猫なでにき -36ページ目

ベランダ de ジンギスカン

連休の中日をのんびり過ごしている我が家。
天気も良いし、風もよいし、こんな日はピクニック気分で……。

ベランダに道具を運んで、昼ご飯!

偽ジンギスカン
というわけで、ホットプレートでジンギスカーン。

肉は近所のスーパーで、400g 600円くらい。あとはミックス野菜とエリンギとえのきを用意。

そしてひたすらジュージューやるだけ。ジンギスカンのたれをつけて食うだけ!ワイルドなり♪

もちろん、昼間からビール行きます。大人の休日だなあ。



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「Sunny」悲しみは名曲の源

いわゆるスタンダードな名曲というものは、私などが生まれた時にはもう「スタンダード」に存在していて、つまり意識することなく耳に入ってきていたものだ。

そういう、無意識に耳に覚えてしまっているというものは、少々やっかいでもある。実際はよく知らないのに、よく知っているような錯覚に陥ってる場合があるからだ。
ああ、よく聴くあの曲だ。あれは確か誰某の曲……と思いこんで疑わなかったりすると、何かきっかけがないと間違いに気づくことはない。

数年前にフォルクスワーゲンのCMで、ある名曲のカバーが流れた。
背景は雨のシーン。そこに流れる切なげなメロディ。1966年の発表以来、数多くのミュージシャンに愛され、カバーされ続けている曲、『Sunny』。
オリジナルは、Bobby Hebbによって書かれた心揺さぶるTUNEだ。



CMでこの曲のカバーを耳にした時、オリジナルを聴きたい衝動にかられて、CDを買おうと曲のことを調べた。この時にはじめて、間違いに気がついた。私はこの曲はMarvin Gayeがオリジナルだと思っていたのだ。

しかしその上、曲の内容に関しても勘違いをしていたことがわかった。
繰り返すフレーズ
Sunny one so true
I love you
から、恋人への愛を歌っているとばかり思っていた。
しかし、事実はもっと悲しいものだったのだ。

それは1963年の11月も終わる頃。Bobby Hebbの兄のHaroldが、ナッシュビルのナイトクラブの外で、強盗に襲われ刺し殺されたのだ。奇しくもそれはケネディ暗殺の翌日で、世の中が闇に包まれたような空気の中でのことだった。

Bobby Hebbはその深い悲しみに、亡き兄を思い、書きあげたのがこの曲だと言われている。
愛を歌っているはずなのにメロディからにじみ出る哀切は、そういうことだったのかと、今更ながらこの曲が愛され続けている理由が少しわかったような気がした。


それにしても、発表直後からさまざまなカバーをされているのだが、カバーにはカバーの「個性」があるのが面白い。特に気に入っているのが、James Brownバージョン。
あまりにパワフルな「Sunny」! ビデオは1971年のもの。



そして、今時のミュージシャンもカバーしている。
こちらは、Jamiroquaiバージョン。アコースティックで、ACID JAZZな「Sunny」。
帽子をかぶってないJay Kayが珍しい(笑)




この他にも、この曲のカバーはゆうに500を超えるといわれているらしい。なにしろ、いまこの時も、新しいバージョンが増え続けているのだから、凄いことだ。

“Sunny” one so true ……なのだ。



追記:9.14 8:10


ディスコ世代のために、Boney Mバージョン「Sunny」を追加。華やかできらびやかな、ミラーボールなイメージのアレンジで楽しい。





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4コマ:エコのために

4コマ:エコのために


海外旅行行ける金額デス。



「形から入る」タチでしかも「凝り性」なのだった。





追記:9.13 11:00

結局、最初に買ったチャリのうち、
残ったのはフレームだけ。

フレームってのは、こういう部分。
(写真は参考資料です)
ロードバイクのフレーム


まあ、

サカナの骨

みたいなモノですね。


しかしコレだけでも
フツーに10万以上する。

ロードおそるべし。



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一ヶ月前に

ブログを書き始めてから一ヶ月経過したようだ。
たった一ヶ月だが、開始の日記を振り返ってみた。

080810_01
どうやら、私はこのジグソーを完成させてないようだ。


と、いうわけで、




完成ジグソー
こちらが完成ジグソー。

ひつじのショーンのジグソー。
大きさはハガキ大。ちゃんと専用糊でコーティングすればハガキとして使えるはず。

誰か送って欲しい人いますか
ヴァキ(°o°)\



というわけで、一ヶ月のご愛顧ありがとうございます。
次の一ヶ月もヨロシクです。




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美女は醜女を装う

スカパーの日本映画専門チャンネルで、京マチ子主演の『いとはん物語』(1957)という映画を観た。
舞台は大正時代の大阪。大店の総領娘として生まれ、何不自由なく育った娘の悲恋の物語だ。

というと、ありがちなメロドラマか、と思うのだが、京マチ子演ずるお嘉津は、近所の若い衆からふざけて囃し立てられるほど器量が悪い。おかめ顔なのである。

妖艶な京マチ子
京マチ子といえば、若尾文子、山本富士子と共に大映の三大女優と言われた美女である。

見よ、この匂い立つ色香。このまなざし。

羅生門、雨月物語での妖しいヒロインだ。「痴人の愛」の奔放なナオミもまた彼女だった。
その美女が、あろうことか“醜女(しこめ)”を演じているという。どんな風に?どんな顔に?

ほぼ、その興味だけでこの映画を観ることにしたのだ。


おかめのようなメイク
画面にあらわれた彼女は、パッと見た目、誰も京マチ子とは気づかないほどのおかめ顔。実際、えっ、どこに京マチ子が?と思ったほどだ。

眉頭をそぎ落とし、目尻を下げ、くい歯の入れ歯をして、彼女は別人になった。


という話から、あるドラマを思い浮かべる人もいるのではないだろうか?
数年前に日本でもヒットしたコロンビア発の海外ドラマ。今はアメリカでのリメイクも放送されている、「ベティ~愛と裏切りの秘書室」だ。(何度聞いてもすごい邦題)

ベティは容姿もファッションセンスも最低なのだが、気だても頭もよい女性。
この主人公を演じたのが、コロンビアのトップモデル、アナ・マリア・オロスコだ。超美女が、超ブスを演じたというのでかなり話題になった。

ビフォーアフター
これがアナ・マリア・オロスコ(ベティ)だ。まぎれもなく同じ女性。

普通のビフォー・アフターと流れが逆だが、女性がいかに「化ける」かというのがわかろうというもの。

そして洋の東西をとわず、ドラマ的にこういった時に醜女たる主人公に求められるのは、不器量を相殺するほどの、気だての良さ、心の善良さなのである。


ところが、「ベティ」が主人公の容姿にかかわらず(苦労もしつつ)幸せをつかむシンデレラストーリーなのに比べ、『いとはん物語』では、現実的な悲しさがある。最初にも書いたように、悲恋なのだ。

お嘉津は、自分の不器量をよくわきまえていて、この器量では結婚などできまいと諦め、それでも僻んだりすることなく、明るく笑顔で周囲に接する、心根の美しい女性だ。

そんな彼女はひそかに恋をしていた。もとより、片思いと決めていたのだが、母親がそれと気づいて一緒にしてやりたいと思ったのが、裏目にでる。思い人である番頭には、既に心に決めた女性がいたのだ。

周囲が「あんたが覚悟を決めれば(女と別れれば)、いとはんは幸せになれるんや」というのに対して、番頭が「いや、いとはんはええ人だす。心の美しい方です。そやからこそ、その人の心を欺くような真似はできしまへん」と言う。彼はお嘉津を芯から理解しているからこそ、自分の本当の気持ちがあとから知れたら、どんなに彼女が苦しむか、と考えてもいるのだ。

皆がよかれと思ってした行動が、結果的にお嘉津を苦しめることになる。思い人の恋を知り、引き裂くなどとても出来ないお嘉津は、涙をこらえながら「結婚なんて一生縁がないと思っていたのに、夢をみさせてもらって、幸せだった」と言うのだ。

結局お嘉津の恋は、実らないままに物語は終わる(こういうところ、昔の映画は実にあっさりとしている)。


お嘉津が、結婚話に気持ちが浮かれて、ありったけの着物を部屋にかけ広げながら
「いままでの心の虫干しや」
と晴れ晴れとした表情で言うのだが、表にはだしてなくても、いかに彼女が「総領娘なのに、この器量では跡取りもこない」という後ろめたさを感じていたかというのがわかる。
同時に、当時の社会の状況というのも感じ取ることができる。

まだ幸せな結婚を信じていた時の彼女が、友人からの新婚旅行の写真を見ながら、自分に重ねて夢想する。
夢の中で彼女は、醜女でなく美しい若妻で(つまり、本来の京マチ子の顔)、夫と手をとって箱根の道を歩く。

その夢が本当になるようにと、思いながら観たので一層、最後に涙にくれてしまった。
つまり完全に感情移入してしまったのだが、最初は京マチ子の変身に興味があっただけのものが、最後には彼女の演技にすっかり取り込まれていた。

映画の出来としては平凡なものなのだが、京マチ子の、鏡にむかって眉と口元を着物の袖で隠し、目元だけで恥じらいながら笑う様子、事実に打ちのめされ、嗚咽しながら、乳液を鏡の自分の顔に向かってぶちまけるシーンなど、ちょっとした場面が心に残る。
醜く装っていてもやはり「グランプリ女王」の異名をとった名女優なのだった。



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