愛したいのに、愛せない。 | 別居・DV・浮気に悩む妻たちへ☆~愛ある家族になりましょう~

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こんにちは虹芙蓉です。


カウンセリングで、心の奥を見させて頂いた時、

「愛したいのに、愛せない」
「信じたいのに、信じられない」

という気持ちが強くあり、幸福感を妨げていることがあります。

これは、相当に苦しい状況です。

愛したい…も本当。
愛せない…のも本当。

2つの相反する気持ちが、引っ張り合いをしているようなもので、
心が千切れそうになっているんですね。

「許したいのに、許せない」

というのも、そうです。


もう!

そんなモン、さっさと愛したい気持ちを優先させて、幸せにならんかい!

…と言いたいところですが、なかなかそうは行きません。

人間、気がすむまで、

愛せない!信じられない!許せない!

を味わわないと、次の段階に行けないという事もあるようです。

それは、他人が動かせることではなく、
本人の魂が決めていることのような気がしてなりません。


一生愛せないまま、信じられないまま、許せないままに終わる…そういう人生もあります。

それはそれで、本人が魂で「今世ではこう」と決めていらっしゃるのだから、仕方がない。

本当は愛したい気持ちがあることに蓋をして、
憎みながら、苦しみながらも折り合いをつけて、
納得して人生を終えられます。

愛せない、許せない気持ちを忘れたことにして、向き合わないように終える人生もあるでしょう。

そういうものがカルマとなって、魂に残って行くものかと思います。

すべて、自分の自由意思ということですね。


~~~~~


私と夫は、今世では「許し」を成就するために結婚したのかな、と感じました。

お互い、「許せない」という気持ちに苦しみました。

わたしも許せなかったけれど、夫もまた私を「許せない」た苦しんでいた時期があったのです。

穏やかな関係が戻ったかと思えば、急に爆発して怒り狂ったり…
あの頃の夫は、とても精神的に不安定でした。

夫はあれこれ考えるタイプではないので、

「許そう」と思ったり、「手放そう」と決心したりすることはなかったのかもしれませんが、

私が怒り狂う彼を受け入れると覚悟を決めた時から、
いつの間にか手放して行ったような気がします。

怒っていてもしょうがない…って感じになって行ったのかと。


夫婦関係の場合、どちらかが心の壁から出て丸腰になると、
相手も自然とそうなって来るという法則があります。

振り返って思うのは、あの時私は夫を丸腰にさせる為に許したわけではないこと。

夫を良くしてやれ、という気持ちでしたことではなかったのです。

自分の魂が許したいと願っている。
だから本当に許せたし、それが夫に浸透したのだと思います。