Stand by you every moment~16-2 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
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ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

そんな時に。

 

未明・・・明け方近くに救急に運ばれてきた・・・患者。

 

交通事故で腹部を強打した若い女性。

 

止血をするために開腹手術をすることになった。

 

初療室でのオペ。

 

ニノが素早く俺の隣につく。

 

その・・・いつも通りのスピードに。

 

少し安心しながら・・・松本先生とオペを進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松本先生が言う。

 

 

 

「大野先生・・・患部見えます?もう少し広げましょうか。」

 

「いや・・・これでいい。」

 

「手ぇ・・・入りにくくないですか?」

 

「若い女性だからね・・・体のキズは小さい方がいい。」

 

「この子べっぴんさんですからね。」

 

「べっぴんさんかどうかは関係ないよ。」

 

「いや・・・男なら関係あるでしょ。大野先生だってキレイな女性好きでしょ?」

 

「・・・。」

 

 

 

答えにつまる。

 

だって俺が好きなのは。

 

・・・。

 

・・・。

 

ニノ・・・なんだから。

 

・・・。

 

・・・。

 

でも。

 

俺が答えにつまったところで。

 

きっとニノは・・・何も感じないだろう・・・と。

 

そこまで考えすぎる自分に笑いそうになった。

 

無駄口が多いのは。

 

オペの見通しが明るいからで。

 

だから・・・おしゃべりは嫌いではないけど・・・でも。

 

その話題は避けて欲しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鉗子。」

 

 

 

・・・。

 

・・・。

 

一瞬の間が空く。

 

俺の声・・・聞こえない?

 

え・・・と思って隣のニノを見ようと思った瞬間に。

 

 

 

「はい。」

 

 

 

・・・と・・・鉗子が出てきた。

 

多分・・・コンマ何秒・・・だったと思うけど。

 

器具出しが遅れたニノ。

 

それでも・・・十分に早い方だから。

 

だから・・・このニノのいつもと違う様子に。

 

気づいたのはきっと俺だけだ。

 

ここしばらく様子がおかしいニノ。

 

それが俺の思い過ごしでない事も今・・・確信した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し・・・集中しての治療が続く。

 

出血場所を特定してからの・・・止血。

 

そこの処置をして。

 

出血が完全に止まった事を確認する。

 

腹膜炎も起こしていない。

 

あとは・・・事後処理だけだ。

 

 

 

「大野先生・・・どんな子が好みなんですか?」

 

 

 

緊張が緩み・・・松本先生がさっきの話を続ける。

 

返事に困る俺。

 

 

 

「好みって・・・。」

 

「あ・・・俺も知りたいです。」

 

 

 

麻酔医の風間先生までが言う。

 

そう言えば・・・そう。

 

偶然だけど・・・ここの部屋には今男性しかいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「別に好みなんて・・・。」

 

「あるでしょ・・・好みくらい。」

 

「・・・ぅ・・・ん・・・。」

 

 

 

ホントに・・・聞かれても困る。

 

だって。

 

・・・。

 

・・・。

 

俺は。

 

 

 

「俺はね・・・やっぱり優しい子がいいな。」

 

「それは俺も一緒ですよ。」

 

 

 

松本先生の言葉に・・・風間先生が同調する。

 

ニノは・・・聞こえているのかいないのかわからないけど。

 

会話には入ってこない。

 

何か。

 

考え込んでいるようにも見える。

 

縫合を進める俺。

 

 

 

「大野先生もですよね?」

 

「ん?・・・ん・・・まあ・・・ね。」

 

 

 

曖昧に答えた。

 

って言うか。

 

俺がこんなに言い淀んだとしても。

 

ニノが何か思うはずもなく。

 

そう・・・思うはずがない。

 

だから・・・うん。

 

言っても・・・いいか。

 

そう思って。

 

少しだけ。

 

思いを口に出した。

 

 

 

 

 

 

 

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つづく