自分の才能を信じ続けると何が起こるか? | 年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

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専業主婦からOLまで
420人の“稼げる英語コーチ”を育成した
年商億越え女性起業家

イギリスのテレビ番組で、「Britain's Got Talent」という
タレントを発掘するためのタレントショーがあります。


歌でも手品でも、体操でも自分が秀でていると思うものに応募して一般人が競います。


審査員は3人で、イギリスのソニーBMG・ミュージックエンタテインメント の
音楽プロデューサーであるサイモンを筆頭に、女優のアマンダ、
新聞編集者出身のピアースと一筋ならではいかない3人です。


この3人の目をかいくぐるのは非常に困難で、
かつ不合格の際にはひどいコメントを投げかけられることもしばしばです。
特にサイモンは一般人が鑑賞してすばらしいと思うようなパフォーマンスでも、


「君はここへ何しに来たんだね?」

「君は下手すぎる」

「ひどいパフォーマンスで見るに耐えないね」


などと、観客が同情するほどひどいコメントを出すことで有名です。


そんな前でパフォーマンスするわけですから、
出場者は緊張の汗をかくわけですが、
まさにそんなサイモンの餌食になりそうな、
全く冴えないセールスマンが歌うためにコンテストに出場しました。


彼の名前はポール・ポッツ。

顔立ちや歯並びのせいで子供の頃はイジメられっ子、仕事もうまくいかない。

歌が大好きで、いつかは大舞台で歌いたい・・・

そんな夢を見ます。

でも自分には自信がない。

プロの夢をあきらめた後も、アマチュアオペラで歌い続けます。



アマチュアオペラとはいえ、歌い続けるにはオペラのレッスンを受けなければなりません。
レッスン代に圧迫される家計。
そんなある日、自転車で事故を起こし、仕事を首になってしまいます。
愛する妻に迷惑をかけないためにオペラの道を断念。


生活のために、携帯電話の販売店のセールスマンとなります。


4年間、遠ざけていたオペラですが、
2007年、妻の後押しもあり、「Britain's Got Talent」へ出場を決意。
これで駄目なら歌はきっぱり諦める覚悟で臨んだといいます。



このメルマガではあまり取り上げることのない
イギリス英語ですが動画でお楽しみください。




カッコ内は秒数です。


(0:00-)

But for the next contestant, a world of showbiz seems millions miles away.

It's Paul, a mobile phone salesman from South Wales.


しかし、次の挑戦者にとってはショービジネスの世界は
何万マイルも遠い世界のようだ。

彼の名前はポール。サウス・ウェールズから来た携帯電話のセールスマンだ。


【解説】

contestant 挑戦者、競争者(contestからの派生)
showbiz ショービジネス
seem ~のようだ



"By day, I sell mobile phones.
My dream is to spend my life doing what I feel I was born to do."


「日中は、携帯電話を売ってます。
僕の夢は僕がこのために生まれてきたんだ!と思えることを
して人生を過ごすことです。」


【解説】

by day 日中は、昼は
spend (時間を)費やす、(お金を)使う


"Paul, what are you here for today, Paul?"

「ポール、今日は何をしにここにいらしたのかしら?」


"To sing opera."

「オペラを歌うためです。」


"I always wanted to sing as a career.
Confidence, uh, has always been a difficult thing for me.
I always find it a little bit difficult to be completely confident of myself."

「職業として、ずっと歌いたかったんです。
自分に自信を持つってことは僕にとってずっと難しいことでした。
自分に完全に自信を持つってことは少し難しかったんです。」


【解説】

as a career 職業として
confidence 自信
I find it difficult to ~ ~することを難しく感じる
completely 完全に


"Okay, ready when you are."

「オーケー。いつでもいいよ。」




(3:53-)

"I like shows where somebody isn't a professional,
has a talent, isn't aware of it, has a normal job,
then you see something else. I like that."

「プロじゃないのに、才能があって、
でも自分の才能には気付いてなくて、
普通に仕事をもっている・・・そういう人が
でるショーっていいね。
で、才能を発見されるんだ。いいよね。」


【解説】

talent 才能
be aware of ~ ~に気付く



"Our discovered little gem.
A frog turned into a prince."

「発掘された私たちの宝石って感じね。
カエルが王子様になったのね。」


【解説】

discover 発見する
gem 宝石



先日まで、北欧から大学時代の友人が遊びに来ていました。
彼の英語は完璧なのですが
TOEFL(英米大学を受験する際に必要な英語テスト)の話をしていて

「この前、TOEFL受けたら1問間違っちゃってさ、凹んじゃったよ」

といっていました(汗

1問しか間違わないなんて!

こっちが凹むし!(笑


その話を別の友達にすると

「でも、TOEFLで満点取るために英語話しているんじゃないよね?」

といわれました。


あ、そっか、そうだった!

と気付きました。


そもそも英語、何のためにやりたいんだっけ?
振り返ってみるのは大事ですね。


あと、前のメルマガにも書いて、自分で思い出したんですが(笑)
誰かと比べて落ち込んだとき、それは上を向いている証拠なんですね。

上を目指そうとも思わなければ、比較することもないわけです。

上を向いている自分を褒めてあげなきゃ、でした(笑)




今日も長文お付き合いいただき、感謝します。

今日があなたにとって特別に素敵な一日になりますように!