最悪に見えて良い兆候 | 諏訪ちえ:フラクタル心理学「行きたい方向へ、なりたいものへ」

諏訪ちえ:フラクタル心理学「行きたい方向へ、なりたいものへ」

人生は自分の潜在意識からつくられる。だから自分の潜在意識を何よりも深く理解しよう。フラクタル心理学は現れている現象から、正確に深く潜在意識を読み解くことができます。

こんにちは、諏訪 智(ちえ)です。

◆はじめましての方へ自己紹介



寒くなってきたので湯たんぽを出しました。


 
* * * * * *

 

 

今回はこちらをご紹介します。

 

諏訪先生こんにちは。 

先日は、ご回答くださりありがとうございました。 

右矢印上に行きたいと願ったらこんな出来事が...

 

「この出来事、感情的には不快だなと感じると思いますが、それほどネガティブなことではないんです」この言葉から始まったご回答。 ネガティブでいっぱいになりそうになっていた心に光がさしました! セッション後に、前回ご相談させて頂いた変化と起こった変化がもう1つあります。 私の解釈で良いのかお教え頂ければ嬉しいです。 私はセッションで「大きな声を出すのをやめる」ことを教えて頂きました。 大きな声を出して人(母)の注目を得ようとしてきたからです。 母の愛は100%注がれているのだから、大きな声を出す必要はないことを教えて頂き、とても安心しました。上に行きたいと願うのならば、大きな声を出していないで、安心して自分の能力を磨く方に力を注ごうと思いました。 そうして起こったもう一つの変化が、「大きな声を出させるリアルチャイルド」の出現です。もともといたのですが、態度が以前よりもかなり悪くなりました。リアルチャイルドも大きな声を出していますし、私自身も、大きな声で叱責したくなってしまいます。面倒を見なければならない立場なので見過ごすわけにもいきません。 これは、「上のレベルに行きたい」と願っても、「すぐには上のレベルに行けない」から、私自身が焦り、「怒って声を荒げる」ことで、努力して能力を上げることをしないでいようと、誤魔化しているのでしょうか?能力を上げることに意識を集中させればよいということなのでしょうか? このような解釈で良いのか、お時間ある時にご回答くださるとありがたいです。 よろしくお願い致します。

 

 

はーい、ありがとうございますニコニコ

先日はセッションを受けてくださりありがとうございます。

 

 

 

そこから

「大きな声を出させるリアルチャイルド」の出現

があったのですね。

 

 

 

驚かれるかもしれませんがこれも良い兆候グッ

おめでとうございます!と言ってよいくらい。

 

 

 

では解説していきますね。

 

 

 

変化する時の仕組み

 

ご質問者さんがセッションを受ける前まで

 

 

「怒りを大声でぶちまける」

という自分が脳の深くにたくさんいました。

 

 

 

今はもういい大人ですし

怒りをぶちまける行動はしていないのですが

「大声」の代わりのことをしていましたね。


 

 


なのでセッションで潜在意識に働きかけ

「大きな声を出して人(母)の注目を得ようとする」

これをやめてもらいました。


 

 

 

やめるその時まで、注目しろ!と大声を出す

この要素を100持っていたと考えてください。

 



 

そしてセッションではそれを99..98..くらいに減らしたとします。ご自身でもさらに減らすよう、毎日修正文を読んでいただきました。

 

 


 

そうすると97...96...95....と少しずつ減っていきます。

* 一気には減りません。

* 数字は単なる例えです。

 

 


 

自分の中から減ると、その要素は次に

近くの人に出現します。

 


 

 

教育の現場にいるご質問者さんにとって

リアルに関わる子供は自分に近い存在です。

なのでそこに出るのです。

 


 

 

私たちは自分がそれをやめると

そのエッセンスを外側(他人)にみます。

 


 

 

その時、

100で自分が持っていた時には見えなかったもの

=その行為がどれほど酷いものか

が、まざまざと見えるのです。

 

 


 

この時、その要素を減らしている自分としては

修正しているのになぜこんな酷い状態になるのか?と感じます。

正直なところ、大変疲れる状態になります。

 

 

 


でも、つい最近までの自分を

ビジュアルで見ているだけであって、

 

 


 

本当は

自分の中からその要素は減っています。




離れて(減って)いく要素を

他人として見ているのです。

 


 


これが仕組み。引き寄せの逆パターンです。



 

 

今が踏ん張りどころ!

 

この状態になった時

修正しているのになぜこんな酷い状態になるの?

 

 

・修正が嫌になりやめてしまう

・周りの状況に感情を動かし思考を増やしてしまう

 


 

ということになってしまうともったいない!

ここが踏ん張りどころですグー

 



 

なぜなら、

まだ90くらいは残っているからです。

だから日常で(近くで)見ます。



 


本当に変わっていくには

30〜20くらいには減らしたい。

* 日常でそういう要素を見なくなるまで

* あくまで数字は単なる例えです。

 


 

 

で、ご質問者さんは職場で実際に

子供に大声を出しても全然問題ありません。

同じ大声を出す、でもその意図が違うからです。

 

  


 

前は注目してほしいという意図だった。

そしてリアルなその子もその意図で大声を出している。

  



 

でもご質問者さんの今の意図は

躾け、教育、注意喚起のための大声です。

 

   


 

表面的には同じに見えても

それは全然違う意味を持つのです。

 

 


 

職場で子供に注意喚起するとき、

胸の中に自分のチャイルドがいると思って

その子にも同時に教育してくださいね。

帰宅後にもチャイルドに伝える=修正する。

 


 

 

自分の思い通りにしたいのなら

大声を出して周りを動かそうとするのではなく

能力・実力をつけなさい、とねグー

 

 

 

大事なのは、状況ではなく方向性

 

日々大事なのが

 

 

出来事ではなく、

意図や方向性にこだわることです。

 

 

 

出来事は、必ず過去の思考でできています。

 

 

 


そして、

出来事を体験している現在の自分は

過去の自分とは違う方向性を見ていたりします。

 

 

 

 

ということは、

過去(出来事)と未来(方向性)

混在しているのが現在なのです。

これはフラクタル心理学中級以降〜現象学で分かってきます。

 

 

 


出来事が不快な場合、どうしても

感情を揺り動かされてしまいがちですが、

大事なのは未来である方向性です。

 

 


 

だからこういう時こそ

自分の思考ベクトルを、未来にしがみつかせる。

つまり思考すべきことからブレないことが超大事キラキラ

 

 


というわけで

安心して修正を進めてくださいね!



 


ご質問ありがとうございましたニコニコ

 

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