4月中旬、秋ですねぇ〜、ニュージーランドです。
2024年2月、少々遅い夏休みを取りNZ東海岸をやんわり縦断旅してきました。
旅っ記続いてまーす\(^o^)/
旅の日程はコチラ↓をご覧くださいっ。
旅7日目は、なんとも腹の立つ出来事で一日が終わります。
coastal pacific 号で圧巻の絶景、列車の旅を楽しんだ後、私は少々急いでおりました。
前に同じKiwi RailのTranz alpine号でクライストチャーチ駅に到着した時、タクシーが少なすぎて苦労してホテルに行ったので、一刻も早くタクシーを捕まえたかったのです。
思えばUberのアプリを入れておこうと思って忘れていた私がアカンです。
最近、やっと自分でアプリを携帯に入れることが出来るようになったのにぃぃぃ。
列車は満席、かなりなタクシー争奪戦になりそうでした。
急ぎすぎてクライストチャーチ駅、流し撮り。
ただ、駅を出てみると沢山のタクシーが停まっていました。
そうか、前はコロナ最中で国境を閉じていたから乗客も少なかったけど通常はこんな感じなんだぁ〜、ホッとして並んでいると3台目のタクシーが私を呼んでいます。
確かに、私は3番目くらいに並んでいるので順番から行けば普通の事です。
早速乗車し、行き先を告げるとドライバーが
「40ドルのフラットレートかメーターかどっちがいい?」と聞いてきました。
普段タクシーなんて乗らないけど、私が知らないだけなのかもしれませんが、今までNZでタクシーに乗ってこんな事聞かれたことはありません。
しかも、記憶を辿ると前はホテルから駅まで23ドル。
物価が上がっているとは言え40ドルもかかるとは思えないのです。
”メーターで”とお願いしてから、つい言ってしまいました。
「あんた、東南アジアみたいな事するね、ここニュージーランドだけど!?」
かつて、メーター倒す倒さないで揉めた経験があります。
過去記事↓
「市内まで40ドルっておかしくない?」
と問いただすと
ドライバー「いや〜、渋滞もあるしさ」
私「もう8時でしょ、渋滞なんてするわけないやんっ!!!」
あやしい、、、あやしい、、、
あやしすぎる。
ここでドライバーが「どこから来たの?」と聞いてきました。
私「オークランドだけど」
ドライバー「ジャパニーズでしょ?」
それか〜。
どうりで並んでいる時に意気揚々と呼ばれたワケだ。
この観光列車は移動手段としてはお値段が高めだし、乗ってる人も年配のお上品系が多く、もちろん海外からの観光客もわんさかいます。
日本から来た観光客と間違えたんだな〜、まー半分は合ってるけど、こちとら「日本人、世界で一番騙しやすい説」を立証出来るほど純粋ではないのよ。
日本の人がターゲットになりやすいのは、日本が平和すぎて”危機管理能力”が他国の人に比べて低いし、国民性も優しくて穏やかだから詐欺られてもガンガン怒鳴るって事もなさそうで、日本には騙す文化もなく騙され慣れてないから騙しやすい、からだと思います。(個人の意見です)
現地ガイド時代、ご案内しているお客様のガードの甘さにハラハラする場面は沢山ありました。
私自身そんなに旅慣れているワケではないけれど、かつて詐欺まがいやぼったくりには出会ってきました。
”アジア人おばちゃんのひとり旅”なんてカモが大量にネギ背負って来てる旨味しかないからね。
過去記事↓
過去記事↓
過去記事↓
過去記事↓
中でも一番怖かったのは、コチラ↓
まだまだ溢れるほどのエピソードがあるので、いつの間にか詐欺ぼったくりに敏感になってしまったのかもしれません。
そういえば、並んでいるタクシーの中でコイツの車だけ赤系で別会社だったわ。
見れば見るほどあやしさが満載。
詐欺、ぼったくり、そういうのはご自分の国でやって頂きたい。
NZそういう国ちゃうから。
そんな事を思いながらホテルに到着。
”26ドルでホテルまで来たじゃん!’
と思った瞬間、メーターがササっと上がり29ドルに。
これは最初に説明されていた「カードで払うと3ドルの手数料がかかる」なのかな、と思いながら聞いてみると”手数料ではない”との事。
確かに、私はカード支払いだけど、クレジットカードではなくキャッシュカードで支払うのだから手数料が発生するワケもない。
「あんた、止まってからメーター上げたよね」
もう、猜疑心が爆発。
なにもかもが怪しい。
「現金で払えば3ドルかからないけど、どうする?」
とドライバーはニタニタ話してきます。
現金を即すのは懐に入れたいから。
こうやって税金も払わず自分の懐を肥やす人間って、本当にくだらない。
29ドルだよ。
お金を”たった29ドル”とは言わないけれど、やるならもっとデカいことしろって。
財布を見たら現金は20ドルだけありました。
「じゃあ、残りの9ドルはカードだね」
とのことで、ここで数ドルで争っても、、、、と全額キャッシュカードで支払うからとカード機に近づくと、ドライバーのPライセンスを見つけました。
Pライセンスはタクシーや観光バスなどお客様を乗せる人に必要な免許証のようなもので、普段は見えるところに提示してあります。
なんでこんな見えないとこにあるんだ???
「ねぇ、あなたのこのPライセンス写真撮っていい?」
何気なく言っておりました。
本当に他意はなく冗談でです。
すると、コイツ大慌てで「もうその20ドルでいいから」と現金をひったくるように持っていき、降りるように言ってきました。
「トランク開けて、自分で荷物取るから」
こういう時、荷物そのまま持っていかれることもあります(悪気はなくて慌てているからと思います)ので一応声かけました。
ま、ま、まあ、ずいぶんお安くなったけれど、決して気分はよくなく、私自身タクシーを降りてしまっているので、なんなら詐欺ボッタクリに加担している。
ホテルでチェックインしている時レセプションの子に話してみたけど、「変だよね」とのことなので、やっぱり怪しいドライバーだったのかな。
タクシー会社に言いつけたところで、コイツのボスもたぶんアカン奴だろうから、忘れることにしました。
でも、
本当に気分悪っ。
よくネットに転がっている詐欺やぼったくり体験談。
それだけでその国を悪く言うつもりはないし、むしろ詐欺に出会っても好きな国のままだし、それこそ国の文化のひとつである、とも思っております。
だけど、NZで自国と同じ事すんのはやめて頂きたいっ。
人を疑いながら旅するなんてなんとも悲しい現実だけど、ひっかかるともっと悲しいから気をつけないと、ですね。
旅記事は続きます\(^o^)/
*これを読んで海外旅行怖い〜と思わないで頂けると幸いです。
こういう事があると知って行くと防げる詐欺ぼったくりもあるのでシェアしました。