なぜ、Didn't we all?が「皆やっていることだよ」になるの? | 年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

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こんにちは ネイティブ英語環境 奥村美里です。

少し前に公開された映画「ツーリスト」、見ましたか?

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの映画です。

この映画、アンジーは美しいし、風景はきれいだし、
私は大好きで先日、インタビュー映像を見ていました。
このインタビュー映像、日本語字幕が付いているのですが
一か所、

Didn't we all? = 皆やっていることだよ

となっている個所がありました。

なぜ、
Didn't we all?が「皆やっていることだよ」となるの?
と頭の中が『???』となる初心者・初級者の方のために、
ここでは、このインタビューを解説したいと思います。



(0:00~)

映画のシーン
"You want to come with me?"

インタビューシーン

アンジー:"I fell in love with a criminal two years ago and
he disappeared."
(私は犯罪者と恋に落ちたの 2年前に
その犯罪者の恋人が消えてしまう)

ジョニー:"Didn't we all?"→なぜ?
(皆やっていることだよ)

では…

なぜ、

Didn't we all? = 皆やっていることだよ

になるのか、わかりましたか?


これは、allの後ろに省略されている個所があるためです。

前のセリフで出てくる
"fall in love with a criminal"に対応して

Didn't we all (fall in love with a criminal)((or someone not good for you))?
私たち、みんな、犯罪者(または、あなたにとってよくない人と)恋に落ちたことがあるだろう?

と、カッコの中が省略されているわけなのです。
二重カッコの中は文脈から私が勝手に想像しました。

で、

「皆やっていることだよ?」

という訳になるわけです。


その次、アンジーが
We all did.と言っていますが、そのあとにも上記の

(fall in love with a criminal)((or someone not good for you))

が省略されているわけです。


常日頃、教材そのほかの中で、
「英語は省略の言語ですよ~」と言っていますが、
それがインタビューの場面で出てきていましたので
取り上げてみました。


せっかくですので(?)
『ツーリスト』の予告編の英語を字幕とともに拾ってみました。

あっ、アンジェリーナは英国人と言う設定なので
イギリス英語風になっています。

ではどうぞ。
日本語字幕はそのままにしましたので
英語と日本語をyoutubeで聞き比べてみてください。

日本語字幕は見比べればわかると思いますが、
かなり、無茶苦茶、省略されています(笑)

【お勧めの取り組み方】

最初に解説を見ずに一通り見て、
「こんな内容かなー」
「こんなことを言っているのかなー」
と想像をしてから下記の解説を見て
もう一度照らし合わせて動画をみられるといいと思います。
カッコ内は秒数です。


ツーリスト予告編




"It all started when I met a woman on the train."
彼女との出会いが全ての始まり…

"I'm Elise."
エリーズよ

"I'm Frank."
フランクだ

"That's a terrible name."
ひどい名前ね

"It's the only one I've got."
あいにく替えはない

"Maybe we can find you another."
ほかの名前をあげる

"Okay."
いいね


"I have a strange feeling that those two people over
there are watching us."
勘違いかもしれないが…
あそこの2人がこっちを見てる

"I think you are right."
その通り

"Really?"
知ってた?

"No."
ウソよ


"Frank! Come with me!"
フランク!一緒に来て

"Elise Ward and a husband."
私の夫よ

"Make yourself at home."
くつろいで


"Alright, grab him."
ヤツを捕まえろ

"There are two men trying to break down the door."
ドアが壊される!

"What kind of problem do you have with a door, sir?"
どちらのドアに問題が?

"I've gotta go!"
もういい!


"Why everyone trying to kill me?"
なぜ狙われる?

"Alexander Pearce stole big money from a gangstar.
They think you are him."
ギャングから大金を奪った男に
間違えられた

"The man is a criminal wanted in 14 countries."
14カ国で指名手配中だ

"It's gone too far. You are a part of a plan."
もう計画の中にいる

"This is exactly why she chose him...to distract us."
操作の混乱がヤツの目的だ

"I'm sorry I got you involved in all of it."
巻き込んで悪かったわ

"Why are you involved?"
何者なんだ?


"You know, he will be with her."
2人は一緒にいる

"Elise!"
エリーズ!

"You wish to report a murder."
殺人事件だって?

"Attempted murder."
殺されかけた

"That's not so serious."
緊急じゃないな

"Not when you downgraded from murder,
but when you upgraded from room service,
it's quite serious."
ルームサービスを頼んだら
殺し屋が運んできたのに?

"I don't regret it, you know, kissing you."
キスしたこと後悔してない


●お知らせ●

友人の浅川智仁さんが本を出版されました。

若干32歳にして、昨年は
ジャパンタイムズ紙の「アジアを代表する次世代の経営者100人」
に選ばれた浅川さん。

数年前にナポレオン・ヒル財団を退職したときは
部下は数十人いたとか…

いつも、お会いすると元気をもらいます。

この本の序章を読んでびっくりしました。
28歳のときに『退路を断つため』実家の二千万円の
借金を背負う決断。

この本には、
そんな浅川さんが今まで大切にしてきた
100の格言が、解説付きで詰まっています。

素晴らしい本ですので是非お勧めいたします。

『勇気の言葉』



今日も読んでいただきありがとうございます。



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