Stand by you every moment~10-3 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
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大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

 

「寒いですね。」

 

「ん・・・。」

 

 

 

もうかなり遅い時間。

 

途中から薄暗くなる廊下を・・・職員食堂へ進みながら話す。

 

確かに寒い。

 

そう言えばまた雪が降ると天気予報では言っていた。

 

 

 

「大野先生・・・明日・・・予定ありますか?」

 

 

 

突然俺を見ずに・・・前を見ながら言うニノ。

 

だから・・・さ。

 

予定なんてないんだよ。

 

ニノのために全部あけてあるんだから。

 

薄暗い中。

 

非常灯の明かりだけで廊下を進む。

 

もう食堂はとっくに終わった時間。

 

今・・・ここを歩いているのは。

 

俺達のように食堂の自販機に用事がある人だけだろう。

 

静かで誰もいない空間。

 

二人だけの世界みたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ないよ。」

 

「じゃあ映画・・・付き合ってもらえますか?」

 

「・・・映画・・・?」

 

「チケットもらったんです・・・松本先生に。」

 

「へぇ。」

 

「もう・・・明日で終わっちゃうらしいんです・・・その映画が。」

 

「なるほど。」

 

「松本先生・・・行かれないらしくて・・・。」

 

「そうなんだ。」

 

「はい・・・で・・・誰かとデートしておいで・・・って言われて。」

 

「ぇ・・・。」

 

「フフ・・・男同士でデートって言うのもなんなんですけど。」

 

「・・・。」

 

「他に一緒に見たい人もいないので・・・。」

 

「・・・。」

 

「だから明日一緒に映画を見・・・」

 

「行く。」

 

「フフ・・・ありがとうございます。」

 

「・・・。」

 

 

 

ふわっと笑うニノ。

 

かわいくて・・・たまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ・・・ニノ。

 

他に一緒に見たい人・・・いないの?

 

俺以外いないってこと?

 

俺にとっては特別なセリフだったにもかかわらず。

 

ニノはフツーの顔している。

 

うん。

 

そう。

 

今なら聞ける気がする。

 

って言うか・・・聞くなら今しかないような気がする。

 

俺は・・・さりげなさを装い聞いた。

 

 

 

「この間・・・。」

 

「・・・はい?」

 

「あの雪の日・・・。」

 

「・・・。」

 

「翔君に送ってもらったでしょ。」

 

「ぁ・・・はい。」

 

「あの時さ・・・なんか翔君のこと苦手って言ってたでしょ。」

 

「・・・。」

 

「あれ・・・さ。なんか・・・あったの?」

 

「・・・。」

 

 

 

あまり顔色が変わらない。

 

それを見てちょっと安心する。

 

ニノの中で。

 

何かイヤなことがあったとか。

 

特別凄いことがあったとか。

 

そういうことじゃないみたいだ・・・と。

 

想像ができたから・・・だ。

 

わざとなのか。

 

軽く口をとがらせたニノ。

 

そんな顔も。

 

かわいくてたまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何かがあった訳じゃないんですけど・・・。」

 

「・・・。」

 

「なんか・・・櫻井先生って・・・。」

 

「・・・。」

 

「含みを持たせたような言い方・・・するんですよね。」

 

「・・・含み?」

 

「はい・・・俺わかってるよ・・・みたいな感じで・・・。」

 

「・・・。」

 

「僕の言いたいことも聞かずに・・・はいはいってあしらわれるような・・・。」

 

「・・・。」

 

「イメージですよ?そう言われた事はないですから。」

 

「・・・。」

 

「でもなんか・・・僕の思い過ごしかもしれないんですけど・・・。」

 

「・・・。」

 

「子供扱いされてるみたいで・・・。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・苦手・・・ぁ・・・。」

 

「・・・あ。」

 

 

 

 

 

暗いから気づかなかったけど。

 

角をまがって進んだその先。

 

自販機の前に人影があった。

 

で・・・それは。

 

よく見ると。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?智君・・・ニノ?」

 

「・・・。」

 

 

まさに。

 

今話の中心だった翔君がそこにいて。

 

だから・・・ちょっと驚いた。

 

さらには・・・手に持っているそのコーヒーは。

 

それは。

 

ニノの好きなコーヒーだった。

 

 

 

「なに・・・二人お揃いで。」

 

「コーヒーを買いに来たんです。」

 

「二人で?」

 

「・・・はい。」

 

「一緒に?」

 

「運動不足だからちょっとでもその解消にと思ってニノと来たんだ。」

 

 

 

翔君とニノのやりとりに口を挟む俺。

 

なぜか早口になる。

 

ニノは。

 

もう話は終わり・・・とばかりに自販機に小銭を入れている。

 

軽く・・・翔君の存在を無視しているような様子に。

 

やれやれ・・・と思う反面。

 

そんなニノですら。

 

かわいくてたまらなくなる。

 

って言うか翔君。

 

いつからニノって呼ぶように・・・。

 

 

 

 

 

 

.

 

 

つづく