いまだにこんなことやっているのシリーズ。
いつの間にか9個目ですね。いやー早い。
あーそうだ。過去のやつまとめておこうかな。
第1弾:翔てんてー(腹式呼吸)
第2弾:楽な発声製造工場Wonka(裏声とミックスボイス)
第3弾:齋藤信也さん(裏声とミックスボイス)
第4弾:Mスタ(腹式呼吸と音程)
第5弾:ChemicalVoice(喉を開ける、割り箸?、舌の位置)
第6弾:尾飛良幸さん(喉を閉める、ミックスボイス)
第7弾:シゲボイch(呼吸が浅い)
第8弾:MIKKO(腹式呼吸)
こんなところか。
今回の話題は喉を開ける。だから第5弾に近いんだけど
これですね。美声ジャイアンってやつ。
あくびができないと一生のど声なんだって。
というか、あくびの喉で歌ってないじゃん。何矛盾したこと教えているの?
最初の歌。BEAMが斜め下(高いところでワザと下げていたような)に動いていました。そりゃあ苦しいよ。
喉声になってしまう原因は喉を締めているから。ふむ。喉声の定義はそれなんですね。
見た感じ、喉が締まっているようではなかったけどね。
日本語は喉が締まりやすい言語。違います。
なんでこう、勘違いする人多いんですかね。
第5弾でも書いたけど、言葉って喉の開きうんぬんじゃなくて、口の形だとか、舌の位置・動きとかで決まるんだったよね。
視点を変えれば、喉の開きを一定にして「あいうえお」ってしゃべれるんですよ。これはクラシック系のボイストレーナーの人が言っていたかな。
ただ、日本語の場合、発音の種類が少ないから、どうしても口周りの筋肉が固まりやすいというのはありますね。だから、日本語にない英語の発音を出そうとして苦労するわけです。
極端な話、日本語で使う五十音の発音全部の口や舌の動きだけできれば、それだけで日本語が話せるんですね。でも、そうなると例えば英語のθやらvやらの発音ができなくなるんだよね。
そうですね。高い音になると喉仏が上がるから、無理矢理言語別で喉の締まりやすさを考えれば、高い音を出すことで言葉を区別する言語は喉が締まりやすいといえますね。
日本語の場合、別にそんな高い音を出す必要もない言葉なので、特別喉が締まりやすい言語というわけじゃないですね。
今回紹介する声の出し方。ずばり、あくびの喉ですね。
喉が締まっているのであれば、逆は喉を広げるのではなく、喉を緩めるです。
あーそうですね。喉を緩めたいのであれば、喉に力加えてはいけないので、あくびの喉は逆効果ですね。
どちらかというと、喉仏を無理矢理動かすような声の出し方ではなく、喉仏の動きを自然に任せる感じでしょうか。
そうなると、牧野先生が言っていた
これが喉を緩める(牧野先生は喉を開くと言ってますが)ことになりますね。
ただ力を抜いているだけなので、それこそ、普段のしゃべり声で良いわけです。
ご飯を食べる前にするあいさつ「いただきます」。この感覚の喉ですね。
このあいさつする時ってだいたい落ち着いている時ですよね。怒っている時とかだとこのあいさつしませんよね?
誰だって美味しいもの、食べたいですから、ご飯を食べる時のこれは割とにこやかな(和やかな?)状態かと思います。
で、喉を緩めたいはずなのに、あくびの喉をキープって、それじゃあ結局喉が締まるじゃないですか。
あくびの喉キープ中と書かれていますが、実践していないですね。
ポロッとこれを出してみる。
そう。あくびの喉をしようとするとかえって喉が締まるんですよね。
けいたんも牧野先生と同じ考えで、普段のしゃべり声で喉は開いていると言ってますね。
そう。けいたんも言っているように、そんなことできなくても一生のど声じゃないんですね。
日本語は喉が締まりやすいとか、喉を開けるためにあくびの喉を意識するとか、令和の今になっていまだにそんなことやっているんですね。