僕らの日々 75 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

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一つ前の記事に「ニノちゃん(よにのゴト)」がございます♡

 

 

 

 

大宮さんの恋物語です。

 

毎日20時更新予定です。

 

ではでは・・・どぞ・・・。

 

 

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Side.O

 



部屋の前につくと翔君が。

気を使わせちゃいけないから俺先に入るね・・・と言い。

自分の部屋へするりと入った。

こういうところ。

人間が出来ていると言うかなんというか。

尊敬すべき・・・翔君の気遣いの部分だった。
















俺は。

翔君が扉を閉めるのを確認して・・・部屋のチャイムを押した。

押してから思う。

寝てたらどうしよう・・・って///。

でも・・・すぐに。



  カチャ



音がして・・・するりと開くドア。

中からニノが。

ひょっこりと・・・斜めに顔を出して。



「ぁ~おかえりぃ///。」



満面の笑みで

俺を迎えてくれた。

瞬間。

こみ上げる何か。

俺を覆っていたいろんなモノが。

溶け落ちる感覚。

おかえり・・・の言葉が。

驚くほど心に刺さり。

なんだろう・・・泣きそうになる。



「ただいま。」



言いながら・・・部屋へと入った。



「早かったね///。」



なんて言いながら・・・小首をかしげるニノ。

シャワーを浴びた後なんだろう。

羽織られたバスローブの胸元の合わせが乱れていて。

白い肌が・・・光っている。

いや確かに。

シャワー先に浴びてて・・・とは言ったけど。

それはヤバイだろ・・・。

俺は無言で。

手を伸ばすとそっと・・・その合わせをきゅっときつめに正し。

うん・・・と言いながら。

先に・・・部屋の奥へと進んだ。




















リビングルームで・・・2人で飲み始める。

ニノには部屋備え付けの部屋着に着替えてもらった。

じゃないと・・・俺がなんかやばい///。

って言うか・・・うん。

部屋へニノを呼んだこと・・・間違いだったかも・・・と思う。

でも。

それでも・・・一緒にいたかった。

大阪の夜を・・・二人で過ごしたかったんだ。


















ライブの感想を手振り身振りで俺に教えてくれるニノ。

肌がとにかく光っていて。

手でなでたらきゅっきゅって言いそうなくらいツヤツヤだ。

髪はポワポワしていて。

家で見慣れているはずなんだけど。

こう・・・ホテルの部屋で見るとまた格別に。

かわいくてたまらない。



「でね。ここんとこ。おーのさんがね。手をこう・・・ヒラリってやるところ。」

「・・・ぅん・・・。」



ニノは。

さっきから・・・どれほど俺のステージがかっこよかったか・・・を熱弁している///。

ちょっと酔っているのか・・・いつも以上に舌足らずなんだけど。

俺はそんなニノの声を心地よく聞いている。



「足はね。こんな感じだった。」



ふいっと立ち上がったニノが。

舞台でやっていた俺の足技を真似する。
















「そうそう。よく覚えてるね。」

「・・・だってここ。すごく印象的だったから。」

「ダンスソロの最後のとこでしょ?」

「そう。すっごくかっこよかったのよ。」

「・・・///そう。」

「でもみんなね。多分足を見てたと思うんだけど。」

「・・・ぅん。」

「僕はあなたの手を見てた。」

「・・・///。」

「ここでのあなたの手・・・ホントしなやかで。キレイだったのよ。」

「・・・そう///。」

「そうよ。こう・・・ね。手をヒラリって。こうやるだけなんだけど。」

「・・・。」

「ここ。ホントかっこよくて・・・。」

「・・・そこ。親指からなんだよ。」

「・・・え?」

「親指をさ。先にひねる感じ。」

「・・・こう?」

「いや・・・内側から。外へ。」

「・・・こう?」

「ん・・・もっとこう・・・手首を中心に振るようにして・・・。」

「・・・こんな感じ?」

「・・・。」



俺は・・・口ではなかなか伝わらないので・・・教えてあげようとして。

立ち上がると・・・ニノの後ろへまわった。






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つづく