「芙蓉さんは、もう旦那さまからDVを受けることはないんですよね?
どうやったら、旦那さまの暴力をやめさせることが出来たんですか?」
このような類の質問、最近はあまり聞かれなくなりました^ ^
以前は、メッセージやメールで、いっぱい来ていたんですけどね。
おそらく、私が夫の暴力を止めさせたわけではない、という事が、
読者の皆さまに伝わっているのかな?…と思っておりマス^ ^
そう。夫の暴力は、妻が止めさせるという問題ではないのです。
そんな表面的なことではないのです。
だから、「旦那さんのDVは治りません」と一般的に言われているのだし、
相談機関では離れることを勧められるのです。
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でも実は、「暴力」は、ほんの氷山の一角にすぎません。
離れたからと言って、すべての問題が解決しているわけではない。
根っこが残っています。
ウチの場合も、多くの読者の皆さんと同じように、
「DV・モラハラ」があり、
渦中はそればかりが大きく感じられていました。
「ひどい暴力を振るわれた」
実際、それに一番悩んでいて、そこさえ治ってくれたら何とか生活して行ける。
だから、何とか暴力だけは子供のためにも止めてもらう方法はないか?と、そこばかりに気を取られていました。
でも実は、DVなんて表層にすぎませんでしたをら
重要な「根っこ」の部分に気づくまで、かなり時間がかかりましたね。
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根っこの問題に気付いてから、
まったく夫のDVがピタリと止まったかと言えば、そうではありませんでした。
DVというのは、専門的な研究によると、嗜癖だと言われています。
アルコールやギャンブルと同じで、止めようと思ってすぐに止められるものではないんですね。
習慣、癖のようになってしまっているんです。
だから、根っこが良くなってからも、思い出したように時々、起こったりしました。
でも、それもいつの間にかなくなって行きます。
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根っこの問題に気付き、歪み、間違いを正すのに、『新・良妻賢母』はとても役に立ったと思います。
DVをする夫のタイプの夫婦に、『新・良妻賢母』は効果が表れやすいのです。
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もしも今、夫がものすごいDVを起こす事があっても、
もう我が家では問題とは扱わないでしょう。
仮に夫がキレることがあっても、問題をそれ以上大きくしない自信があります(笑)
最近は本当にキレることもなく、ムチャぶりもなく、優しさと楽しさしかない人になっていますが^ ^
DVさえ解決したら、何とか生きて行けるのに。
離婚しなくて済むのに。
渦中の私は、そんな風に思っていたけれど、何て低い理想だったのだろう…と今は思います。
本当の意味で良い夫婦関係を築くには、表層、氷山の一角だけを解決すればいいという問題ではない。
根っこ、土台、基礎工事から築き直すことだったんですね。