シティブランディングを手がける  其の二【基軸の設定】 | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!


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次にシティブランディングにおいて、

最重要視するポイントは言うまでもなく

アイデンティティ(自己)をメッセージ化した【基軸の設定】にある。

この場合の基軸はコンセプトに置き換えてもいい。

 

市民やそのまちの文化・歴史に紐づくアイデンティティを探り、

市民や企業によるあらゆる場面での判断基準の一つとなりうるコンセプトを作り、

それを分かりやすく視覚化するためにロゴを作る。

そしてそのコンセプトを具現化し、展開していく。

 

単なる宣伝活動(プロモーション)では終わらず、

ソフト(無形要素)からハード(有形要素)まで、

お店のサービスやイベントから都市計画までに影響をもたらしていく。

コーポレートブランディングに近いが、

利益をもたらす対象が株主や社員ではなく、

市民や市内企業であることに明確な違いがある。

 

当然基軸は限りなくシンプルであるべきである。

分かりやすいのは1つの素材に絞ることだ。

その結果あらゆる打ち手が1つに絞られることで結果的に効率的な活動になる。

とにかく1つに絞る。

 

最初は誰もが簡単に「打ち出しを1つに絞り切らないからダメなんだ」と他を見て言う。

だが実際に決める段階になるとあちこちに気を使って絞れない。

「うちの場合は色々な諸事情から2つに」とか言ってしまう。

または極めて曖昧な言葉や大きな枠組みの言葉を使ってしまう。

結果、そのメッセージに拠ることが難しくなってしまう。

 

島田のアイデンティティの一つが「緑茶」であり、

いわきのアイデンティティの一つが「フラ」であった。

そして共に一つに絞った。

これが実は一番難しいのだ。

 

ちなみに基軸を設定するのとは違う手法ももちろん多く存在するだろう。

どこにも通じる方程式などあるはずもなく、

場所や人が変われば当然ながらやり方は変わる。

実際にプロデュースをしていないので何とも言えないが、

NYCやMELBOURNE、AMSTERDAMの事例はまた違う角度で攻めている気がする。

大きな予算を持つ大都市圏なら可能なことと、

地域の中小規模の市町村なら可能なことは、

また違うのだ。

 

(其の三に続く)

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