4月中旬、秋がやってきたニュージーランドです。
2024年2月、少々遅い夏休みを取りNZ東海岸をやんわり縦断旅してきました。
旅っ記続いてますヽ(^o^)丿
旅の日程はコチラ↓からご覧くださいっ。
旅7日目、Kiwi railのピクトンークライストチャーチ間を走る観光列車coastal pacific号に乗車中、衝撃映像を目の当たりにしました。
列車はカイコウラ駅で10分ほどの下車時間があり、再びゆっくり動き出しました。
驚きすぎて一切写真撮ってないんですが、、、、、。
展望車 から過ぎゆくカイコウラの海を眺めていると、駅の向こうから誰かが走ってきます。
あれは!あれは!あれは!
ずっと展望車で一緒だったGLO-BUSツアーに参加しているインドのおっさんっ!
乗り遅れてるーっ
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
本日はこの列車しか走ってませんので、後続列車で追いかけることはできません。
私入り写真を沢山撮ってくれたおっさん、
貴重なおっさんの指入り写真。
桜が見たくて日本に行った話を嬉しそうにしてくれたおっさん、
日本の美しさを語ってくれたおっさん、
そのおっさんが必死にこっちに向かって走ってきます。
おっさんっ!
おっさんっ!!
オサーンっ!!!
その時、私の隣にはおっさんの友人男性がいて、なにやらおっさんに向かって叫んでいます。
母国語だから意味はわかりませんが、仕草はどうも’乗れ乗れ’と言っているようです。
おっさん、列車と並走、からの〜、
飛び乗った!!
もう、嘘やん
Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!
インドでは走り始めた列車にも乗ると聞いた事があります。
本場の見れた
v(´∀`*v)ピース
とは言え、おっさんが飛び乗ったのは
実際におっさんが飛び乗った現場
鉄柵の向こう側。
どう頑張ってもコチラ側には来られません。
必死に鉄柵につかまるおっさん。
なぜか、このまま行く!的な精悍な表情をしています。
列車のスピードは今はゆっくりだけどだんだん早くなり、まだ半分も来てないからまだ後数時間あの小さなスペースに足を置いて過ごせるワケもないし、トンネルなんて入ったら大変。
慌ててGLO-BUSのツアーリーダーみたいな人に伝えに行こうとしたら、もちろんこの大惨事はスタッフに伝わっていて、列車は止まり、おっさんは無事カフェ号車から車内に入ることができました。
無事だったから爆笑思い出として残しておけるけど、一歩間違ったら大惨事ですからね。
まあ、とにかく良かったです。
coastal pacific号は、まだまだ絶景を見せ、
クライストチャーチに向け、走行を続けています。
海側とは反対の景色も素敵。
やがてNZ定番の景色が見えてきました。
この辺りからはどうやら前に乗ったTranz alpine号と同じ所を走るようです。
やっと座席に戻りました。
口がカラッカラだったのでお水を飲もうとしたら、ないっ!
あまりにも席にいないので降りたと思われ捨てられたようで、その旨伝えたら1本くれました。
しばらく走っていると、列車が止まりアナウンスが。
なんでも、列車の走行を妨げる位置にトラックが駐車されているらしく進めない。
「トラックの持ち主がこの列車を邪魔している事に気がつくまでお待ち下さい」
もう、車内爆笑です。
Kiwi Railの観光列車は途中の停車駅もあり時刻表もあるのですが、完全予約制なので人の乗り降りがなければすっ飛ばすし、この日に止まったカイコウラ駅のように「降りて写真撮ったりエクササイズしてね」という停車もあるので、乗ったら最後、何時に着くのかわからないまま乗り続けるしかないのです。
今まで2回、他の路線に乗車しましたがどちらも時刻表より遅れて到着してます。
体験談や乗車記は過去記事でご覧くださいっ、
過去記事↓
過去記事↓
本日は、この時点で間もなく到着時刻ですが、駅が見えてくるどころか進む目処すらたっていません。
日々こんな感じなので、日本の5分遅れたくらいでのアナウンスにびっくりします。
5分遅れって、NZならむしろ褒められるべき定刻😂
20分くらい停車の後やっと列車は動き出し、
クライストチャーチ駅に到着。
これまで3回Kiwi Railの観光列車に乗りましたが、coastal pacific train 断然おススメっ!
圧巻の景色が長時間続きます。
私は元現地ガイドとしてNZの見所は見えてくる景色すべてだと豪語しますが、
これは別格っ!
カフェで食べようと思っていたラムを食べ逃すくらい素晴らしかったです。
預けていた荷物を受取り、ダッシュで駅の外に向かいました。
この後、NZで初めてボッタクリに出会います。
つづく。