鬼饅頭
葬儀屋さんとの打ち合わせが、あんなに細々として長くかかるものだとは、今回初めて知った。
その中で、「喪服の着付けをどうなさいますか?」というのがあった。貸衣装もあり、着付師さんもいるのだそうだ。絽の喪服も持っているのだから、せっかくなら自分で着付けて着たいところだが、家族皆が実家に出てきたので、持ってきてくれる人はいない。
例えば、入院させて一旦こちらに戻ってきた時点で喪服を実家に送っておくことは可能だったろうが、そういうことを思いつきもしなかったし、思いついても憚られただろう。2,3ヶ月でも生きてほしかったし、せめて1ヶ月はと思っていたのだから。
父が亡くなった時も、突然死だったので、明け方訃報を受けて、取るる物も取りあえず飛び出したので、喪服を持参する暇はなかった。もっとも、葬儀場でそれを歎くと、このあたりで和服の喪服を着る人はほとんどいないよと、妹に妙な慰め方をされたけれど。
ところで、今回は用事のある娘を置いて、私だけが先に飛び出した。喪服は私が持っていくから、普段着で体一つで来ればいいといっておいたら、斎場にやってきた娘はサンダル履き∑(゚Д゚) 娘は当然私が靴も持参したと思っていたそうだが、喧嘩している暇はないので、靴を買いに走ろうとしていたら、係の人が見つけて、靴なら用意がありますとのこと。サイズもいろいろあって、無事黒い靴を履くことが出来た。ありがとうございました。
大江山名物、鬼饅頭
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