ネットに書かないこと | nature-adocument

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・・・一度しかない人生あきらめずに生き抜こうと思います・・・

先日、ネットに書きたいが、

書けない、お店と店主さんと、出会った。

 

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洋服を買う際、丈が合わないことが多くなった。

私の、身長は、平成前半までは、標準的だったのに

今は、もうちよっと、背が高いのが標準っぽい。

 

それに、今の洋服は、すべてにおいて、丈が長い。

 

みろるは通販で服を買うという、チャレンジャーだ。

商品の画像を食い入るように見て、検討しても、

届いてみないと、気に入るかどうか、体に合ったサイズ

デザインなのか?わからないのだ。

 

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先日、購入した、洋服。2着。

気に入った!

あと10cm短いとちょうどいいのに。

あと7cm短いと、いいのに。

生地が冬用で、自分で縫うには、難しい。

(たいていの物は、自分でお直しします(^^)v)

 

ってことで、洋服のお直しのお店を探すことにしました。

 

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店舗はいろいろあって、イオンとかに入っている店。

ネットで依頼して、宅配便でのやりとりできるお店。

小規模で店舗を構えているところ。

 

価格を見ると、一番安いところでも、

スカートの丈詰めは、3500円から。

プリーツだとか、生地で、価格は上がります。

 

高いなぁ。

安物の、通販の洋服のお直しに、そんなにお金かけれないな。

やめておこかなぅ。自分で、やっちゃおうかなぁ。

と、あきらめムード

 

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ネットでググっていると、あるお直しのお店の口コミが目に入った。

【安くて納期が早い】

そうなのか・・・。

 

行ってみることにした。

 

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そのお店の場所は、真新しいマンションやビルが立ち並ぶエリアの中、古い家屋やアパートがあり、目立たない場所にあった。

駐車場もなく、商業施設に車をとめ、

徒歩でその店の前に立つ。

 

どこから入っていいかわからない。

看板はない。ただ小さく

『紳士服、洋服、直しいたします』と、張り紙があるだけだ。

その横に、『御用の方は押してください』と、ボタンのようなものがあるだけだ。

 

大丈夫かなぁ。建物古いし。。。お店って感じゃないし・・・。

清潔感とか、なんかそういうの気になる。

と、不安だった。

 

けど、結構めんどくさい場所だったので

お直しのお値段だけでも、聞こうと、思い切って、呼び鈴のようなボタンを押す。

 

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出てきた人は、おじいちゃんだった。

おそらく、70代か?

ちゃんとマスクを着用して、頭髪も整えていて

清潔感がある。

 

お直ししたい服を2着見せると、

おじいちゃん

『うーーーん、フレアなのね、2500円かなぁ。こっちは、1100円』

みろる

『え?』

おじいちゃん『合わせて・・・3600円 いや 3500円でいいよ』

みろる

『税別ですか?』

おじいちゃん

『うちはね。税金かからない店なの。高いかい?ここに来る人は、みんな驚くんだけど、高いのかなぁ』

みろる

『いやいや、私が驚いたのは、安くてびっくりしたんです。他の店舗の半分のお値段です』

 

そこから、雑談。

おじいちゃんがいうには、『孫に小遣い程度の仕事でいいの。私は83歳なの。完全に仕事がなくなると、生きがいっていうのかな、体に良くないから・・』

と、思わず応援したくなる言葉が出てきた。

 

みろるは

『インターネットで、とてもいいお店だと知ったので、場所とかわからなかったけど、探してきたんです。』

 

おじいちんはいいました。

『孫から、インターネットで褒められていると聞いているんだけど、忙しくなったら、嫌なので、インターネットに書かないでね。』

 

くーーーーっ、なんか職人。

で、いい人生歩んでいる!

素敵すぎる。

 

出来上がりは申し分ないです。

 

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知る人ぞ知る、良心的なお店を発見出来て、

みろる、うれしいです。

 

でも、私の両親と同じ年齢。

ずっと、お付き合いできるお店ではないです。

お店が続く限り、お願いしたいと思いました。

 

 

長文、失礼しました。