

でも、

よほどの作品じゃない限り、

多種目に出る必要がありません。

なので、

映像専門の役者は、

舞台に立つのは難しい。

まぁ、出るだけで良いなら、

素人でも出れますからね。

別に映像専門の役者が、

ダメな役者だということじゃないですよ。

念のため。


でね、

どっかの愚かな記者が、

できませんとは言えない

異常な状況

などとアホなことを書いていましたね。

もし、

日本代表に選ばれた選手が、

できません』となったら、

それは他の選手に替わるしかありません。


出来ない役者は、

出来る役者に替わる。


これは宝塚歌劇団に

限ったことじゃなくて、

他のどんな仕事でも同じでしょう?


というより、

ちょっと冷静に考えてみて下さい。


できません❗️

なんて言わなきゃならない

仕事の方が異常でしょう?


『できません!』って

言わなきゃならないのは、

どう考えても不可能なことを言うから、

断る言葉なんでしょう?


サラリーマンが言うとすれば、

談合やインサイダー取り引きと言った

法を犯すような仕事だったり、

3日間で20万人に電話をかけろ!なんて

振り込め詐欺だったりすれば、

そりゃ大きな声で

できません❗️

でしょう(笑)


でも


オリンピック選手も、

舞台の役者も、

サラリーマンではないですからね。

ましてや、

法を犯すような仕事をすることも

ありません。


その難題に、

挑戦するか否かを決めるのは

本人の判断です。

また

不可能かどうかを

判断するのも本人です。

他人や外部が、

内容を想定したり、

指図するものじゃない。

オリンピック選手や

舞台役者は、

個人才能能力

見せる仕事ですから。


至極当然のことを言いますが、

その要求が、

過大であるかどうかは、

当事者の才能や能力で変わるものです。


先ほども書きましたが、

舞台には、

ベテランも初心者も、

一定のレベルで立たなくてはなりません。

無理なら辞めるしかない。

それがプロの役者の仕事です。


例えば、

羽生結弦 選手に対して

そのジャンプは無理だ!

止めろ! なんて

全くの素人が言いますか?

まず誰も言わないでしょう?


おそらく羽生選手は、

私達の想像を絶するような

過酷な練習や

日頃の鍛練を行っているでしょう。

それをね

あなたは過重労働ですって、

練習を削減するように強制できますか?

きっと、

そんなことを言い出す愚か者は、

いないでしょう。


これって、

認識の差なんです。

自分が出来ないことを認識しているから、

止めることが愚かだと理解している。


私が、

前回の遺族側弁護士の会見で、

パワハラだとされる15件の項目を

見ていて、

どうにもこうにも

気持ち悪さを感じたのは、

認識の違いばかり

並んでいたからです。

どう読んでも

コミュニケーション不足にしか思えない。

プロの役者の話じゃない。


この15項目以外にも、

やれ、稽古着に費用が掛かるだの、

アクセサリー作りが大変だの……


そりゃまぁ大変でしょうけど、

そこまで含めて、役者の仕事でしょう?

やっぱり認識が違う。

本当に、

自殺した彼女が、

そんなことを考えていたのかも

判りません。


内容だけを読んでいると、

結局は

遺族側弁護士も、

ネット上の愚か者たちも、

舞台役者については、

全く無知な人々なんですよ。


そんな人々が、

聞いた情報だけを材料に、

自分たちの

尺度だけで判断している。

さらにそれが

正しいことだと押し付けている。


これは

ハラスメント

です。


今年、

礼真琴が『1789』を休演した時、

どこかのアホ雑誌が、

重病説を勝手に流しました。


一体どうやって裏付けを取ったのか?

実際は、

車椅子で移動したってことだけでしたが、

その程度で重病説はオーバーでしょう(笑)

ストレッチャーに載せられて、

酸素吸入でもしながら運ばれたなら、

『それは大変! 』でしょうけどね。


で、


とにかくそれを読んだ

文春の回し者のような愚か者が、

重病なら、辞めて治療しろ! 

なんてことをブログに書き始め、

『礼真琴は重病』だと大騒ぎしてましたね。

他の大勢の愚か者も、

代役は何のためだ!

などと勝手なことを言ってましたっけ?


それで、

暁千星らが代役公演をすれば

代役を観に来た訳じゃない!

と文句を言う輩が出て、

礼が復帰すれば

あれは録音だ!

口パクだ! 

言い掛かり

をつける……


休演してた人間が、

いつ口パク用の録音をしたんです?

前もって録音してたなら、

急遽休演までする必要がないでしょう(笑)

で、

『ポリープになったことがありません』

と礼が発言すれば

そんなもん信じられるか!

証拠に診断書を出せ!

などと言いたい放題。


よくもまぁ、

そんなことを書ける人間がいるのかと、

心底呆れました。


これは

ハラスメント

じゃないですかね?

これがハラスメントでないのなら、

むしろ

その証拠を見せて欲しい


代役公演をすることになれば、

役者だけでなく、

裏方、スタッフさんも、

時間外労働を強いられたでしょう。


代役公演だけじゃなくってね、

初日や千秋楽の

度を過ぎたカーテンコールは、

過重労働じゃないでしょうか?

それとも

サービス残業なんですかね?


本当に、

あなたはファンですか?


私は、

報道や週刊誌だけの情報を元に、

歌劇団や団員を一方的に糾弾している

愚か者たちを、

イジメをする者=犯罪者だと

思っています。


宝塚に住んでらっしゃらない方々には、

ご存知ないことでしょうが、

彼女が自殺をして以降、

大劇場周辺から、

自殺の現場となったマンション周辺一帯で、

警備員や警察車輌を見かけることが

明らかに多くなりました。

特に、

宙組の公演が

再開されるかもしれなかった日や、

雪組公演の初日には、

明らかに異様な雰囲気でした。


聞くところによると、

10月の半ばくらいから、

脅迫めいた

メールや手紙、電話が、

ひっきりなしに歌劇団にあったそうです。

近隣がパニックになったり、

迷惑がかからないよう、

警察とも連携をしていたそうですが、

またアホな報道機関が

勝手に、

そんな情報を流しましたね。


さらにそれを読んだ愚か者が

劇団が

毅然とした対処を

しないからだ!

と、的外れなことを言う……


それじゃ、

どうやってそんな犯罪者に対処します?

犯罪者が出てこない方法があるなら、

ネットで吠えてないで、

警察に教えて上げてください。


吠えてるあなたの声で、

寄って来た野良犬かもしれないんですよ。

犯罪者は。


と思うまま、

愚痴をダラダラと書き連ねました。


歌劇団が

改めなければならないところも、

沢山あるでしょう。

特に裏方スタッフさんの多くは、

サラリーマンですからね。

給金が支払われないなんて言語道断。

『企業の甘え』と指摘されるのは当然です。


しかしそれと、


役者が精進するのとは別の話です。


以前、

私は以下のような内容を書きました。


俳優という職業は、

上手い下手は別にして、

誰にでも簡単にできる職業です。

が、

続けて行くには

『人生を担保にしなければならない仕事』

です。

働いたからと言って、

それが確実に収入となる

職業ではありません。

むしろ、

収入にならない『鍛練』に

費やす時間の方が長い職業です。


何の保証もなく、頼れるのは

『観てくれる人』= ファンしかありません。


それでいながら、

ファンというのは実に勝手なもので、

ファンになるのも、

辞めるのも自由。

俳優を

『死』へ追い詰めることもあるのに、

責任を取ることは一切ありません。


本当に、

ファンというのは極めて横暴な

暴君です。


そんな

暴君を相手にするしかないのに、

どうして

役者、芸能者になる理由があるのか?

私には判りません。

が、

きっとあるんでしょう。

それを知るために、

みんな

命を削って精進を重ねているはずです。

叶うものなら、

そんな命懸けの仕事をしている人たちを、

私はずっと見守っていたいですね。



毎度、

長文を読んで頂き、

真にありがとうございます。


末筆ながら、

本年も御贔屓を賜り、

心より感謝を申し上げます。


2023年も、

あとわずかとなりました。


来る2024年が、

皆様にとりまして、

素晴らしい一年となりますよう、

お祈り申し上げます。


このブログは、

文春ではないので、

遺族側弁護士の会見に合わせて

書いている訳ではありません。

あれ?

文春のために会見をでしたっけ?

まぁどちらでも良いですが、

たまたま前回の投稿は、

弁護士の会見と

重なってしまったようです。


で、


前回の投稿を読んだ知人が、

どうしても、

今回の遺族側弁護士の会見を見て欲しい

などと言いながら、

我が家に押し掛けて来ました。


で、

物好きにも、見たんですけどね……


うーん……

どうにもこうにも、

私には『嫌な』部分が

チラチラ透けて見えてしまって、

ドンヨリしてしまいましたね。


何かの番人と呼ばれているそうですが、

まぁ仕事なんでしょうね。


今回の投稿で申し上げることは、

全て、

遺族側弁護士の会見を聞いた、

私の感想です。

自殺した彼女の

ご遺族のご主張を

否定したり、

誹謗中傷するものでは

決してありません。


また故人のことは

『彼女』で統一しています。


また、今回も相当長文です。

とりあえず、

必要がある内容は

書いておきませんとね。

『判らんのなら、どっかで調べて来い!』

なんて無責任なことを

書くつもりはありませんので、

どうぞご了承下さい。


また、ネット上で公開されている

彼女の

LINE画像や火傷の痕の画像を

使って説明しています。

どうぞ

ご注意の上、ご理解下さい。


さて、

今回初めて、

ご遺族の代理人弁護士さんを

拝見致しました。

後半の饒舌さに比べて、

かなり『ゴホゴホ』とたどたどしい

語り口から始まりましたね。


で、


内容を聴き始めて、

とにかく『何か』違和感がある。

恣意的な表現、

言葉の入れ替え、

不穏当な言葉の選択、

矛盾点の無視など……


『何か』の違和感が、

最終的には、

『強烈な違和感』

になっていました。


まず、

今回の会見で最も重要だったことは、

調査報告書の内容に、

解釈の違いや認否の違いがあったものの、

どこかの部分に嘘や

事実と異なる内容があるなどの

指摘が全くなかったということです。


『不十分』という表現は、

ご遺族側からの主張に対して、

劇団側が、

十分に応えていないという意味で、

劇団員の回答や話に対し、

虚偽があるなどとは指摘されていません。


ご遺族のコメントに

『勇気を持って、よく話してくれた』

という団員に対する

感謝の内容がありましたね。


劇団側弁護士の調査報告書に対して、

インターネット上や

テレビを始めとする報道などで、

団員が真実を話さないのではないか?

劇団側弁護士が忖度しているのではないか?

という疑いが、

やかましく、無責任に、

何度も垂れ流されていましたが、

そんなことが

なかったと証明されました。


60何人に聞いたって言うけど、

『どうだった?』って聞いて、

正直に答えられますかね? 

ウソを言うと思う、私だったら。

12月3日放送

読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」で

放送された発言から抜粋。


などと上沼恵美子さんは、

テレビで話しておられましたが、

一体どんな責任を

取られるのでしょうか?


個人の考え方の問題ですからね。

そういう考え方をする人なんでしょう。

謝罪しろとかって話じゃないんです。


公共の放送で発言した以上、

事実と違うことを

話してしまったんですから、

事実は、

同じ分量の時間を使って訂正しないと、

放送倫理に反するのではないでしょうか?

まさか、

視聴者みんなで忖度して、

何もなかったことにするのでしょうか?

同じく、

そんな疑いを、

ネット上で公開されていた皆さんは、

どんな責任を取られるんでしょう?


ご遺族の謝意は、

文章の代読で伝えられましたが、

弁護士からは、

団員に対するコメントが、

一切ありませんでしたね。

労え!

と言っているのではありませんよ。

ただ、

真実を明らかにすることに対して、

積極的に行動し、

協力をしている団員や関係者に対して、

一言あっても良かったのではないか?

と、思いました。


だってねぇ、

全く関係のない、

組に配属されて間もない団員も、

他の組の団員も、退団者も、

社会的には

制裁を受けている立場なんですからね。

パワハラを主張する側が、

そんなことすら

配慮できないなんてねぇ……


これが最初の違和感でした。


次に、

火傷の程度に関することが、

重要だと言いながら、

具体的には全く触れられませんでした。


遺族側弁護士に代わって、

火傷の程度について申し上げます。


火傷の程度を、

医学的には『熱傷深度』と言います。

1度から3度まであって、

医療として

専門的な治療が必要になるのは、

2度から3度の火傷です。


これは決して、

熱傷深度1度の場合に、

治療が不要という訳ではありません。

医師による

医療行為が無い場合でも、

一般人が行う治療行為、

例えば、

患部を冷やしたり、清潔に保つことで、

自然治癒する火傷の程度だと

いうことです。


1度と2度の判り易い違いは、

水ぶくれができるかどうかです。

人により、

あるいは熱の加わり方によって、

水ぶくれができる時間が異なりますが、

およそ24時間以内には、

水ぶくれができると考えられます。

また、

2度の火傷は、

熱が加わった皮膚組織の

浅い場所か深い場所かで治療法が異なり、

治癒する期間も異なります。

浅ければ10日間ほど。

深ければ3週間から1ヶ月ほど。

3度の火傷になれば、

皮膚移植などの治療をしない限り、

自然治癒はありません。

火傷というよりは、

焼けた状態だと言えます。


では

1度の火傷はと言いますと、

典型的な症状は、

皮膚表面の変色です。

最も判りやすい熱傷1度の火傷は、

『日焼け』です。

皮膚表面が赤くなり、

やがて色素沈着して茶色く変色する。

おそらく、

ほとんどの皆さんが

経験したことがあるであろう症状です。

酷い日焼けになると、

ヒリヒリとした痛みや、

痒みの症状が現れることがあります。


皮膚が弱い人の場合、

あるいは、

厳しい直射日光に

長時間晒された場合などで、

水ぶくれなどの症状が出ることも

ありますが、

これらの症状が出た場合は、

熱傷深度2度の火傷と診断されます。


熱傷深度2度は、

水ぶくれだけでなく、

激しい痛みと、

発熱をともなう場合もあります。

水ぶくれが破れたり、

水ぶくれができる前に、

皮膚が破れるなどの状態になると、

傷口のようになって、

出血することもあります。


熱傷深度3度では、

神経組織のある部分まで

破壊されているので、

痛みなどは感じません。

放置しておくと、患部の壊死が進み、

命を失う危険性が高くなります。

また、

火傷によるショック死の可能性も

高くなります。

(熱傷深度の正しい表記はローマ数字です)


ヘアアイロンのセット時の推奨温度は、

低めの120度から140度程度です。


低めの温度と言っても、

不用意に触れれば、

確実に火傷をする温度です。

火傷は、

体温以上の温度が加わることで起こり、

70度以上になると、

火傷を避けることが難しくなります。


なので、

120度から140度もある熱源を

押し付けたりすれば、

火傷は免れません。


1秒でも当て続けたら、

2度でも

深い火傷になっていたでしょうし、

額などの皮膚の薄い場所に

押し付けたりしたら、

2度の火傷では

済まないかもしれませんね。


自殺した彼女の火傷は、

報告書に書かれた内容から判断すると、

熱傷深度1度の火傷です。

おそらく

ちょっと当たった』程度の火傷です。


ヒリヒリするなら、

ステロイド軟膏を塗って終わり~


の治療で間違いではないでしょう。


火傷を負ったのが、2021年8月14日。

東宝公演初日は、8月21日。

一週間以内で、

化粧ができるまでに

回復していると考えれば、

深い火傷ではなかったと判断できます。


いやいや!

もし彼女が、

深い火傷だったのを隠し、

舞台に立ち続けていたとしたら……


と疑う人がいるかもしれませんが、

おそらく、

ありえません。


完治に10日以上も掛かるのは、

2度の深い火傷か、

3度ということになるでしょうが、

そうなると、

長期の治療期間が必要ですから、

舞台には立てませんし、

目立つ火傷の痕が残っていたはずです。


まぁ医学的に考えなくても、

そんな熱いものを押し付けるには、

何人かで押さえ込んでない限り

不可能です。


例えば、

片手で頭を鷲掴みにして、

押し当てたとしても、

人間の身体は反射的に離れようとします。

顔を避けたりもするでしょう。

そうなると、

火傷の痕が違ってくるので、

ハッキリ判るんです。


なので、

ヘアアイロンを押し付けた! 

という報道は真っ赤な嘘ですね。


遺族側弁護士が、

劇場内の医務室で、

看護師が火傷の程度を判断しているのが

『けしからん!』

などと言っていましたが、

そんなことを言い始めたら、

日本全国にある学校の保健室は、

全て法に違反していることになります。

大型病院になれば、

看護師でもない事務員が、

受診案内をしていますよね?

あれも法に触れますか?


火傷の場合、

見た目にすぐ判る焼けただれや、

皮膚が破れているなどの症状がない場合、

患部を冷やし、清潔にし、

ステロイド軟膏などを塗布して、

経過観察をするのが通常の医療行為です。

24時間経過して、

水ぶくれができなければ

熱傷深度1度の火傷。

水ぶくれができれば、

熱傷深度2度の火傷となり、

その診断は医師が行うことになります。


従って、

劇場内の看護師の判断が、

間違っていたとは言い切れません。


また彼女が、

ヘアアイロンの事象が発生して4日後に、

皮膚科の専門医師と

やり取りをしていたLINEの画面を、

今回、

新たな証拠として提出したとのことですが、

その医師から指示されている内容も、

患部を清潔に保ち、

触れたりすることで、

色素沈着や感染症にならないよう、

ガーゼなどで保護するようにと

伝えているだけで、

特別な治療をするようにとは、

指示していません。

このことは、

後で説明します。

大変重要な部分です。


で、


ここで大きな疑問が出てきます。


遺族側弁護士が繰り返し話していた

『皮膚が3センチほどめくれ上がって』

という症状です。


これは彼女の母親が、

劇団側にも伝えたという説明でした。

しかしその時は、

劇団側弁護士も受け入れず、

証拠にも採用されなかったと言います。


そうなんです。

このご遺族の発言を信じると、

証拠として提出されている

彼女のLINEの内容と矛盾するんです。




これは、ネット上で公開されていた、
彼女と母親のLINEの画像です。
ヘアアイロンの事象が発生した
翌日のやり取りであると説明されています。

注目すべき点は、
『ちゃいろ(茶色)になってる』
『くすりもらってぬってるけど』
という彼女の発言です。

茶色という皮膚の変色は、
熱傷深度1度の典型的な症状です。
薬をもらっているとのことですから、
医務室で
薬をもらったということでしょう。

火傷を負ってから、
24時間近くになろうとしている状況で、
茶色い皮膚の変色ということは、
熱傷深度2度とは考えられず、
患部が化膿するなどの感染症にも、
なっていないことが判ります。
この症状のままであれば、
一週間ほどで、
火傷の症状は完治していたはずです。

もし2度の症状なら、
水ぶくれのせいで、
皮膚は透明感を帯びた白色か、
赤みがかった色で、
いわゆる
『グチュグチュ』『ブヨブヨ』
していて、
薬を塗るのは難しいでしょう。
むしろ、
水ぶくれが破れないよう、
触らないように指示されたはずです。

またこの時に、
皮膚が破れていたら、
異物となった皮膚を取り除き、
薬を塗り、患部を保護して、
感染症予防のために、
抗生物質などが処方されていたはずです。
でもそんな症状なら、
『ちゃいろになってる』とは
彼女はLINEで言わなかったでしょう。

そこで
大きな疑問というのは、
『皮膚が3センチほどめくれ上がって』
という症状が、
いつ発生したのか? 
ということです。

人体の組織は、
破壊された瞬間から、
すぐに再生しようと修復を始めます。
皮膚が茶色く変色するのも、
水ぶくれができるのも、
その再生、修復活動の現れです。

ややこしいので整理しますとね、

火傷を負った瞬間が、
一番症状が重い訳です。
そこから皮膚は、
すぐに修復活動を始めます。
そのあと、
症状は改善して行くだけです。
悪化するということは、
火傷以外の原因が考えられます。

翌日の彼女の症状は、
小康状態を保っていて、
薬を塗る治療も続けられています。
この状態で、
皮膚がめくれ上がるような、
火傷が悪化する原因がありません。

ご遺族の発言を信用するなら、
LINEのやり取りがあった翌日以降に、
何かがあったことになります。

そこで4日後に、
皮膚科の医師と交わした
LINEの内容を見てみると、
ゲンタシン軟膏という薬品名が出てきます。


ゲンタシン軟膏は、
抗生物質が入った感染症治療薬です。

ということは、

この時点で、
皮膚が剥がれている可能性があります。

ご遺族の証言を信用して、
『皮膚が3センチほどめくれ上がって』
という症状が間違いなくあったとするなら、
それは、
火傷での症状ではなく、
治癒して行く経過の中で、
皮膚が剥がれる状態が、
何度かあったと考えるしかありません。

まぁ簡単にいうと
『カサブタが剥がれた』
あるいは
『カサブタを剥いてしまった』
という状態ですね。

例えば、
痒みや、
痕になるのが気になって、
変色した薄皮を強めに擦ったとか、
ヘアブラシやウィッグなどで
擦ってしまったり、刺激してしまったり…… 
という可能性が、
非常に高かったと考えられます。

彼女が、
皮膚科の医師と
どんなやり取りをしたのか、
公開されていないので詳細は判りません。
ですが、
皮膚がめくれ上がっているような
状態を聞いたのなら、
まず皮膚科を受診するように言うのが、
普通の医師です。

しかも彼女は、
痕が残らないかを
心配していたのですから、
なおのこと、
皮膚がめくれ上がっているような状態を、
確認=受診もしないで
指示することはありえません。
それこそ、
医師として大問題です。

LINEでテレビ通話でもしていたら、
めくれ上がっている傷口を
確認しているでしょうね。
でもそれなら、
化粧やライトに当たることが
避けられない舞台出演そのものを、
見合せるように言っていたでしょう。
一週間ほど休演したら、
治癒していたはずですからね。

なので繰り返しになりますが、
『火傷が酷かった』『火傷が悪化した』
というよりは、
何か他の原因があって、
『皮膚がめくれていた』
と考えるのが妥当だと考えられます。

現在、
彼女の火傷が確認できる画像が
2枚存在していると考えられます。

1枚は、
歌劇団の調査報告書にある
火傷を負った翌日の画像。
もう1枚は、
遺族側弁護士が今回公開した
約1ヶ月半後と言われる画像です。

今回公開された、約1ヶ月半後とされる画像

この2枚が異なるものなのか、
同じものなのかは不明です。

調査報告書を信用するなら、
彼女の負った火傷は、
ほぼ間違いなく
熱傷深度1度の火傷です。

また、
約1ヶ月半後と言われる画像を見ても、
火傷が酷い状態であったとは、
やはり考えられません。
擦過傷などで、
皮膚がめくれ上がった状態から
完治するには、
約1ヶ月ほどかかり、
新しい皮膚の部分は、
ピンク色や赤みを帯びているものです。
火傷も傷の一種ですから、
皮膚の再生は同じ過程をたどります。

もし、
彼女の皮膚も火傷で
めくれ上がっていたのなら、
その皮膚再生の間、彼女は公演中でした。
当然のことですが
汗や化粧で、
患部の修復が阻害されていたと
考えられます。

なので、
もっと複雑な皮膚の変色、
例えば、
火傷痕と通常の皮膚の境目が
ハッキリと見られたり、
早くに再生した場所、
再生するのが遅れた場所などが、
肌の色のムラとなって見られるでしょう。

しかし、
画像で見る限り、
他の皮膚の部分との段差や、
皮膚の質感=ケロイドや、
その症状に近い皮膚のテカりなど、
明らかに違っているようには
確認できません。
画像を見る限り、
これは
火傷の痕が色素沈着した
シミと考えられます。

それは、
一緒に写っている、
彼女の黒子の色から判断できますね。
黒子より明らかに色が薄く、
一部ハレーションを起こして
影が出ている部分より、
やや薄い変色が見られます。

そこで3つの問題があります。
まず1点目。
『皮膚が3センチほどめくれ上がって』
という症状は、
彼女の母親だけが証言していて、
具体的な証拠がない。
他の証拠とも矛盾する点があるのに、
なぜ会見で話したのか?
2点目。
遺族側弁護士が、
知り合いの外科医に確認したところ
『熱傷深度2度』と言われたと
発言していました。
残念ながら現在の時点で、
熱傷深度2度の証拠となるものが
ありません。
その外科医は、
何を根拠に熱傷深度2度と判断したのか?

これは私の推測ですが、
皮膚がめくれ上がるような火傷の程度は?
という質問に対して、
外科医が答えたのだと考えられます。
というのも、
普通の医師なら、
状態も見ないで診断はしません。
第一に、
劇団の医務室の医師が
『見ないで判断した! 大問題だ! 』
と言いながら、
この遺族側弁護士は、
一体何を、
その知り合いの外科医に見せたんです?
会見して説明するなら、
診断した外科医が、
具体的な根拠を提示して発表するべきです。

3点目。
火傷の程度が問題としながらも、
なぜ具体的な
火傷の説明を避け、
劇団側弁護士が
証拠として認めなかったことを
強調したのか?

私は劇団側弁護士を擁護するつもりは
ありません。
が、
調査項目を考える時に、
証拠がなく、
確認が出来ないことを採用するのは、
通常ならありえないでしょう。

これは、
彼女の母親の話を
信用するしないの問題ではありません。
そんなに酷い状態であれば、
調査項目に入れなくても、
団員の話の中に、
必然的に出てくるはずです。
だってねぇ、
失礼ながらご遺族や、
熱心なファンよりも、
長時間一緒に行動し、
顔を見ている団員が、
全く無関心なはずがないでしょう?

とりあえずこれが
『火傷の程度』に関する
矛盾点と疑問点です。

看護師が判断していて
『けしからん! 』とか、
彼女の母親の証言が採用されないなど、
恣意的な発言が目立ちましたね。

刑事裁判と民事裁判は違う!
と大声で言いながら、
裁判はしないなど、
発言内容を理解するには、
かなり苦しい感があります。

また、

これだけは
ハッキリ言っておかなければ
ならないことがあります。

現在公開されている
LINE画面や画像などの証拠は、
天彩峰里が今年の2月、
担当プロデューサーに話した
ヘアアイロンが
当たったのは事実だけれど、
すぐに離した
という内容の裏付けになっています。

つまり、
ご遺族から提出された
証拠だけで判断するなら、
天彩峰里が話した内容が
『正しい』ということになります。

邪推するなら、
これを認めることを嫌って
遺族側弁護士は、
彼女の母親の話を持ち出したのかも
しれません。

というより、
本当にそんな酷い状態になっていたら、
大劇場の医務室の看護師が、
薬を出して終わり~
なんてことは考えられません。
さらに、
そんな状態になっていたら、
普通に黙っているでしょうか?

いくら先輩が怖い存在だと言っても、
看護師は関係ないでしょう?
おそらく大騒ぎになって、
救急でなくても、
外部の診断を受けるように、
普通の看護師なら指示したはずです。

また昔なら、
写真を撮るのが大変でしたが、
今は簡単ですからね。
本人が撮影しなくても、
保険や労災の対象にもなることなので、
医師が撮影しているはずです。
あるいは、
彼女が相談した皮膚科の医師が、
写真を撮って見せるように
指示したはずです。

証拠と言えば、
『劇団が証拠の受け取りを拒んだ』
というような内容を、
遺族側弁護士が、
まるで
悪いことのように話していましたが、
それは受け取れないでしょう
(大 笑)

そんなものを、
調査前に受け取ってしまっていたら、
口裏合わせに使えるじゃないですか?
それこそ、
証拠を隠滅したとか、
忖度したと疑われるだけになるでしょう?
民事やってる弁護士が、
なんて愚かなことをいうのかと、
本当に声を出して大笑いしました。

どうもこの辺りから、
饒舌にはなってきたけれど、
話す言葉や
言い回しが酷くなってきましたね。

劇団側が記者会見を開いた時、
現在の村上浩爾理事長は、
記者からイジメという言葉で
質問を受けていたと記憶しています。
それに対し
イジメの証拠があるなら、お見せ頂きたい
という内容を答えたはずです。

今回、

どうして会見を開いて証拠を公開したのか?

という記者の質問に対し、
遺族側弁護士は、
その村上理事長の回答を引用して、
『パワハラの証拠を出せと言われたので』
と答えました。

こういう言葉の入れ替えは、
弁護士がやってはいけませんね。
イジメパワハラの違いは、
前回に書きました。

また天彩峰里に対しても、
故意があったかどうかは
白状でもさせない限り、
立証できません!
などと話していましたね。

これは、
自白の強要を否定しながらも、
天彩が正直に答えていないという
暗喩になっていますね。

『白状させる』ということは、
故意であることが前提になっているから
出てくる言葉です。

法に携わる者は、
どんな場合に於いても、
推定無罪を実践しなければならないはず。
不穏当極まりなく感じました。
こういう世論を誘導する言い回しは、
パワハラ以外のなにものでもないでしょう。

そんな言葉の圧力と言えば、
どうしてあんなに
パワハラを認めろ!
と強要するような口振りだったのか、
とても不思議でした。
本当に、
ちょっと異常さを覚えるくらい。
まぁ最後の方になって、
ご当人も、ちょっと不味いと思ったのか、
強要や脅迫じみた口振りから、
『認めて欲しい』
『認めることに期待したい』
などと要望や希望に、
口調が変わりましたね。

この弁護士さんは、
何をそんなに
焦っているのだろう?

と、違和感が増すばかりになりました。

他にも、
焦った感じに見えたのは、
内部情報の
提供者についてのくだりでした。

あ~
ようやく、
内部情報提供者について、
話が出てくるのか~
と思っていたら、

劇団に対して、
情報提供者を詮索するな!
と、言う内容だけに留まりましたね。

どう考えたって、
あの口振りは、劇団に対してではなく、
他の報道機関への釘刺しでしたね。

だってねぇー
もし今、劇団がそんなことやったら、
それこそパワハラでしょう?
する訳ありませんよ。
情報提供者に、
ネタを与えてどうするんですか。

あの言葉を聞いて、
本当にビックリしましたよ。
この人達は、
どうして週刊文春に
忖度する必要があるのか?
と思ったんです。

で、

少し落ち着いて、
よく考えてみたんです。

やはりどうもおかしい
どう考えてもおかしい

なぜ急に、
裁判だけでは
解決できないこともある
なんて
当初の勢いとは違う発言が出てきたのか?

そんなこと、
当たり前に決まっているでしょう。
今さら気づくようなことじゃありません。

劇団側弁護士の調査を拒否したと言う
四人の上級生たちは、
本人達の意志ではなく、
おそらく、
四人の上級生たちの弁護士から、
証言を拒否するように指示されたでしょう。
パワハラの裁判となれば、
不用意な発言はできませんからね。
裁判に備えて、
発言を控えるように指示されたでしょう。

じゃぁもし、パワハラ裁判になったら?

当然ながら、
彼女が死を選ぶことになった事柄を、
全て洗い出さなくてはなりません。

本当に、
上級生の叱責だけが原因だったのか?
他にも、
彼女を苦しめる原因はなかったのか?
彼女のプライベートなことも
裁判では開示しなければならないでしょう。
むしろ、
そんな内容は、
劇団側の方が詳しいはずです。

そんな、何もかも全て出すことになれば、
文春の記事になったことも
避けて通ることはできません。
ことに会見でも話していたように、
この文春にリークされたことで、
彼女の立場が変わったと言うなら、
やはり文春への情報提供者と、
文春の記事そのものの
責任も追及されることになります。

だって、
劇団は公式に事実無根と抗議して、
記事になることを差し止めたにも関わらず、
週刊誌に掲載したのは、
文春の判断ですからね。

どこかの愚か者が、
しきりに
電通女子社員の自殺の件と
比較していましたが、
電通の女子社員とは、立場が違います。
文春そのものが、
電通女子社員に対して
負担をかけていた訳じゃありませんからね。

つまり
パワハラ裁判になれば、
週刊文春も訴えられる可能性が
極めて高い。

当初、
遺族側弁護士は、
彼女と劇団の間に、
業務委託ではなく、
雇用契約が成立していたという前提で、
労働時間を問題にしていました。

ここで、
芸能人の場合の、
業務委託を簡単に説明しておきます。
宝塚の場合、
研究科5年以上=研究科6年からは、
タレント契約となって、
業務委託されることになります。
これは
舞台に出演することを契約するもので、
出来不出来は問われません。

しかし、
雇用契約となると、
業務を完遂しなければならない
義務があり、
雇用側の指示にも
従わなくてはなりません。
その代わりに、
雇用側は、
雇用される者の安全管理などを
しなければなりません。

遺族側弁護士は、
その劇団側の安全管理が不十分だったと
訴えるところから始めた訳です。

そうなると、

彼女に対して
上級生達が叱責した内容も、
ある程度は認めなければならなくなる。
さらに劇団側は、
すでに
労働時間に関して非を認め、
謝罪もし、
労働基準監督署の調査も受け、
改善策も実行すると発表しています。

なので、

あー
もうパワハラしか言うことがないんかぁ……
しかも、
パワハラ裁判にしたら、
文春まで引っ張り出さなアカンからなぁ……
そんなことは、
この弁護士さんは出来んわなぁ……

と、ドンヨリしてしまいました。

結局は、
文春の記事に振り回されているんだと、
そう思った時、
本当に、
彼女のことが悔やまれてなりません。
本当に、
週刊文春に対し、
何てことをしてくれたんだ!
と怒りを通り越してしまいます。
実に罪深い。

以上が私の感想です。

念のため、
この内容は全て、
遺族側弁護士の会見を見た私の感想です。
彼女のご遺族のご主張やお考えに対し、
否定や誹謗中傷するものでは、
決してありません。

末筆ながら、
彼女のご冥福と、
ご遺族に
少しでも心穏やかになる時が訪れるよう、
お祈り申し上げます。