ランディ・パウシュ教授をご存知ですか?
最近本が書店で平積みになっていますので
ご存知のかたも多いとおもいます。
彼はアメリカの名門大学カーネギーメロン大のコンピュータサイエンスの
教授で、40代半ばで末期癌の宣告を受けたのです。
そして大学側からの依頼で「最後の授業」をした模様が、
Youtubeを通して瞬く間に全米に広まり、600万人が閲覧したとか。
教授は2006年8月、転移性の膵臓癌と診断されましたが、
精力的に治療を受け、癌を克服しようと努力を重ねます。
翌年、これまで教壇に立っていたカーネギーメロン大学から
「最後の授業」をして欲しいという依頼を受けます。
その依頼を一度は受けた同教授でしたが、
授業の約1か月前、癌は肝臓や脾臓にまで転移をしてしまい、
余命3か月から半年との宣告を受けます。
授業まであと1か月。残された命は3か月から半年。
彼が出した結論は、授業を引き受けることでした。
授業のタイトルは、「子供のころからの夢を本当に実現するために」
もちろん学生にむけた講義なのですが、最後にわかるのですが
実は、一番の目的はまだ幼い子供たちに向けたメッセージだったのです。
人生の喜び、夢を描くことの素晴らしさとご自身がそれを実現するために
何をしてきたのか、ご両親のこと、人を尊重すること、
それらをユーモアも交えながら、伝えていきます。
YouTubeで全編見られますが、長いので、ここでは
オプラ・ウィンフリーショーで公開した10分間の短い画像を
お届けします。
ダイジェスト動画↓
明瞭な発音でわかりやすい内容だと思います。
下記、印象的なシーンをピックアップしてみましたので
チェックしながら見てみてくださいね。
カッコ内は秒数です。
(3:55~)
The brick walls that are in our way are there for a reason.
They are not there to keep us out.
They are there to give us a way to show
how much we want it.
レンガの壁があるのには理由がある。
レンガの壁は私たちを邪魔する(keep~out)ためにあるのではなく、
レンガの壁は私たちがどれだけやりたいのかを見せるためにあるのだ。
(7:18~)
Never, ever, underestimate the importance of having fun.
I am dying soon, and I am choosing to have fun today,
tomorrow and every other day I have left.
絶対に、絶対に、「楽しむ」ことの大切さを過小評価(underestimate)
してはいけない。
私は死にかけているが、今日、明日、そして残された日を楽しむことを
選択しているのだ。
(8:40~)
I don't think complaining and whining really solve the problem.
This is "Jackie" Robinson、first black major leaguer,
had it in his contract not to complain if people spit on him.
不平不満や泣き言をいっても問題は解決しない。
これは、ジャッキー・ロビンソンで、彼は黒人初のメジャー・リーガーだ。
彼の契約書には「人がつばをはきかけても不平を言わないこと」という
項目があったんだ。
(8:59~)
You can choose to take your finite time, energy and effort and
you can spend it complaining, or you can spend it playing the game hard,
which will be more helpful to you in a long run.
限りある時間とエネルギー、努力を不満をいうことに費やすこともできるし、
やらなければいけないことを一生懸命やることに費やすこともできる・・・
そうすることのほうが長い目でみるとあなたにとっては役立つだろう。
(9:38~)
If you live properly, the dreams will come to you.
まっとうに生きれば、夢はかなえられる。
全文スクリプト
さて、問題ですが、
この動画の一番最後にランディ教授はなんと言って
レクチャーを締めくくったでしょうか?
わかった人は
info☆nativeenglishenvironment.com
(↑☆を@に変更してくださいね♪)
までメールくださいね!
ランディ教授は7月25日にお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。