延命治療を希望しないといっておいたら、母が亡くなった病院では、みごとに自然体で死なせてくれた。ただ、遠方の私の到着時間を聞いて、人工呼吸器の酸素濃度を倍にしてくれたそうだ。お蔭で息のあるうちに到着し、3時間付き添うことができた。
家族だけで看取れるよう配慮されているのだろうが、呼吸が止まりました、と言っても駆けつけてくれるわけではない。計器の値が全て0になって暫くしてから、医師がやってきて簡単な死亡確認をしただけ。
偶然、姪っ子がこの病院の看護師だったので、母の体や髪を手づから洗って、化粧までしてくれた。私もドライヤーで髪を乾かすお手伝いをちょこっとやらせてもらった。この処置をエンゼルケアというのだそうだ。それにしても看護師は大変だなあヘ(゚∀゚*)ノ
それから、甥っ子がさんざん苦労して探して持参した着物を、看護師の姪っ子、姪っ子の母(つまり私の妹)、私の3人でていねいに着せた。背中をでこぼこにするわけにはいかないので、帯を結ぶのが難しかったが、まあ何とか様になった♪
おめかしした時の常の母になったようで嬉しかった。
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