Stand by you every moment~11-2 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

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「ハサミ。」

 

「はい。」

 

「お・・・ナイスタイミングだねぇ。」

 

 

 

大野先生の「ハサミ」の声に・・・僕が渡すと。

 

櫻井先生が・・・軽い感じで言う。

 

それが・・・なんだか。

 

また子供扱いされているみたいで。

 

ちゃかされたみたいで。

 

いい気がしない。

 

 

 

「翔君・・・。」

 

「・・・ん?」

 

「ニノを怒らせないで。」

 

「こんな事で怒らないよね?」

 

「怒ります。」

 

「わ・・・それは・・・ごめんごめん。」

 

「・・・。」

 

 

 

全然ごめんなんて思ってない櫻井先生。

 

その言葉の軽さからわかる。

 

でも・・・もう。

 

いい加減・・慣れたほうがいいのかもしれない。

 

この櫻井先生の軽口に。

 

いちいち突っかかっては。

 

僕の方が疲れちゃうかも。

 

って言うか・・・大野先生。

 

僕がむっとしたの・・・わかったんだ。

 

なんか・・・うん。

 

そんなことで・・・少しだけ気持ちが上向きになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても。

 

大野先生と櫻井先生。

 

縫合のコンビネーションの早さに・・・驚く。

 

多分二人・・・一緒に手術をしたのは初めてのはず。

 

なのに。

 

二人・・・絶妙なコンビネーションだった。

 

また・・・ザワつく心。

 

なぜなのか・・・はわからないけど・・・でも。

 

僕は看護師だから・・・と。

 

そんな言葉が頭をよぎる。

 

やっぱりこう言う時に頼りにされるのは。

 

同じ医者なんだろうな・・・と思った。

 

どんなに僕が経験をつんで頑張ったとしても。

 

僕は一生櫻井先生の位置には立てない気がして。

 

ううん・・・絶対立てないから。

 

うん・・・そんな事はわかっていたけど。

 

どうしてか。

 

初めて・・・そんな事に。

 

モヤモヤを感じて。

 

オペは最善最短で終わったのに。

 

僕の気持ちは・・・晴れ晴れ・・とはなぜかいかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術が無事に終わり。

 

オペ室から出る。

 

大野先生と並んで歩いている・・・と。

 

後ろから櫻井先生に声をかけられた。

 

 

 

「智君・・・ニノ・・・おつかれ。」

 

「ありがとね・・・翔君。」

 

「いや・・・智君と組むなんてそうないからね。いい経験できたよ。」

 

「・・・。」

 

「・・・智君の瞳の温かさも見れたし。」

 

「・・・温かさ?」

 

「櫻井先生。大野先生は忙しいんでお話が特にないならもう。」

 

 

 

あわてた僕は櫻井先生の腕をとって・・・その体を向こうへと押した。

 

ちょっとだけあせる。

 

あの日・・・車の中で僕が言ったこと。

 

本人に言われるのはちょっと・・・照れくさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやいや・・・あるって話。」

 

 

 

言いながら僕の手をきゅっと握り。

 

動きを制する櫻井先生。

 

そのままくいっと腰を抱かれ引き寄せられると。

 

耳元で小さく囁かれた。

 

 

 

「本人に聞かれたくないの?ん?」

 

「・・・。」

 

 

 

その言い方が。

 

また・・・子供扱いされたように聞こえてむっとなり。

 

ぱしっと・・・その手を払い櫻井先生から飛びのいた。

 

 

 

「べ・・・別に聞かれたくないとかそういうのは・・・」

 

「声大きいよ。」

 

 

 

櫻井先生に妙に冷静な声で言われ。

 

余計にむっとする。

 

 

 

「言わないから安心して。」

 

 

 

こそっと僕に・・・早口でそう言ってから。

 

 

 

「智君・・・ちょっと。」

 

 

 

僕の後ろにいる大野先生に声をかけ。

 

向こうの部屋へと大野先生を促した。

 

行きかけて・・・すっと戻ると大野先生が僕に言う。

 

ニノも来て・・・と。

 

僕は・・・手術着を脱ぎながら。

 

大野先生と櫻井先生の後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんのご家族を廊下の角を曲った奥の部屋に待たせたまま。

 

大野先生と櫻井先生は救急の隣の部屋で。

 

二人・・・カルテを見て難しい顔をしている。

 

多分・・・気になっているのはあのこと。

 

今日の午前中に須山先生がこの患者さんを診たことについて・・・なんだろう。

 

「誤診」・・・とは簡単には言えないけど・・・でも。

 

午前中のその須山先生の見立てが違っていたのはあきらかだ。

 

 

 

「智君・・・どうする?」

 

「・・・ん・・・。」

 

「ちょっとさ・・・デリケートな問題だよ?」

 

「・・・ん。」

 

 

 

大野先生には・・・ニノも来て・・・と言われたけど。

 

僕は。

 

席を外した方がいいかもしれない・・・と思い。

 

その場を離れようとした・・・と。

 

 

 

 

 

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つづく