夫はミスをすると、自分を『鈍臭い』と言い『馬鹿だ』と言いますが、
夫は馬鹿でも鈍臭い人でもなく、
足りていないのは注意力と堪え性なのですが、
『馬鹿だから』物を落とす壊すこぼすと思っている以上
落とす壊すこぼし続けるんですよ。
何故なら、対策を立てないからです。
私からコーヒーカップを受け取る瞬間に、コーヒーカップではなくテレビに目線が行き、コーヒーカップが傾くのでコーヒーをこぼす。
同じ失敗をするのは馬鹿だからと言いますが、馬鹿なのではなく無知なのです。
自分がどのような行動をしているのかを知らない、何故失敗を繰り返すのかを正しく反省し検証しないから、コーヒーをこぼす確率が高いんです。
夫にそれを伝えて、夫がコーヒーカップに注視しない間は私が手を離さないと言う渡し方をし続けていると、コーヒーカップを手渡してもコーヒーをこぼす確率が激減しました。
夫は家庭で丁寧に育てて貰っていないので、自分の特性を知らず、特性に合った教育を受けておらず、反復練習をすれば失敗し続けることなく、自分を馬鹿だ鈍臭いと卑下する必要もない人生を送ることが出来たんです。
○○のせいと、何ものかのせいにしている間は、自分への見直しする視点が生まれません。
どうせ他人は変わらないのだから、薬を飲んだとて『治らない』のです。
会社はなくならない
怖い上司も
嫌いなあの人もいなくならない