渡辺繁一のブログ -62ページ目

渡辺繁一のブログ

演出の効果を設計する

ダイエットの話-5で空腹になる=血糖値が下がるという事を言いました。

では血糖値がさがるとどういう問題が起こるのだろうか?

血液中のブドウ糖(エネルギー源)が少なくなるとどうなるかと考えます。

通常は70mg/dl程度ですがこれが70mg/dl以下になると

空腹感→あくび→悪寒ふるえる。などの症状がでます。

詳しくは低血糖

このぐらいまでは経験があります。徹夜が続き、食事をする時間がない。気がつくと一日なにも食べてなかった事があります。空腹感はなくなり、からだに震えが起こった事を覚えています。

いまにして思えばこれが血糖値が下がった状態なんだなと理解することができます。

体験する事は危険ですのでやめた方がいいと思います(笑)

血糖値が下がると、空腹感を感じ、食事でそれを満足させます。

食事をすると血糖値が上がります。

これをもう少し構造的に説明すると。

炭水化物は消化器でブドウ糖に分解され吸収(血液中にとりこまれ)されます。

その結果、血糖値が上昇します。

血糖値が上がると、インシュリンが分泌される。

インシュリンは体内の細胞にブドウ糖を吸収(利用)するように刺激を与えます。

そうするとブドウ糖(血液中の糖質)は体内で消費され血糖値が下がります。

血糖値が正常な値までさがるとインシュリンは分泌しなくなります。

つまり、インシュリンは血糖値のコントローラーの役割があるという理解が必要なのです。


理屈(構造)を理解する事

そもそも、人間は何故ふとるのだろうか?

摂った食事(栄養)はどういう風に身体に吸収されるのだろうか?

そういう理屈(構造)を理解する事で、

「ダイエットする行動」そのものの(ダイエットの活動をしている事自体)価値があるという認識をする感情(感覚)を芽生えさないといけない。

理屈が解れば行動をする時の判断の基準が変わってきます。

おなかが減ったとき、これは身体がどういう事を訴えているのか?という理解です。

朝から単純に食べてないので、という解釈もありますが

血糖値(血液中のブドウ糖の割合)が下がっている、という解釈もできます。

ブドウ糖は脳や神経機能を正常に活動させるためのエネルギー源で血液を通じて体内に行き渡ります。

だからそれの割合が変わってしまう(下がる)とエネルギー不足なので、アラームを出す(腹減った)

という訳のなのです。

身体と意識の関係

言い古された言葉だけど「病は気から」と言う言葉がある。

つまり、気持ちが身体に影響を与えるということだ。

理屈で解っているつもりでも、実際はもっと密接で考えている以上の影響を「気持ち」は「身体」に与えている。

一つ例を示そう。

その一室には、化学の実験室のような感じだった。

何やら、バーナーでフラスコのようなものを熱している。

被験者は中央の椅子に座る。

そして目隠しをさせられる。

「真っ赤に焼けた鉄の棒を被験者の手にあてます。」と言って。

常温の鉄の棒を被験者の手に触れさせるのだ。

そうすると被験者の手にはやけどをしたような後が残る。

少し例が悪いのだが、強烈に思う事でそれが身体に影響するという密接な関係を感じて欲しかった。

ダイエットも同じで、本人のきわめて強い意思の力がその効果を増幅させるという

感覚を意識に強く落とし込む必要性を感じて欲しい。





ここで少し横道にそれるけど、モノの購入心理について考えてみた。

さっきの「ダイエットをしたくてたまらない状態」「行動したくてたまらない状況」

そんなとき、テレビショッピングでダイエットグッズが紹介されていたとする。

このCMは購買行動を呼び起こす要素がきっちり凝縮されてる。

1.ダイエットできた時の自分の姿を想像できる
  →フューチャーページング 快感のレバレッジ

2.ダイエットに失敗した時の痛みをビジュアルで表現している
  →フューチャーページング 痛みを避けようとするレバレッジ

3.信頼できるかどうか?学術的な裏付け、本当に自分でもできるのだろうか?
どこにでもいる(失礼)普通の人がダイエットに成功するストーリーを見せる事であの人ができるのだったら自分もできるのではないか?と自分自身を置き換えて考えている。

4.もし、ダイエットできなかったらどうしよう?それに値する投資なのか?
リスクを感じる→返金保証(リクスリバーサル)メーカーが本当に商品に自信がないとできない戦術。
また、メーカーの想いが端的に表現される。
メーカーはダイエットグッズを販売しているでは無い、
ダイエットで成功した時の笑顔や意識の変化、大げさだが人生を変えるきっかけを与えている。

ここでダイエットグッズを必要だと思って購入する事も良いだろう、

その前に少し考えてみる。

以前ブログで書いた「ゆりかご理論」http://www.facebook.com/note.php?note_id=170406963002180
ものすごくダイエットする気になっている時の気分はどんな感じか?

と自己分析してみる。ダイエットの関する情報はなんでもかんでも耳に入ってくる。

本屋でもダイエットの本が気になる、フィットネスセンターをネットで検索してみたり。

ここで素早く行動を起こすことはもちろん重要だが、一度に沢山の事をして一挙に効果を出そうと

勢い込むと3日と持たない(笑)。風邪を治すのに風邪薬を葛根湯でがぶ飲みするようなものだ。


そこでその気持ちに水をさすようだが、もし、ダイエットできなかったらどんな事が起こるか?

そしてその事は自分にどんな気分(感情)を与えるだろうか?

と考え、想像し、その感じをイメージして見る。

ひきがえるの様なおなか、自分の靴のひもを結ぶのも億劫だ。少し動いただけで疲れる。

身の毛もよだつような状態に「変身」した自分。なぜかカフカの変身を思い出した。

そのいやな状況を強く感じる事が出来れば、「そう成らない様(太らない様)に、痛みを避ける」意識を落とし込む。

人は痛みを避けるレバレッジの力が一番強く作用するのだ。