南米・パラグアイ在住の方のご依頼でプライベートレッスンを関西・梅田サロンで開催しました。
開催レポその1 パラグアイの米粉でプライベートレッスン 米粉スイーツ編
今日はグルテンフリー米粉パンのレポートを。
パラグアイの米粉はインディカ米の米粉。
なので、米粉食パンを作るための条件の一つ「アミロース含有量」はクリアできるけど、粒度とデンプン損傷は実際に米粉を見てみないとわからないし、粒度はクリアできてもデンプン損傷に関しては多分NGかなぁ・・・と。
思った通り、製菓用タイプは粒度はOKでデンプン損傷は高め、上新粉タイプは粒度・デンプン損傷ともにNG。
となると、サイリウム(オオバコ種子粉末)の力と数種類のグルテンフリー粉の力を借りて成形パンを・・・とのことで、プチパンとカンパーニュを作りました。
プチパンは、製菓用・上新粉両方の米粉で。
まずは製菓用タイプ。
うん、悪くない!
でももう少しふんわり感が欲しいかな~。
そして、上新粉タイプ。
焼き色は、上新粉タイプの方が付きやすい。
そして、ふんわり感もUP(写真ではその差はわかりにくけど・・・💦)。
お味も香ばしさがあって、小麦のパンを食べているような感じ。
でも、もう少し水分を増やして生地の捏ね方を研究したほうがいいかも。。。
そしてカンパーニュは、製菓用・上新粉タイプの両方をブレンドして作ってみました。
うーん、これはちょっと目詰まりしすぎちゃったな。
上新粉タイプのみにすればよかったかも・・・。
お味はライ麦パンをかなり軽くした感じで美味しかったけど・・・。
もう少し時間をかけてレシピを調整するともっといい成形パンが出来るのだけど、残念ながらこの日は時間切れ。
それでも生徒さんは大満足で、来年も帰国の際にプライベートレッスンを!とおっしゃって帰られました。
今回、この2つの米粉を2キロずつ(合計4キロも!)持ってきてくださったので、冬休みの間にもっと美味しい成形パンを研究して、来年、再会した際にご紹介できたらいいなーと思っています♪
さて、今回のパラグアイの米粉でのレッスンで感じたこと。
普段日本で暮らしていると海外の米粉に触れることはほとんどありません。
日本には美味しい米粉がたくさんあるんですもの。
わざわざ、海外の米粉を取り寄せる必要はありませんものね。
でも、もし海外の方が「この米粉で!!」と依頼されたなら、私は必ずお受けするようにしています。
例え、今後、その同じ米粉でスイーツやパンを作ることがなくても、またレッスンすることがなくても必ずお受けします。
なぜなら、海外の米粉に触れることのできる絶好のチャンスだから!
私は好奇心旺盛なので、どんな米粉なんだろう・・・?って興味深々だし、それらを使ってどんなスイーツやパンが出来るだろうって考えたり、美味しく作るにはどうしたらいいだろう・・・と考えるのが楽しいし。
ぶっつけ本番で、上手くいく方法を考えてレッスンするのは勇気も度胸もいるけど、
私は、これまでの「経験と知識で必ず出来る!!」と思っています!
米粉コンシェルジュ協会の米粉講座の最終目標は「真の米粉のプロになる!」こと。
米粉のお教室をするのならば、どんな米粉でも美味しいスイーツとパンが作れてこそ「米粉のプロ」だと思っていますし、当協会の認定講師を目指している方には、そうなって欲しいと願っています。
とはいえ、前日に本格的な風邪をひいて、こんな大事な日に絶好調でなかった私は、
健康管理の面でプロ失格ですけどね・・・
米粉コンシェルジュ協会を見つけ、そして私にレッスンをご依頼くださった多美子さん、ありがとうございました♡
来年の帰国の際に、またお会いできるのを楽しみにしてますね(#^.^#)
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