21:00神保町② | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
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大宮さんのラブラブ物語。

 

「あなたが望むなら」の続編です。

 

毎日20時の更新予定です。

 

 

 

  ~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

 

 

閉店しているのに・・・エレベーターは動いているみたい。

 

でも乗りこもうとしたら・・・突然智が止まり。

 

ぁ・・・階段だったな・・・なんてブツブツ言いながら。

 

くるり・・・と周りを見渡し。

 

見つけた階段を上り始めた。

 

 

 

「なんで階段なのよ。」

 

「そう書いてあったんだよ。」

 

「・・・。」

 

 

 

何に書いてあったのよ///。

 

もう・・・なんか。

 

訳わかんないんだけど・・・ね。

 

けっこうめずらしいのよ。

 

この人が順序?をこれほど気にするなんて。

 

よほど・・・その人の絵が見たくて。

 

ううん・・・それだけじゃくて。

 

描いた人をリスペクトしている感じが見えて。

 

で・・・いわゆるファーストインプレッション的なことを大事にしたいと思ってるみたいで。

 

だから。

 

もう。

 

何も言わず・・・ただこの人についていった。

 

個展・・・って言ってたから。

 

絵を見る・・・んだよね?

 

それなら。

 

没頭してほしい。

 

静かに・・・絵の世界へ・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・ん・・・?

 

じゃあなんで・・・俺を連れてきた?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ。」

 

「・・・ん?」

 

 

 

階段を上る背中へ問いかける。

 

小さな声なのに。

 

ちゃんと聞きとってくれる。

 

こういうとこ・・・いいんだよなぁって。

 

あなたのいいところだよなぁって。

 

思うんだよね。

 

 

 

「なんで俺を連れてきたの?」

 

 

 

ふいっと

 

止まる足。

 

俺を振り向くと。

 

とん・・・と階段を飛んで降り。

 

俺の隣に並んだ。

 

誰もいないのに。

 

すっと・・・顔を。

 

頬が触れるくらいに近づけ。

 

低く小さな声で俺に話し始めた。

 

まるで・・・何かから守るかのようにして。

 

智の手が俺の背にそっと触れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのな。」

 

「・・・ん。」

 

「インスタ見てたらさ。すげぇ絵があって。」

 

「・・・ぅん。」

 

「絵がさ・・・お前なんだよ。全部。」

 

「・・・俺?」

 

「そ。でもお前じゃなくて。」

 

「俺じゃないの?」

 

「うん。でもお前なんだよ。」

 

「なにそれ・・・意味わかんない。」

 

「まあつまり・・・さ。」

 

「・・・。」

 

「お前を描いてるんだよこの人・・・もうずっと。」

 

「・・・ぅん。」

 

「んで・・・個展開くってさ・・・ブログに書いてあったから。」

 

「・・・。」

 

「来てみたんだよ。」

 

「閉店後じゃん・・・どうやってここに話通したの?」

 

「俺の名前言って・・・・。」

 

「・・・。」

 

「んでジャニーズ事務所なんですけどって言ったら・・・。」

 

「・・・。」

 

「どうぞって言われた。」

 

「わ・・・事務所の看板利用してる///。」

 

「バカ///ちゃんと言ったぞ?俺。プライベートですって。」

 

「でもジャニーズ事務所のって言ったんでしょ?」

 

「言ったけど・・・いいじゃん///初めてなんだから・・・事務所の名前利用したの。」

 

「・・・それほど見たかったの?」

 

「それほど見たかったんだよ。」

 

 

 

見たい気持ちを隠さない智。

 

相当気になるらしい。

 

て言うか・・・さ。

 

閉店後にここを見ること・・・許されたのって。

 

事務所の力じゃないと思う。

 

多分・・・あなたの力だよ。

 

こういう・・・さ。

 

芸術家の人たちの集う場所ってさ。

 

そういう・・・事務所とかの看板だけじゃ動いてくれない気がするよ?

 

ちゃんとした実質がないと・・・。

 

ダメだと思う。

 

そんな簡単に・・・外野が入り込めない世界だと思ってる。

 

だから多分・・・例えば俺の名前じゃ無理だったと思う。

 

あなただから。

 

大野智だから・・・だよきっと。

 

・・・。

 

・・・。

 

そういうの・・・さ。

 

わかってんのかなぁ・・・この人。

 

 

 

つづく

 

 

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