心理カウンセラー
ひらいなずです
「ありのままの自分を大事に」そんなフレーズが流行った時
「人生なんて、反省するもんじゃない! やりたい放題やればいいんだよ」
そんなセリフをよく聞いた
まあ、それも一理ある
人の目を気にして過ごしていると自分自身が「薄く」なる
いろんな他人の思念や思惑が自分の中になだれ込み
自分自身が無くなってしまうのだ
最後は、一体自分が何者かさえ分からなくなる
そんな状態になるのであれば、やりたいことやって生きた方がいい時はある
ただ、反省はしたほうがいいのだ
ただし「反省」と「後悔」はちょっと違う
人生で自分がやってしまったこと
人生で自分がやらなかったこと
そんなことを後悔しなくてもいい
その時は自分が選んだ選択をクヨクヨ思い悩む必要はないのだ
その時は、そうするしかなかったんだよね
その時は、もうしかたなかったんだよね
だったら「それでよかったんだ」とそんな自分を許してあげる
一方、「反省」とはクヨクヨ思い悩むことでなく「軌道修正」に使うものである
やってみて、うまくいかなければ方向を変える
そこには、うまくいかなくて同じことをやり続けることも含めて
いろんな道を探してみるということだ
やりたい放題やり散らかすことと、やりたいことをやってみることは違うのだ
そして、そこに「拗ね」があるかどうか、振り返ってみるといい
拗ねがあると、結果うまくいかなくてバッドエンドを延々繰り返す
後悔ばかりして反省できない人は「拗ね」から抜け出せないのだ
「どうせ、わたしなんて〜」という拗ね
そうやって反省して生きていくことが
本当の意味での「ありのままの自分で生きる」ということに繋がるのである
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