こんにちは! 栃木県 那須塩原市、那須町、大田原市 を中心として高断熱高気密(G1-G2グレード、目標C値0.1~0.3)で耐震等級3標準の注文住宅を建てている那須林産工業です。
昨日は、建築中のUA値0.27 ZEH+長期優良住宅の平屋のFPの家にて、中間気密測定を行いました!
結果は、C値0.2でした
いやぁ、本当に良い数値で良かったです☆
総相当隙間面積28㎠ということは、家全体で5.3cm四方の隙間しかないということです。
キャッシュカードの短辺が5.5cmということで、身近なものと比べるといかに住まいの隙間が少ないかわかっていただけるかと思います。
気密測定は、強風が大敵と言われ、、強い風が吹くとエラーが出ることが良くあります。
ご存じ那須塩原市は強風が吹き荒れるエリア、撮影当日も無事C値が測定できるのか心配しましたが、大丈夫でした!
さて、隙間が少ないとどんな風に住む方にとって良いことがあるかというと、、この風の強さとも関係してきます。
風が強いエリアほど、C値が高いと、計画換気が活きてくる
第三種換気のデータをご覧ください。
高気密の一つの目安とされる、C値1でも50%の計画換気量しか確保できず、残りの50%の空気は家の隙間から入ってきてしまうのです。
通常、ほとんどの新築住宅は2時間に1回、居室の空気が入れ替わるよう、何等かの機械換気システムを導入しています。
この場合は、外気からフィルタ-を通して空気が入ってくるので、ここを通過した空気はある程度花粉やチリホコリなどの室内への流入を抑制できてます。それ以外は、つまり家の隙間からフィルターを通さない空気が勝手に入ってしまうということになります。
じゃあ、第一種換気の場合はどうなんだ!?というと、、
もっと必要C値はシビアで・・・・
風速6.0㎠/㎡、内外温度差30度のとき、
第一種換気では0.09(← なんと、C値0.1以下)
第三種換気では0.36 の気密性能があると、室内外の温度差に影響されず漏気がなくなる・・・と記載されているそうです。
但し、内外温度差が30度というかなりシビアな条件下なので、関東エリアではそこまでC値は厳密に考えなくても良いのでは・・・ということでした。
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ただし、那須・那須塩原ではこのシビアな条件が真冬では十分起こりえます。
朝方にはマイナス7度を記録することもよくあるので、室温を23度に保っている場合はあり得る状況となるのです。
さらに、この那須おろしが吹き荒れるエリアでは、C値1では、もっともっと瞬間的に多くの空気が入れ替わっていることは想像に難くありません。だから那須・那須塩原の家は寒いと言われるんだと思います。
つまり、どんなに高価で高性能と言われる換気システムを入れようとも、気密性を高めないと、その機能は発揮できないのです。
今回建てさせていただいている家は、C値0.2 UA値0.27のハイスペックなFPの家、ということで、かなりお施主様の今後の暮らしは激変するのではないかと思います
弊社がナビゲーターとなって、那須塩原市で撮影された YouTube動画です。
ぜひご覧になってくださいね(^_-)-☆↓↓
これも気になる!! C値の再測定結果です☆
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