2023年の秋のドラマは、完走できたドラマだけでも
16本見ました。
さすがに多すぎでした。
これでも、1話でリタイヤ、キャストで録画予約しなかった物も含めると、ドラマが増産されているというのは実感です。
その陰には、各局の有料配信で、収益が見込める、2次3次利用の増加とのこと。
ドラマ好きにはうれしい限りですが、限りある時間。
初回を見てしまうと、最終回まで見続けてしまうという気質をコントロールして、なんとか見る本数を減らしたいと思っています。
2023秋ドラマ、最後のレビューです。
その前に、見てよかったドラマを総括します。
2023秋ドラマ 総括
向井理の代表作?
パリピ孔明
原作を読みたくなる、シュールでスイリッシュな
短編作品
すべて忘れてしまうから
分ってるって、ファンタジーでしょ?
時をかけるな、恋人たち
めるると前田公輝に、恋をしてみたくなるドラマ
セクシー田中さん
では、レビュー ラストです。
ゆりあ先生の赤い糸
【2023秋ドラマ】 テレ朝
菅野美穂のアテガキかと思うほど、嫌みのないドラマでした
原作を知らないので、どこまで脚色しているのか不明だけど、菅野美穂にぴったりの物語でした。
幸せだと思っていた生活から一変、夫の病気発症から、
次から次へと起こる、夫の知らない顔。
悔しいし、憤りをあらわにし、その反面、
協力の名のもとに、すべて受け入れてしまう器量。
結婚前に、様々なキャラクターを演じてきた菅野美穂だからこそ、嫌みのない展開で物語はすすんでいく。
いわばW不倫状態なのに、
伊沢ゆりあ - 菅野美穂と伴優弥 - 木戸大聖の関係も見ている側は受け入れてしまう。
あとね。愛人らしき登場人物として、
小山田みちる - 松岡茉優が出演。
さすがだね。重苦しい内容も、松岡の存在感がほっこりさせる。
ほめちぎったけど、夫の彼 箭内稟久 - 鈴鹿央士。
この演技派ベテランキャストの中、よく頑張ったなと思う。
ドラゴン桜の時のういういさと言う名の素人感に比べたら、
成長というか、大人になったなと。
いつのまにか、俳優らしくなっていました。
好きな俳優 管理美穂と松岡茉優の女子トークに
満足のドラマでした。
簡単なストーリー
刺繡の先生をしながら、自由奔放の作家の夫と、
年老いた姑と同居している、ゆりあ。
夫婦別室でも、楽しい、幸せな生活を送っているはずだった。
ある日、夫が、くも膜下出血で救急搬送され、かけつける。
そこには、夫の彼箭内稟久 - 鈴鹿央士がいた。
小さな女の子が 母親が入院したと訪ねてくる。
女の子は夫のことをパパという。
夫の愛人かと、子供たちを退院するまでとあずかる。
夫が、意識が戻らないまま退院し、自宅で介護することに。
年老いた姑と介護は両立するはずもなく、
夫の彼と愛人親子と同居しはじめ介護することになる。
ひとつの家族のようになるにつれ、
ゆりあは、お世話になった便利屋の伴優弥 - 木戸大聖と恋に落ちる。
愛人の子供は、夫の子供ではなかった。
ゆりあの理解者であり
女友達になった 愛人じゃなかった
小山田みちる - 松岡茉優。
夫が、意識を取り戻した。
最後は、夫と彼は、彼の実家で、すごすようになる。
ゆりあは、伴優弥 - 木戸大聖と、ハッピーエンド。
愛人と思われた小山田みちる - 松岡茉優は
ゆりあと一緒に、カフエを開業することになる。
みんなハッピーエンド。
覚書
伊沢ゆりあ - 菅野美穂
伴優弥 - 木戸大聖
箭内稟久 - 鈴鹿央士
伊沢吾良 - 田中哲司
小山田みちる - 松岡茉優
小山田まに - 白山乃愛
小山田みのん - 田村海夏
泉川蘭 - 吉瀬美智子
長田勝利 - 長田庄平
原作 - 入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』
脚本 - 橋部敦子
主題歌 - 矢井田瞳「アイノロイ」