Stand by you every moment~6-3 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

 

「それは・・・決定事項なんですか?」

 

「イヤ・・・そうじゃなくて。」

 

「・・・。」

 

「あくまでも翔君の希望であって・・・。」

 

「じゃあ断われるんですね。」

 

「もちろん。」

 

「じゃあお断りします。」

 

「・・・そう。」

 

「はい。」

 

 

 

あきらかに。

 

安堵のため息を吐く大野先生。

 

大野先生も・・・僕に行って欲しくなかったんだ・・・と知り。

 

ちょっと嬉しくなった。

 

 

 

「じゃあ俺から翔君には言っておく。」

 

「はい。お願いします。」

 

「ぁ・・・でも・・・なんで?」

 

「・・・。」

 

「理由・・・多分聞かれるから・・・脳外科に行かない理由。」

 

「それは・・・」

 

 

 

前から思っている。

 

僕の存在意義は大野先生の傍にいてこそだってこと。

 

この優しすぎる大野先生のそばで。

 

大野先生ができないこと・・・やれないキツイ事を僕がやる。

 

そこに僕の存在意義はあるんだから。

 

それが僕にしかできないことだと思っているんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間だって。

 

工場の機械に足を挟まれたって患者さんが運びこまれて。

 

それで・・・どうしても足を切断しなくちゃいけなくて。

 

それを・・・ご家族に伝えなくちゃいけなくて。

 

でも大野先生は言えなかったんだ。

 

それは・・・言いにくいからってことではなくて。

 

自分の無力さを思い知らされたから・・・で。

 

だってすごくすごく悔しそうにしていたから。

 

だから・・・僕からご家族に伝えたんだ。

 

大野先生は。

 

「言わせてごめん。」って僕に言ったけど。

 

そこにこそ・・・僕の存在意義はあると思ってるから。

 

全然謝らなくていいことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに。

 

さらに言うと・・・その・・・病棟の脳外科のオペナースという仕事は。

 

どうしても僕である必要はないと思っている。

 

でも。

 

大野先生につくオペナースは僕でなくちゃ・・・と。

 

僕が一番大野先生に信頼されている・・・と。

 

それは驕りかもしれないけど・・・でも・・・そう思っている。

 

でも・・・だからといってそれを。

 

大野先生にそのまま伝えるのは。

 

さすがに・・・おこがましくて///言える気がしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「救急にいたいからです。」

 

「・・・。」

 

「まだまだ・・・僕は救急で勉強することがたくさんあります。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・」

 

「わかった・・・そう伝えるよ。」

 

「・・・お願いします。」

 

 

 

大野先生の顔が。

 

表情が緩み。

 

いつもの・・・大野先生の顔になっていた。

 

もしかして・・・ずっと。

 

今日静かだったのは。

 

車内で何もしゃべらなかったのは。

 

その事が原因なの?

 

申し訳ないけど。

 

そんなことが?

 

僕が脳外科のオペナースになるのが。

 

そんなに・・・やだったの?

 

だってそういう意味だよね。

 

今のこの・・・大野先生の態度は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか。

 

笑う場面じゃないのに。

 

笑いそうになる。

 

こんなことで・・・この先生がこんな風になるなんて。

 

僕にとっては・・・全然大したことじゃないのに。

 

なんだかもう・・・一大事みたいな顔するなんて。

 

たかが救急の看護師一人。

 

いなくなることがそんなに・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

ううん。

 

やっぱり。

 

大野先生の中で・・・少なからず僕は特別な存在だってこと。

 

そう・・・思っていいってこと・・・なんだよねきっと。

 

それは。

 

うん。

 

素直に嬉しい。

 

大野先生の事は・・・医者としても人としても尊敬している。

 

あのストーカーから僕を守ってくれた事ももちろんだけど。

 

この人は・・・本当に優しい人なんだ。

 

それは・・・ずっと近くにいた僕だからこそ。

 

わかることで。

 

僕はこんな心優しい先生に。

 

辛いことやきついこと・・・させたくない。

 

だから。

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

つづく