西日本豪雨災害、岡山県現地活動 2018.07.13-16④ | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2018年西日本豪雨災害・岡山県現地活動
7月13日〜7月16日】動画③

撮影/CDCA kishimoto.yasushi

時間/15分22秒

 

台風、大雨による水害は

北海道南富良野町、九州北部災害などで

現地活動を行ってまいりましたが、
今回は水害の壮絶さを感じる活動となりました。


突然の地震による災害と
気象庁などから出される命の危機にかかわる情報や避難指示など、
予測して行動できる災害(水害)。

 

備えは変わらなくても、
個々の意識と行動により結果に大きな差が生まれます。

 

声を大にして言いたいです。

異常気象に突入している状況の中、

今までの常識、経験は通用しないのです。

 

「命の危機に関わる」という警報が出た際には、

とにかく明るいうちに早め早めに避難してください。

 

水害の時は、土砂崩れが起きない高台へ

 

特にお身体の不自由な方、ご高齢の方、

小さなお子様がいらっしゃる方、

動物と一緒に避難される方は、

ご自身の身の安全を確保できる間に

ゆとりをもって逃げてください。

 

そして、自治体の長の方にお願いです。

環境省では同行避難を推奨し、

最終的な判断は各自治体の長に委ねています。

そして、

自助、共助、公助とも言われていますが、

避難するにあたり、

動物と一緒に避難できない、受け入れ先が無いなどから、

自宅にとどまり災害に巻き込まれたり、

自宅に置かざるを得なかった子たちを迎えに行き、

二次災害となったりすることがないように、

動物との同行避難、受け入れ先のあり方を

もう一度考えて頂きたいと切に願います。

それが人の命を守ることにもつながります。

 

 

活動三日目、

管轄の玉島警察署に事前連絡をし、

「小さな足跡、」、

「生きている証」を信じて、

ボランティアさんや車の出入りがない夜から朝にかけて、

「あずきちゃん」の捜索、

朝までの段階では姿を確認できず。

 

相談対応を行いながら、

船穂小学校、上成小学校、乙島小学校の避難所、

大雨による化学反応、アルミ工場爆発の避難所である

久代分館、西公民館にてヒアリングを行う。

 

 

Facebookを通して、

地元のボランティアさんM様が駆けつけてくださり、

スーパー ディオ 真備町店で合流、

ご自身の周辺も水に浸かったにもかかわらず

いてもたってもいられなかったと、

お身体が大変な時に、朝から夜遅くまで、

お気持ちを一つにして参加してくださり

本当にありがとうございました。

 

 

船穂小学校の避難所には、

アメブロを通して活動をご存知になったT様が

洪水で流されてしまったフィラリアのお薬や

通路に避難していたワンちゃんのためにと

蚊取り線香をお持ちくださいました。

 

そして、

受け入れ先が決まっていなかった犬のメリーちゃんのことを

フィラリアのお薬を調達しに行った先の獣医さんに相談してくださり、

偶然にも「くらねこ」様がお声掛けしてくださっていたteamKARさんとつながり、

メリーちゃんの受け入れ先が決まったのです。

 

東京を出発する際に

横浜からワンちゃんの預かりの手を挙げて頂いていたのですが、

災害でストレスを抱えている子に空輸のリスクは避けたいので

極力、地元での受け入れ先をと考えていました。

ご尽力くださった横浜のI様、

地元のT様、「くらねこ」様、teamKAR様、

つないでくださった新倉敷駅そばの「かもい動物病院」様

ご協力に心より感謝申し上げます。

 

 

そのあとは真備町の避難所に戻り、

行方不明になってしまった白猫「もも君」の飼い主さんと合流。

「もも君」の性格や避難時の様子、

行方不明になった時の状況をお聞きし、

ご自宅へと案内して頂く。

 

ご自宅から避難所までは3~4km、

避難所には全く土地勘がない。

 

避難所に設置した捕獲器を撤収し、

通常の迷子捜索に切り替え、貼紙をすることに。
情報元の「くらねこ」様が直ぐにチラシを作成、対応。

迅速な動きに、ただただ感謝です。

 

 

犬のメリーちゃんの受け入れ先が決まり、

夕方移動することになったのですが、

その間に、治療、投薬中のワンちゃんのお薬が豪雨で流されてしまい症状が悪化、

往診して頂いていた動物病院も被災し、薬が手に入らず困っているとの相談。

急遽、メリーちゃんを迎えに来てくださるteamKAR様にお願いし、

獣医さんのご協力を得て、お薬を手配して頂きました。

お時間がない中、走り回ってくださり、本当にありがとうございました。

 

 

19時近く、teamKARさんと合流、

飼い主さんと一緒にメリーちゃんのもとへ。

 

お父さん、お母さんに見送られ受け入れ先様へと移動。

一緒のお家に住めるその時まで

メリーちゃん、がんばろうね!

そして、

メリーちゃんを受け入れてくださったteamKARのメンバー様、

どうぞ宜しくお願い致します。

 

お力をお寄せくださったボランティアの皆さま

何事にも迅速にご対応くださり

本当にありがとうございました。

 

 

★ 【7月19日追記】
ももちゃん、無事に保護されました。
ご協力をありがとうございました。

居なくなってしまったももちゃんの
情報を求めています。

https://www.facebook.com/1695762857405679/posts/2032902583691703/

★同じく真備町での迷子猫、
ましゃ君です。

https://www.facebook.com/1695762857405679/posts/2033124460336182/


 

 

〜現地活動にお力を貸してくださった
団体様の情報〜

 

🐱「くらねこ」様より
https://m.facebook.com/kurashiki.neko/

 

🐶倉敷市保健所ボランティア
team KAR様
https://m.facebook.com/kurasikianimalrescue/

 

 

つづく

 

★引き続き、現地活動のお願い

https://www.facebook.com/cdca.animal/posts/1295339637266956

 

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