奥村です。
知床での話。
さて、知床ではどこのホテルに泊まろうかな〜と探していたところ、
「なんかここのバイキング、すごそう」
という、ほぼそれだけの理由で選んだのが、
知床第一ホテル。
で、実際に来てみたんですが。
いや。
ちょっと言葉では言い表せないほど、すごかったです(笑)
何がすごいって、
「お客様を楽しませよう」
「ここで満足して帰ってもらおう」
という執念というか、
営業努力がものすごい。
名物の巨大バイキング「マルスコイ」は、約80種類。
寿司はある。
天ぷらはある。
ステーキはある。
ラーメンもある。
デザートもある。
目の前で調理してくれるライブキッチンまであって、
もはや「ホテルの夕食」というより、
食のテーマパーク(笑)
しかも館内を歩いていても、
「こんなところにまで工夫するの?」
という仕掛けがあちこちにある。
私はこういうところに来ると、
「この会社、なんでこんなに営業努力するんだろう?」
と、つい気になってしまいます。
で、調べてみました。
すると、これがめちゃくちゃ面白かった。
知床第一ホテルが開業したのは1972年。
最初は、
33室、定員118人の小さなホテル
だったそうです。
それが、
1975年 45室
1978年 77室
1981年 98室
1984年 150室
1988年 164室
と、どんどん増築。
しかも1984年には、
「通年営業並びに地元営業の開始」
とあります。
つまり、
「知床に観光客が来るのを待つ」
だけではなく、
自分たちからお客さんを取りに行く。
そんなホテルに変わっていったんですね。
そして1991年。
今の名物である巨大バイキング、
「味広場マルスコイ」
を新築。
今でこそホテルの大型バイキングは珍しくありませんが、
当時としてはかなり先駆的だったそうです。
その後も、
大浴場を作る。
西館を増築する。
バイキング会場を増築する。
屋台コーナーを作る。
デザートパーラーを作る。
寿司処を作る。
天ぷらコーナーを作る。
……。
ずっと何かやってる(笑)
ちなみに知床が世界自然遺産に登録されたのは2005年。
つまり、
「世界遺産になって観光客が増えたから、こんなホテルになった」
わけではないんです。
そのずっと前から、
どうしたらこんな遠いところまでお客さんに来てもらえるのか。
どうしたら来てくれたお客さんに喜んでもらえるのか。
それを考えて、投資して、改善して、また投資して。
その積み重ねが、
今日私が見た、
「言葉では言い表せないほど営業努力がすごいホテル」
を作ったんだと思います。
これ、ビジネスも同じですよね。
今すごく見える人も、
最初からすごかったわけじゃない。
33室から始めて、
少し増やして、
また工夫して、
うまくいったらさらに投資して。
50年以上、それを繰り返した結果が今。
たぶん「すごい会社」って、
何か一発すごいことをやった会社じゃなくて、
「もっとできないかな?」を何十年もやめなかった会社
なのかもしれません。
それにしても。
私はただ、
「バイキングすごそう」
と思って予約しただけだったんですけどね(笑)
まさか知床で、
50年分の営業努力を食らうとは思いませんでした。
ちなみに私はこの動画をみて、このホテルに泊まることにしました
↓
https://www.youtube.com/watch?v=esdnlAXn2H8&t=2920s
マジで3日くらい泊まらないと、
全種類制覇はちょっと無理だなと思ったバイキングでした(汗
本当に知床はすごくいいなと思っていて、
またリピートしたいなと思ってます。
ではまた!