手ぬぐい片手に想像の旅に出よう!(5)ユーモラスな諏訪の「万治の石仏」に会いに行く! | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

「心和む、不可思議な万治の石仏に会いに行きたい」

 

手ぬぐいは長野県は諏訪大社下社春宮の近くに鎮座する万治の石仏手ぬぐい。

いかにも観光地然としたデザインだが、ギリギリの味と言えば味のライン。

 

この万治の石仏、万治3(西暦1660)年の刻印があることから万治の石仏と呼ばれている。言い伝えでは下社春宮に大鳥居を奉納しようとこの地にあった大石に石工がノミを入れたところ、石から血が流れ出たため、この石に阿弥陀様を刻んだとのこと。

かつて画家の岡本太郎氏が訪れた際に感嘆して有名になるも、僕は知らなかった。

楽天時代に長野のDCキャンペーンのお手伝いをした際に知り、ぜひ一度と思いお邪魔したのが2012年ぐらい。

 

実物は写真から想像するより小さく資料によれば2.6mほど。

それ以上に日本独特のデフォルメ感というかそういう可愛さがあって(それは仏像の下の邪鬼の描かれ方とかにも共通するる可愛さ)、暖かい日になんだかボーッと眺めていたくなる。

雨雪が降ると傘をさしてあげたくなってしまう。

思わず一緒に写真を撮りたくなる。

3周して祈願すると願いが叶う、という後付け感も一種の日本らしさか。

 

ちなみに四社で成り立つ諏訪大社も圧巻。

 

御柱をロケットと位置付けた高橋克彦氏のSF?小説「竜の柩」に触発されて1990年代後半に訪れたが、その後も何かしら縁があり、諏訪には幾度となくお邪魔している。

 

美味しい鰻屋さんもたくさんあり諏訪を訪れた際にはぜひ寄ってもらいたい。

ちなみにお土産は以前このブログでも紹介した「諏訪湖豆」を!

 

コロナ禍が過ぎ、旅をできる余裕が皆に生まれたら、是非諏訪へ。

「世界中の人たちに旅を楽しめる時間が来ますように!」

 

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