”睡眠薬地獄に陥る本当の理由” | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

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あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

私は、睡眠薬を飲まなくても眠れたけれど、睡眠薬を飲んだとて寝ていられなかったから、一番最初に断薬したのは睡眠薬でした。


    
最初は1種類の睡眠導入剤から始まる。医者が患者の「眠れない」という症状に対する鑑別診断をせず、すぐに不眠症と決めつけ、また、原因を探ることもせず、睡眠教育も行わず、サクサク薬を処方したせいで、薬の量が次第に増え、種類が増え、とうとう睡眠薬だけでは眠れなくなり、抗不安薬が追加され、、終いには抗精神病薬まで処方され、それでも「眠れない」が延々続く。これが「眠れない」と訴え、気づいた時には多剤処方の地獄に陥る典型的パターンである。

いかなる場合も、ただ漫然と薬を飲んでいるだけでは良くならない。眠れない原因を探り、その改善をしない限り、薬のごり押しで良くなることはほとんどない。しかも、「良くならない」という状況が、患者の自己判断で薬を増やしたり減らしたりと、内服ルールから逸脱させていくからだ。

全ての薬剤に使用のルールがある。精神科の薬の場合、ルールを守らないことで副作用が目立つばかりか、依存を形成する。すると、「眠れない」だけだった症状に抑うつや不安も加わり、事態は複雑化し、薬の種類がどんどん増えてしまうのだ。


【編集後記】


睡眠薬なんて、何の役にも立たなかったので、薬を辞めようと決めた日の夜から飲まなくなったんだよね😅



身体は疲れ果ててるから気絶するように眠りに入るけど、夜中の3時には目が覚めて、追加の頓服を飲んだとて眠れた試しはなかったなぁ。



朝まで(目覚ましが鳴るまで)ぐっすり眠りたかった一心で、瞼の手術すらしたけれど、どれもこれも何の役にも立たなかった。



唯一効果があったのは、



断薬だったってのは笑っちゃうよね。

笑い事じゃないけど。