私の世界観 第1章 最後
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《私の世界観》第2章 はじまり
(第1章をまとめてよむには
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就職先を決まらず音大を卒業した私。
吹奏楽トレーナーでしばらくは生きていこうと思いました。
吹奏楽トレーナーで生きていくには、子供たちを相手にしていくので
普段は夕方から仕事。
そんな状態でしたので父からアルバイトのお誘いがかかりました。
午前中のパートさんが退職されたので、午前中暇だろう。
整骨院を手伝え、それなりのパート代を支払うというのです。
そこから、父の鍼灸整骨院のパートのお姉さんになりました。
その頃、音大卒ですし、音楽療法士にならないか？とも父に勧められました。
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朝8時には 自宅の通り向かいの父の鍼灸整骨院に出勤
業務前の パルス端子の準備やなどから始めました。
実は、父の鍼は痛み止めの鍼がすごく上手で、
小学校高学年の頃から偏頭痛持ち、
また扁桃腺が弱く疲労すると高熱を1週間出す子供でしたので
よく父の鍼にはお世話になっていました。
業務をしてたら、ぎっくり腰で担ぎ込まれた方が父の鍼で
立ち上がれるようになって、サラシ巻いて立って帰る。
ただの受付のお姉さんなのに
「やー、りえちゃん、おかげさまで良くなったよ、ありがとう！」
って帰られる
私は何もやってないですよ。受付のお姉さんで会計と治療助手しただけ。
正直 父を
やっぱりすごいなーこの人！！
と思ってしまった訳です。
自分もお世話になってきた父の鍼
そのすごさ、鎮痛効果は体感済みです。
鍼(はり)師になりたい！！！！！
そう思うのでした。
夏ぐらいには、もう鍼師になりたくてなりたくて考えあぐねていました。
どれくらい学費がかかるのか。
調べ、当時(1990年代)は新設校のない頃でしたので、歴史のある鍼灸学校ばかり
新年度で 300万円はくだらない学費でした。
医療系専門学校は最低3年の課程となっています。
2年生、3年生で その当時 150万円くらいでした。
私は私立の四年制の音楽大学に進学してしまったのです。
当時の学費の総額は知りません。
でも、相当額 大学進学でかかったことは確かです。
そうかー。では、OLになって貯金をしてから鍼灸学校に行こう。
そう決めて、父に
「お父さん、私、鍼灸学校に行こうと思っています。
大学で学費も相当出していただいたのもあるので、
ここの午前のバイトも辞めて、吹奏楽トレーナーも辞めて
会社に就職し、OLしてお金を貯めて受験して鍼灸学校に行こうと思っています。」
すると父は
「ほれ！みたことか？！」
と言い放ちました
・・・12. 私の世界観に続く