Stand by you every moment~9-4 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

 

それは・・・例えあったとしてもなかなか言えないだろうし。

 

それに・・・そういうのって医者の個性だったりするし。

 

やり方とか・・・それぞれが長い経験で確立してきたことだから。

 

だから・・・そういうのを短所として否定するのって・・・ちょっと違うような気がする。

 

 

 

「俺の短所が言いにくいならさ・・・他の医者はどうやってるか・・・とか。」

 

「・・・。」

 

「そう言うのでもいいんだけど。」

 

「・・・。」

 

 

 

なんか・・・うん。

 

櫻井先生は。

 

心が広いのかもって・・・ちょっと思った。

 

あるいは・・・本当にすごい向上心と好奇心があって。

 

さらには・・・チャレンジ精神みたいなの?そんなのがあって。

 

だから・・・例えば人のいいところとかは。

 

取り入れよう・・・と思っているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぁ・・・あそこ・・・あの左側のグレーの建物です。」

 

「・・・あの角の向こう?」

 

「はい。あれです。」

 

「・・・ん・・・。」

 

 

 

あまり高層ではないマンションの3階。

 

そこが僕と大野先生が暮すマンションだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう・・・すぐについてしまって。

 

ちょうどマンションの出入り口のところに車を停めた櫻井先生。

 

シートベルトを外し。

 

僕が・・・ありがとうございました・・・と言おうとしたら。

 

 

 

「ねぇ・・・他の医者はオペ中どうなの?」

 

 

 

・・・と。

 

さっきの質問を櫻井先生が繰り返した。

 

答えるまで。

 

僕は帰れないらしい。

 

浮かしかけた腰をもう一度シートに沈め。

 

僕は・・・考えながら答え始めた。

 

 

 

「オペ中・・・医者の先生たちは・・・。」

 

「うん。」

 

「その・・・患者さんを人として見ていない時ありますよね。」

 

「・・・。」

 

「いえいいんです・・・責めてるとかじゃなくて。」

 

「・・・。」

 

「それは必要な事だと思うんで・・・いいんですけど・・・。」

 

「・・・。」

 

「そうじゃない先生もいて・・・。」

 

「・・・。」

 

「その・・・瞳から温かさが消えないって言うか・・・。」

 

「・・・。」

 

「そういう先生とのオペは・・・。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・こっちも思いが乗るって言うか・・・。」

 

「・・・。」

 

「その先生のためにもオペを成功させたいって思うっていうか・・・。」

 

「・・・。」

 

「あ・・・その先生に限らずオペの成功はいつも願ってますけど・・・。」

 

「・・・。」

 

「その・・・。」

 

「・・・。」

 

「えと・・・上手く言えないんですけど・・・。」

 

「・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は。

 

何を言おうとしているのか。

 

着地点が見当たらず。

 

モゴモゴしてしまった。

 

 

 

「気持ちの問題ってこと?」

 

「・・・はい・・・まあ・・・そう・・・です・・・。」

 

 

 

そんな。

 

一言で表せられる事じゃないんだけど・・・でも。

 

上手く言葉が出てこない。

 

 

 

「なるほどね。」

 

「コトの良し悪しの問題ではなくて・・・。」

 

「・・・。」

 

「そういう先生もいるっていうか・・・。」

 

「それは・・・。」

 

「・・・。」

 

「智君の事?」

 

「・・・。」

 

 

 

はい・・・と。

 

言えばいいのに。

 

なぜか・・・言えなくて。

 

でも図星で。

 

だから。

 

ちょっと間が空いてしまったけど。

 

僕は言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は・・・い・・・そうです。」

 

「なるほどね。」

 

「・・・。」

 

「まあ俺も・・・この間智君のオペ見て・・・。」

 

「・・・。」

 

「それはちょっと思ったなぁ・・・。」

 

「・・・。」

 

 

 

やっぱり見てたんだ。

 

って言うか。

 

思ったんだ。

 

そう・・・だよね。

 

僕が気づく事なんて。

 

櫻井先生が気づかない訳ないんだ。

 

 

 

「昔からさ・・・優しいんだよね・・・智君は。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・すごくもてたし。」

 

「・・・。」

 

「今だって・・・もてるでしょ?」

 

「・・・。」

 

 

 

 

 

.

 

 

つづく