UKAは環境に優しい
循環型・継続型の
アパレルを目指しています。
前回はGOTS認証について書きましたが、
残念ながらFSC認証ほど地名度のある認証ではありません。。。
スーパーでFSCマークのついた製品は買えるけどGOTSはそこまで見かけないですね?
ご存知の方もおおいいと思いますが、
こんなマーク見た事ありますよね?
紙製品は結構見かけます。
今日はこのFSC認証についてのブログです。
なぜ?というと
〜ukAの試みの一つとして〜
FSC認証&生分解性の袋
つくりました!!
2017年末くらいから日本国内のフタムラ化学さんの協力を得てミーティングは始まり、
ウッドパルプからできた=セロファン製(セロテープも植物性)
の発送用の袋の商品開発を繰り返していただきました。
フタムラさんはフィルムカンパニーとしてはワールドシェア7割だそう
そして出来た試作品 すでに何名かの方には発送に使わせていただいております。
セロファン製の袋を作れれば目的としてはよかったんだけど、
今回UKAがエシカルだからと生分解性の袋を作ってくれました
ー今のエコ袋はというとー
バイオマス=植物由来(コーンやサトウキビ)の袋やリサイクル袋は海外でも製造されており、
プラスチック規制の厳しいヨーロッパはスーパーでもよく見かけます。
※バイオマス=「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」
旦那の出身地・スエーデンに2018年夏に行った際の写真↓
100%リサイクル と書かれています。
後ろの方見るとフルーツもカゴ売りだね。
リサイクル袋に入れちゃえばプラスチック容器や袋いらないもんね。
この既存のエコ袋たちにプラスして生分解性を入れると規格のハードルがグッと上がるよう。
ー生分解性って?ー
今回のUKA袋はFSC認証を取得しており、
OK Compost HOME(生分解性の認証)もクリアしています。
化石燃料も入っていません。
生分解は一定の環境下に置くと分解が勝手に始まります。
もともと木から出来ている袋なので自分で地球に還ろうとします。
なのでUKAの認証マーク付きの袋を生ゴミなどと一緒にして置くと、
Compost=堆肥にする事ができます。
OK compost HOMEの試験はちょっと厳しいです。
28℃のコンポスト環境下で、生分解度が12ヵ月以内に90%以上(絶対的 or 相対的)になることです。
2019年にはさらにOK biodegradable MARINE=海洋での生分解認証マーク取得予定
海水中(30℃)で、生分解度が6ヵ月以内に90%以上(絶対的 or 相対的)になること。
UKAの生分解袋が一人歩きしています。いいことですね〜
〜色々と試作した結果、、、〜
生分解レベルが高い上に、コンポストが家でもできる基準の安全性を備えた
スーパーエコ発送用袋が出来ました笑
発送用の袋なのにやり過ぎだろうwww
とも思ったけど、土に還る大切さをYaayaさんとの会話の中でインスピレーションもらい、
循環型なら土に還る所までがゴールかなーなんて思ったわけです。
捨てるときはコンポストするか
燃えるゴミに捨ててね;)
肥料としても使えて循環して行く。
サーキュラーエコノミー=循環型社会
とも言いますね。
燃えるゴミに出すのも悪く無いです。
燃やして出るCo2量よりも、木がすくすく育った時点でCo2をたくさん吸収しているため
木からできた製品は管理された農園のものであれば地球負荷が少ないです。
そのうち本製品が出来上がりますので、
おうちに届いたときは手にとってじっくり見てみてくださいね;)
※2019少しずつお目見えして行くと思います。既存のプラスチック袋からの転換をしていきます。目印はukAの丸いロゴがプリントされていれば生分解の袋です;)
本製品はフタムラ化学さんの展示会等でもUKAのロゴ入りの袋がサンプルとして配られます。
大手企業さんもガッツリ持って行ってくれたそうで、日本初かはわかりませんが
結構先端行けてるんじゃ無いかと思います。
あーこれで何年も気になってたプラスチック包装問題解決
次行くぞー 笑
FSC認証とは?
ようやく本題。
今回ちょっと難しくなっちゃいましたが掘り下げました。ぜひ一読ください。
さらに詳しく調べてるうちに感動してしまった 私。
なので読んでる皆さんとも一緒に共感できたら嬉しいです
こんな可愛いのもある Forests For All Forever
FSC. 森林管理協議会 (Forest Stewardship Council) の略です。
1993年10月にカナダで創設されたNGO。
生産を行う森林や製品、流通過程の評価、認定、監督を行う。
機関の構成員は、世界各国の環境保護団体、林業経営者、木材業者、先住民族、森林組合など。
現在の国際本部はドイツのボンにある。
ーWikipediaよりー
わかりやすく言うと下図のように適切に管理された森林から使用する分の材料となる林産物を採取し、管理された加工工場(Coc認証を受けた工場や流通過程)にて製品となり消費者の元へと渡るながれです。
(四国紙販売株式会社)非常にわかりやすい。
原生林の伐採問題や、森林破壊で森がCo2を処理しきれなくなってしまう問題が防げるわけです。絶滅危惧種の保護なども推進しています。
FSCの認証製品は?
家具や木工品、紙、本などの印刷物として世界中に出回っています。
例えばNepiaのキッチンペーパー↓
FSCじゃなくてもリサイクルペーパーの製品も結構あるよね。
絶対FSC!!って事もなく、選べなかったりもするので、
身近で始められるものからのスタンスで私は全然いいんじゃないかと思う
無理しないの大事 でも100%リサイクルペーパーを選ぼう!
こんなのとかね↓
ukAの紙タグもリサイクルペーパー。
FSCじゃ無いけど、自分たちの選べる範囲で選んでます
その他 循環まではしないかもしれないけど
サステナビリティー=持続可能性
なチョイスも良いと思います。
そういう選択を一人一人が心がけたら地球は変わるんじゃないかなー
〜FSCのミッション〜
”FSCは、将来世代の権利や需要を損なうことなく現在の世代の社会的、環境的、経済的な権利や需要を満たすことをビジョン(理念)とし、環境保全の点から見ても適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を世界に広めることをミッション(使命)としています。
この「環境」、「社会」、「経済」のバランスはFSCの三本の柱でもあり、大きな特徴になっています。
ForestStewardship Council (森林管理協議会)のStewardshipは、一般的に管理を意味するマネージメント(Management)とは違います。Stewardには執事や給仕という意味がありますが、Stewardshipとは、所有者や支配者としてトップダウンで管理するのではなく、資源を預かるものとして責任をもって管理し、それにより仕える、奉仕するという意味が含まれます。ここには、我々人間は森林や自然の支配者ではなく、自然に仕え、その資源を預かり管理するものであるという哲学が表れています。”
なんかめちゃめちゃ素敵 胸がキュッとなったのは私だけでしょうか?
FSC作った人すごい。
このエゴの無い立ち位置。ニュートラルすごい大事
その他厳しい
FSCの審査基準はこちら
情報公開されてる部分もいいなと思う。
これからは情報を公開していくべきだと思うんだよね
透明性のある世の中になってほしいよね
FSCってぼやっとは気になってたけどここでクリアになった方は
拍手!はアメブロ無いのでシェアしてもらえたら嬉しいです
ーつい最近こんなテレビやってましたー
2019・1・15放送
TV東京 BUSINESS ON DEMANDにて視聴可能。1ヶ月無料だったよ。
宣伝してるみたいだね ガイアの夜明け面白いよね
中国がプラスチックゴミの輸入をやめたために繰り広げられる
日本のプラスチックゴミ問題特集してます。
面白かったのでみてみてください
きっとこのプラスチックゴミ問題もいろんな方法で解決されて行くのだと思います。
便利さを求めたら問題が出て、それを解決するために走り回って対処し一安心。
だけど、リスクと常に背中合わせ。
ならば初めから根本的な原因を抑えたら余裕がうまれないかな?
とUKAは思う訳です
ー今後の私たちのエコ生活の鍵は?ー
Reduce Reuse recycle
減らして、繰り返し使って、リサイクル
プラスチック製品買うのを減らす。
すでに買ったプラスチックはできるだけ長く使う。
プラスチック製品購入を考えているときは、長く使うかも考えて購入する事。
10年くらい私はイメージしてます。
リサイクルに出す
この辺りの行動が必要になってくるのかなと思います
プラスチックに変わる Be Eco Wrapもとっても便利!
https://u-k-a.ocnk.net/product-list?keyword=Bee+eco+wrap&Submit=
https://u-k-a.ocnk.net/product/2432
最後にあなたのプラスチック製品どのくらい使ってますか?
診断ツールあったのでのっけておきました。
プラスチック・フットプリント診断ツール・Greenpeace
1年間のプラスチック使用料を計算できます。
私は気をつけてると思ってたのに結構多かった。。。スーパーの小包装のプラスチックを減らさない限り次のステップへは無理だなと思いました、、、
小さな八百屋さんでできるだけ購入だなー。箱買いとかね。今どこ行ってもプラスチックの袋に入ってくるね。。。
UKAを応援してくださってる方々、今回UKAを知ってくださった方々、
共感いただけたらシェアしていただけたら嬉しいです
正しいサイクルがみんなの力で動きだしますように
MAYU
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