Stand by you every moment~15-1 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

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Side.N

 

 

 

次の日の午後。

 

出勤してすぐに櫻井先生の部屋へと向かった。

 

昨日来た時と変わりないくらいの乱雑さで。

 

ううん・・・多分昨日の製薬会社からもらったのか。

 

なんか薬の箱みたいなのが増えていて。

 

さらには分厚い資料が一緒にあって。

 

こういうのをすぐに片づけないからこんなことになるんだ・・・と。

 

言いたかったけど。

 

今日はその話じゃなかったから。

 

何も言わずにソファへと座った。

 

なぜか僕の隣に座る櫻井先生。

 

って言うか・・・ここしか座るところが空いていない。

 

僕は・・・腰をずらして櫻井先生と距離をあけた。

 

 

 

「こんなに返事が早いってことは・・・。」

 

「お察しの通りです。櫻井先生のお話はお断りさせていただきます。」

 

「・・・。」

 

 

 

あまり驚かない先生。

 

僕が断わること。

 

想定内だったんだと知る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って事は・・・智君も本気なんだね。」

 

「・・・。」

 

「院長になりたいんだね。」

 

「・・・。」

 

 

 

膝に肘をついて。

 

俯きながら・・・前髪をかき上げる櫻井先生。

 

その問いに対する答えは。

 

ぼくがする事じゃないって・・・そう思って。

 

返事はしなかった。

 

 

 

「お力になれずすいません。失礼します。」

 

「待って。」

 

 

 

席を立とうとする僕を。

 

その声だけで・・・引き止める櫻井先生。

 

 

 

「まだ・・・先の事だけど。」

 

「・・・。」

 

「見合いの話が来ている。」

 

「・・・。」

 

「メインバンクの頭取の・・・2番目のお嬢さんで。」

 

「・・・。」

 

「院長になるには・・・そのお嬢さんとの結婚が条件だ。」

 

「・・・。」

 

 

 

僕をチラ見する櫻井先生。

 

政略結婚。

 

ありそうな話だな・・・って。

 

そう思った。

 

現に・・・今の院長の奥さんは・・・政界与党のある政治家のお嬢さんだし。

 

そのおかげで・・・ここの病院は政界とのつながりが強い。

 

いいか悪いかは・・・よくわからないけど。

 

って言うかなんで・・・そんな事櫻井先生が知ってるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうして・・・。」

 

「・・・ん?」

 

「なんで櫻井先生がそんな事知ってるんですか?」

 

「それは・・・。」

 

「・・・。」

 

「企業秘密だよ。」

 

「出所が曖昧なら・・・あまり信ぴょう性は高くないですね。失礼します。」

 

「いや・・・ちょ・・・ちょっと待ってよ///。」

 

「・・・。」

 

「秘密だよ?リエちゃんから聞いたんだ。」

 

「・・・リエちゃん?」

 

「そう。リエちゃん。知らない?」

 

「看護婦さんですか?」

 

「いや・・・違う。」

 

「・・・?」

 

「院長の秘書。」

 

「・・・ぇ・・・。」

 

 

 

あの。

 

眼鏡かけて・・・すごくキレイなんだけど。

 

僕達にはニコリともしないあの秘書さん。

 

あの人から・・・聞いたの?

 

しかもリエちゃん・・・なんて呼んじゃって・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一緒に飲んだんだよね・・・ちょっと前に。」

 

「・・・。」

 

「ぁ・・・もちろん院長も一緒だよ?最初飲んだ時はね。」

 

「・・・。」

 

「で・・・帰りに送った時にさ・・・もう一軒行こうよって言って・・・で聞いたんだよその話。」

 

「・・・。」

 

「でもこれ・・・内緒だよ?まだトップシークレットだから。」

 

「・・・。」

 

「そもそも・・・同じ大学らしいんだよね・・・院長とその銀行の頭取が。」

 

「・・・。」

 

「それで・・・まあ・・・そんな話が持ち上がったんだろうね。」

 

「・・・。」

 

「これからも・・・リエちゃんからは情報提供してもらえそうなんだ。」

 

「・・・。」

 

 

 

 

ここまで来ると。

 

素直に尊敬する。

 

櫻井先生の・・・なんて言うんだろう。

 

リサーチ能力っていうか・・・対人のコミュニケーション能力っていうか。

 

立派だと思う。

 

感服する。

 

・・・でも。

 

 

 

 

 

 

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つづく