僕らの日々 74 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

大宮さんの恋物語です。

 

毎日20時更新予定です。

 

ではでは・・・どぞ・・・。

 

 

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Side.O



ホテルの駐車場について。

マネージャーに・・・おつかれさま・・・と言うと。

同じ階に部屋のある翔君と二人・・・専用のエレベーターに乗りこんだ。

翔君は・・・打ち上げでも帰りのワゴン車の中でもよくしゃべっていて。

その時のボリュームのままに・・・狭いエレベーターの中で話すから。

声が・・・響く・・・///。



「いやぁ!あと明日一日だね!」

「///そうだね。」

「智君!明日もよろしくね!」

「ん。ケガなくね。」

「あなたのそれ。」

「・・・ん?」

「ケガなく・・・ってやつ。」

「・・・。」

「今の歳になるとさ。まあ・・・ひしひしと感じるよね。」

「・・・ん。」

「若い頃とは違うからさ。ホント気を付けないと。」

「・・・翔君今日。階段踏み外してたでしょ。」

「ぁ///ばれた///?暗かったから。もう一段あるってわかんなかった///。」

「気を付けてよ明日とか。最後なんだから。」

「・・・ん。ラストちゃんと終わらせたいしね。」

「・・・ん。」

「兄さんの言うことは絶対だから///ちゃんと気を付けるよ。」

「なにそれ///。」

「フフ・・・///。」



エレベーターの扉が開き。

翔君が俺に先に出るように促す。

翔君は・・・いつもそう。

こうして・・・年上の俺をちゃんと敬ってくれる。

そんな感じが。

ホント・・・一緒にいて居心地がいい。
















長い廊下を進みながら翔君が・・・ポケットからカードキーを取り出す。

俺もつられて出そうとして。

ニノに渡したんだった・・・と思い出す。


「ぁ・・・そうそう。ニノ。いるんでしょ?部屋に。」

「・・・ぇ・・・///ぁ・・・ぅん・・・。」

「さっきカードキー渡したの見ちゃったから。」

「・・・そっか。」

「仲いいよね・・ホント。」

「・・・ん。」

「これからまた飲み直すんでしょ?」

「・・・ぅ・・・ん・・・。」



そういう訳じゃないんだけど。

だって眠かったら寝てていいって・・・そう言ったし。

ただ。

一緒にいたかっただけ。

起きてなくてもいいんだ。

例え寝顔でも。

見られればそれでいい。
















「わざわざ大阪までさ・・・ニノが来てくれたんだしね。」

「・・・ん。」

「めずらしいよねホント。初めてじゃない?ニノがライブ見に来るなんて。」

「そう・・・だね。見に来ないで有名だったから。」

「そのニノを大阪まで動かしたんだから。やっぱりあなたすごい人だよね。」

「・・・。」



ニノは。

自分から・・・見たいと言ってくれた。

それも・・・大阪まで来てくれて。

改めてそれは驚くことだし。

そして・・・嬉しく思う。
















ライブ中・・・MCの途中で。

あの・・・スクリーンに映し出されたニノを思い出す。

突然のことだっただろうに・・・一瞬でプロの顔つきになった。

でも・・・俺はその直前の。

モジモジ・・・とマイクをいじるニノが・・・ニノらしくて愛おしくて。

ホントマジで。

ステージから駆け下りて抱きしめたくなったほどだった。














さらには。

トロッコから見下ろしたニノ。

暗くてあまりよく見えなかったのに。

ニノが居る場所は・・・すぐにわかった。

トロッコが過ぎていく一瞬で。

ひゅっと・・・指をさしたのは。

あれは・・・ホント一瞬だったんだけど。

わかってるよ・・・と。

ニノがそこにいること知ってるから・・・と。

それをただ伝えたかっただけ。

そして・・・ちょっとだけ。

かっこつけたかっただけ///。
















あのライブのステージの上は。

俺も魔法がかかったみたいに・・・ちょっとだけ自分をかっこいいと思える場所だから。

だから・・・きっと・・・あの雰囲気に酔ったまま・・・ニノを指さしたんだと思う。

調子に乗ったって言うか・・・ご機嫌だったって言うか・・・そんな感じ///。

それほどの力が・・・ライブにはあるんだよね///。
 

 

 

つづく