Stand by you every moment~15-2 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

「それが・・・何か・・・?」

 

「ん?」

 

「院長になる人は・・・その頭取のお嬢さんと結婚するって・・・。」

 

「・・・。」

 

「それが何か?」

 

「・・・。」

 

 

 

見つめられる。

 

多分・・・未だかつてないくらいの至近距離。

 

ちょっと・・・僕がのけぞるくらい・・・で。

 

大きな瞳。

 

その奥に・・・眉根を寄せた僕が映っている。

 

 

 

「ホントに気づいてないんだね。」

 

「ぁ・・・それ・・・。」

 

「・・・ん?」

 

「それ・・・なんなんですか?」

 

「・・・。」

 

「前もそんな事言いましたよね僕に。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・言った。」

 

「・・・いったいどういう意味なんですか?」

 

「・・・言葉通りの意味なんだけど・・・。」

 

「だからそれ・・・」

 

「ニノさ。」

 

「・・・。」

 

「智君の事好きでしょ。」

 

 

 

・・・。

 

・・・。

 

何を言ってるんだろうって。

 

そう・・・思った。

 

好きに決まってる。

 

だって尊敬しているし。

 

人としても・・・憧れ・・・みたいなもの。

 

あるし。

 

 

 

「好きですけど。」

 

 

 

櫻井先生の目を見てハッキリと言った。

 

だって好きだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「違う違う。その『好き』じゃないよ。」

 

「・・・。」

 

「やっぱホント気づいてないんだね。」

 

「どういう意味ですか。」

 

「『愛してる』って意味だよ。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・え?」

 

「ラブだよ・・・ラブ。」

 

「・・・。」

 

「男女の愛情と同じヤツ。」

 

 

 

何言ってるの?って思った。

 

だって僕と大野先生は男同士だし。

 

だから。

 

・・・。

 

・・・。

 

そういうの。

 

ある訳ないし。

 

そりゃ・・・一緒に暮してるけど・・・でも。

 

・・・あ。

 

もしかして・・・櫻井先生。

 

僕と大野先生が一緒に暮しているの・・・を。

 

なんか勘違いしてるのかも。

 

 

 

「櫻井先生・・・違います。」

 

「・・・。」

 

「僕と大野先生はそういう関係じゃないです。」

 

「・・・。」

 

「なんか勘違いしてます。」

 

「・・・。」

 

「一緒に暮してますけどでもそれは・・・」

 

「ねぇ・・・想像してみて。」

 

 

 

突然。

 

手をとられ。

 

櫻井先生の両手で僕の手がキュッと握り込まれた。

 

その力強さと・・・それとは逆の声音の優しさに。

 

不思議と守られているような感覚になり。

 

僕は黙った。

 

なぜか。

 

・・・。

 

・・・。

 

その言葉の続きを待っている僕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「智君の隣に女性がいる事を。」

 

「・・・。」

 

「例えばその家のキッチンにさ・・・女性と二人で並んで立っているとことか。」

 

「・・・。」

 

「ソファ?テレビ見てるのは・・・そこに女性と二人で並んでいる智君とか。」

 

「・・・。」

 

「想像してみてよ。」

 

「・・・。」

 

「・・・どう?」

 

 

 

どうって言われても。

 

なんて返事したらいいのか。

 

ただ。

 

・・・。

 

・・・。

 

ちょっとだけ・・・心がざわつく。

 

 

 

「もっと言うよ。」

 

 

 

僕を。

 

睨むくらいのきつい目で・・・見つめる櫻井先生。

 

聞きたくない。

 

そう思いつつ。

 

先が気になる僕。

 

こんな風に自分の気持ちが矛盾するなんて。

 

初めてだった。

 

自分が何を考えてるのか。

 

よく・・・わからない。

 

口をあけて・・・大きく深呼吸する。

 

ちょっと・・・息苦しい。

 

胸がチクチクする。

 

じわっと。

 

手に汗をかいてくる。

 

櫻井先生から・・・目が離せない。

 

 

 

 

 

.

 

 

 

.

.

 

 

つづく