ワタクシ、寝る前にちょっとラジオを聞いています。
有名不動産投資家のポールさん
がおっしゃっていた「自己肯定感の大切さ」。
著書を読んでから、勝手にフォローし始めました。
ワタクシも、うんうん、そうだよ~と考えています。
バット、そのあとでそこから先には進めていないワタクシでした。
ところが、その寝る前のラジオで、かねてからのワタクシの疑問に答える番組を偶然聞けました!
それは、一般社団法人の石田勝紀さんの講演です。
詳しくは、記事末のリンクから、3月21日のNHK文化講演会の聞き逃しサービスをお聞きいただくとして、
この番組のおかげさまで、自分の疑問にかなり答えを得られました。
石田さんのお話は、話し方がはっきり、ゆっくりで、構成がしっかりしていて、とても分かりやすいと思いました。
ワタクシ、シングルタスク型にかなり当てはまることに気づき、ツトメでいろいろ同時進行できる人がどうやっているのか、そのコツを知りたかった時期があったことを思い出しました。
タイプが違うなら、仕方ないや・・・・。と、今なら思います。
印象に残った部分をところどころ 以下、ご紹介したいと思います。
聞き書きなので、文章に間違いがあるかもしれません。番組でご確認ください。
1)マルチタスク型とシングルタスク型
石田さんは教育に長く携わり、多くのお子さんを教えてこられた経験から、大きく分けて、マルチタスク型とシングルタスク型があると言います。もちろん、個々のお子さんには両方の方が備わっているが、どちらが優位かという話だとか。
マルチタスク型 :集中力ない 気が散る 仕組み、方法ノウハウ秩序を重んじる 損得基準で行動
大人になると空気を読めるところがよいそうです。
シングルタスク型:集中し過ぎる 周り見えない 徹底的に掘り下げる 好きか嫌いかで行動 嫌いなことはやらないか後回し。
ランチの時に例えると
マルチタスク型:1000円以上のメニューは全部カットして、それ以外から選ぶ。損得基準で行動するから。
シングルタスク型:値段は気にせずに好きなものを食べる。好き嫌いで行動するから。
2)モチベーション(やる気)を上げる仕組み
お子さん、ゲーム、なぞなそ→ハマる。 勉強 → ハマらない。
ゲームは成長が見えるかされている 自分の成長が見えるかされてるか?命令されてやるようなときに。
目的目標現在地も分かる
例えば
小3で習う漢字がいくつか知らない。いったい、いつまで続くのか? →壁に貼っといて、覚えたら消しこんでいく、成長の見える化。
人は目的地、今自分がどこにいるのかわからないとやる気が出にくい。
まずは外発的動機付け、手帳にやるべきことを書かせて、これができたら〇ポイントみたいな感じでゲーム的、数字で見える化する。
3週間もすると習慣になって自信が出てくる、自己肯定感が上がってくる。内発的動機付けに変わっちゃう。変わるのは8-9割。
①見える化 カレンダー、手帳、グラフ化
②魔法の言葉 10のマジックワード
自己肯定感というのは、「オレってイケてる人間だな!」という感じ。小学校低学年から、成長と共にだんだん下がってきている傾向。
仮説だが勉強でつぶされてきているのではないか。12年間勉強だらけ、評価は勉強だけなら、たまたま勉強できないと・・・。
成績が上がると自己肯定感があがる。
別の形で上げていこう。
呪いの言葉
①きちんとしなさい ちゃんとしなさい できてないよね!という意味。
②はやくしなさい 大人と子供では時間の感覚が違う、大人目線。どうやったら早くできるか教えない。
③勉強しなさい 関係崩壊。
これらの言葉は相手の自己肯定感を引き下げている。
その代わりにプラスの言葉をかけてあげる。同時にマイナスの言葉はつかえない。
承認 すごいね さすがだね いいね! ・・・・
(状況別のマジックワードの紹介が続きます。)
(3)賢い頭脳を作る
頭がいいというのは、頭の中に「OSが入っている」とおいてみる
地頭=OS と考えよう。バージョンは生まれつきで決まってくる。もともと5%くらい高いのを持っている=中学受験のトップレベル。
バージョンに合わないアプリ(勉強)を乗せるから、フリーズしちゃう子供たち。
あとから、地頭を引き上げられる。
賢いとはどういうことか。 考える力がある子。
考える=なんでだろう?疑問を持つ力。
例えば、住所は答えられる=知識だから。なんで?と言われたら、考える。
①なぜ?って聞いてあげる 答えは「わからない」 これでいい。関連する知識も入ってくる。
②どう思う?表現させる
③どうしたらいいと思う? まずは子供から、困ったら自問自答する。
まとめる力=本当に賢い人の正体
要するに・・まとめますよね? 抽象的⇔具体的 例えば・・・・ 抽象と具体を行ったり来たりできる人が賢い。
違っていることを見つけるのが、子供は得意。
抽象度が上がるーレベルが高い 共通部分を見るように コツをつかむのが速くなる
コツ=共通部分だから あんまり勉強しないのにできる子。
言葉をかけて、頭脳を働かせる。
勇気を与える 前向きにする いいねいいね 否定はしない(悪いことは正さなくてはいけない)
(4)ハッピーな毎日を過ごすためのワード
楽しいよね
面白いよね
わくわくする
親が使う。子供は親の口癖をまねるので、いつしか子供も使っている。
(以上、聞き書き終わり。)
ありがとうございました。
ブリコエドでした。
ポールさん https://twitter.com/crazymind_poul
石田勝紀さん ブログ
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文化講演会「子どもを伸ばす『魔法の言葉』」
一般社団法人代表…石田勝紀
「早くしなさい」「きちんとしなさい」「勉強しなさい」こんな何気ない言葉で、子どもの自尊心をつぶしてしまっていませんか?子どもの学力を伸ばすには、「自分はイケてる人間」と思えるよう自己肯定感を高めることが大切だといいます。勉強嫌いな子をなくしたいという信念のもと、30年以上教育問題に取り組んできた一般社団法人代表の石田勝紀さんが、子どもの自己肯定感を引き上げる『魔法のことば』について語ります。