『不適切にもほどがある!』 【2024冬ドラマ】 | nature-adocument

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『不適切にもほどがある!』

2024冬ドラマ

TBS 金曜ドラマ

 

  文句なしの、ひょっとすると、今年一番のドラマかもしれない。

 

 もうね。

 このドラマ、秋に放送していたら、流行語大賞の行方が変わっていたかもよ。

 数えきれないほどの、懐かしい昭和ワード、小道具、世界観、風刺。令和の、これってなんか違うんじゃない?と思う昭和世代の感覚。

 

 皆さんは、いくつ、耳に刺さって離れないワード・セリフ

 ありましたか?

 

 問いかけたいよ。一個も刺さらなかった人 いる?

 

 とにかく、面白くて、泣けて、笑って、ジーンと来て、懐かしい。

 金曜日が待ち遠しい

 他のドラマやバラエティをつまらなく感じさせた

 罪な男たち。

 

 阿部サダヲ

 

 クドカン

 

 あっぱれ!スタンディングオーベーションで、拍手ものです。

 

 

  ストーリー?あってないようなもの。

 

前半、阿部サダヲと純子が、震災で亡くなってしまっていたことが、分かる、回まで。

中盤、令和に慣れていき、アップデートしていきながらも

令和と昭和を行き来する登場人物たち。

終盤 親子愛。阿部と純子、純子となぎさっち。

 

3つのプロットが、あったね~。

泣かせて、笑って、こちらの感情も忙しいったら ありゃしない(笑)

 

バス型タイムマシーンに乗った、小川一郎。

行先は、令和6年 2024年。

令和で出会った人たちは、娘の純子を軸に繋がっている。

令和でおりなす問題を、昭和の価値観の小川が解決していくもの。

あとテレビ制作の裏側。

最後は、最後のタイムマシーンで、昭和に戻った小川。

いつもの喫茶店で、たばこをふかしていると、

トイレで物音が・・・。

 

そこには、タイムトンネルを掘りあてたという、年を取った井上が、2024年より アレ30年後だったかな。そのくらいの未来からやってくる。

一郎は、一度はやめようとするものの、トンネルに入って、

未来?過去?に行ってしまうところで、終わりです。

 

 

  見どころ

 

 予期せぬ、ゲストの登場。

 ご本人役で、ちょいと出る人も。

 クドカン作品なら、喜んで出たいと言わんばかりの豪華さでした。

 

 ミュージカルシーンが各回あって、よかったな。

  

 ドラマというより、大の大人が、作りたい素材を

 思い切り作って、楽しんで、お祭りみたいな

 エンターテインメントでした。

 

 

続きが見たいけど、

ないんだって・・・ネット情報です。

 

 

  覚書

 

 『不適切にもほどがある!』

小川 市郎 =    阿部サダヲ
犬島 渚=仲 里依紗
秋津 睦実(ムッチ先輩)
秋津 真彦=磯村勇斗
小川 純子=河合優実
向坂 キヨシ=坂元愛登
井上 昌和=三宅弘城
マスター(1986年)=袴田吉彦
安森=中島 歩
栗田=山本耕史
犬島=古田新太
向坂 サカエ=吉田 羊

脚本 宮藤官九郎
主題歌
Creepy Nuts「二度寝」
(Sony Music Labels)