【その②】精神薬の離脱症状とマインドフルネス | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

夏海のお部屋へようこそ

あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

私は2度の断薬成功と一度の断薬失敗を経験していますが、断薬成功した2度とも同じ方法で精神薬を手放しました。



私の断薬方法は一度目は主治医の指導の下、飲まない時間を増やして行くと言うやり方で、二度目も自分の体とか相談しながら同じ方法で辞めました。



そもそも睡眠薬は効かなかったので(効いたと思った時がないが、律儀に飲み続けていた)、薬を辞めようと思った段階から飲まなくなったのですが、他の薬もサクサクと減らして行きました。



常用は全て辞めた段階で、最後は頓服でやり過ごそうと思って、例えるなら頭痛薬を飲むのか飲まないのかのタイミングを図るように、『飲まないこと』に慣れて行きました。



全て辞めようと思ったのが大晦日の本屋さんで、それまではダメだったら頓服を飲んでやり過ごせば良いやと思ってたのですが、流石に薬を辞めたらでっかい離脱症状がドカンとやって来るぞと覚悟を決めて、私は使い物にならないから私のことは諦めてと夫に伝え、潔く寝込もうと思ってました。


月面の撮り方を覚えたのに、この満月期間は雨ばかりで次回に乞うご期待で



離脱症状の何が辛いって、いつまで続くのかの終わりが見えないことと、薬を飲んで対処出来るような単純なものではないことで。



私は飽き性なのが幸いして、自分を観察するのに飽きてしまって、離脱症状があったとてどうにもならないなら、もう良いやと抗うことに諦めてしまったのですが、逆にそれが良かったのかなと当時を振り返って思います。



今まで律儀に時間通りにやっていた習慣を辞めてしまうのは、そこにポッカリと空いてしまった穴を意識しない訳にはいかず、穴に気づく度に、「もう飲まなくても良いんだ」と自分に言い聞かせる毎日でした。

(朝昼晩と寝る前だからねぇ。そして頓服もあったからねぇ)



長くなったので、その③に続きます。





【編集後記】

今までやらねばと思いながら、ダラダラとやって来なかったことを少しずつ片付けていますが、本当にやりたくないので途中で現実逃避を入れながらだから、なかなかの亀の歩みやがら、今日も一日頑張りました。


やりたい(やらねば)と思いながらもう三年も放置していたものも三つほどやっつけたのですが、そこに向かう前の惨状はそのままなので、今月中に何とかできたら良いなぁと亀の私は夢見ています。


仕事を辞めて、少しだけ手の込んだ料理を作るようになり、今はジャガイモと人参にハマっています。


毎朝の峠道を走りながら🚗の自分の内面との対峙の時間があり、この時間の為に仕事を辞めるタイミングだったのかなとふと考えたりしています。

(そして、この時間の為に事故にも遭ったのかなとか苦笑)