明日、4月7日でデイライトセービング(いわゆる夏時間)も終わり、、、、。
朝晩は少し寒くなってきたニュージーランドです。
職場のホテル、私は部屋を開けるたび、
感動したっ。
と心の中で叫んでいました。
なんなら、身震いさえしていました。
ひとつにまとめられたゴミ、バスルームの片隅にはきちんとたたまれたタオル類、「これはゴミなので捨ててください」と書かれたビニール袋、少し整えられたベッド、床の上には、チリひとつ落ちていない。
我がホテルは「漢字の国」のゲストが多く、普段はその方々で荒れ放題になっているフロアーに、昨夜は日本の学生さんたちが泊まっていました。
ガイド時代お世話になった人が立ち上げた留学会社のツアーで、ガイド時代の後輩も働いているので、昨日のチェックインは知り合いばかりの‘プチ同窓会‘のようになってました。
朝、ハウスキーピング部のお部屋係ガールズたちに
「今日、日本人学生8時にチェックアウトだってさー」
と伝えると、
「やったね!」
日本人の部屋、キレイだもんね~と、フィリピンのマリエタ。
そこに、マレーシアのシンディが降りてきて、「100%ではない」
すると、トンガのメレが「中国は100%汚いっ」
「いや、120%汚いっ」「違う101%だ」「日本人の部屋は150%キレイ」「99%だ!」
そこに、ニウエのエミィやら無断欠勤の女王、サモアのジェニーが加わり、いつのまにか「日本VS中国、部屋が何%キレイ」論争が、日本の私の手を離れ、各国代表により繰り広げられ始めてます。
一人「100%ではない」と言い張ってたマレーシアのシンディ、彼女は中国系です。
私ともう一人の日本の友人を加えて時々ご飯を食べに行くのですが、NZに移民して20年以上経つというのに、シンディは中国そのもの。
お箸はドラムスティックのようにお皿をカンカン叩くし、骨などはその辺に吐き出すし、くちゃくちゃやりながら話すのでいろんなものが口から飛ぶっ(笑)、そうでなくても飛んでいるっ(笑笑)
私と友人はいつも、そーっとお皿をシンディから遠ざけます。
ある日、ちと周りが気になって見渡すと、皆そうなんです。
むしろ、大人しく食べてる私たち日本人の方がオカシイ感じになってます。
中国では、「美味しくて感謝します」という意味でテーブルを汚す習慣があると聞いたことがあります。
もしかしたら、、、、。
あそこまで部屋を汚くして帰るという事は、「いいホテルですね」というメッセージなのでは!?
床に散らばったティッシュや果物の種(絨毯がエライ事になってます)、食べ散らかされたテイクアウェイの食べ物、夕べの寝相が心配になるくらい乱れたベッド、鏡に付けられた‘はなのくそ‘、、、、、、(もう書けませんっ)
もし、これらが「いい滞在でした、ありがとう」の意味なら、
そんな‘謝謝‘いらねーっ!!!