京都旅行 1日目 | ひめぴょんのブログ

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岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

初の長女と宿泊付きの二人旅(一泊二日)。行先は京都。二人の利害が一致して成立。私はスマホを使いこなしてバス移動する長女の能力の助けを受け自分の行きたいところに容易に行ける(たとえ使いこなせたとしても字が小さくて見えなくていらっとしそう)、長女は一人だと寂しいし、財力的な面で資金援助付旅行をしたかったということで。

二日ともそれにしても外国人が非常に多い。金・土両方とも観光客にまみれている感じで行先に寄りますが、バスは人でパンパンのこともしばしばでした。外国人にとってはGWは関係ないので、その直後だから空いているだろうという読みはまんまと外れました。

あまり計画をしっかり立てていなかった今回の旅ですが、結果的にはたくさん行けましたし、満足。

長女の持っていたスマホの計測結果では、一日目 12km、21000歩。二日目14km、26000歩でした。足が疲れることはなかったですが、親指の先がちょっと痛くなりました。長女が珍しくお腹がすいたというので休憩がてら昼食タイムもとりました。

京都の町は行きたい場所に行くためにバス停に移動する間にも小さなお寺や神社、祠や良い感じのお店にたくさん遭遇して無駄なく楽しめます。末っ子ちゃんとは長女のスマホラインでのやりとりで安否とごきげんの確認はできていたので、安心して旅ができました。

出発時は元気に新幹線を撮影したり、外の景色を撮ったりしましたが、帰宅時は別にいいやと言う感じに変わるのが不思議。

 

一日目(5月10日)。東本願寺、三十三間堂、妙顕寺、本覚寺、今日庵、茶道資料館(お点前付き呈茶体験)、田丸弥(ランチ)、森の文庫、京都府庁旧本庁、護王神社、横山竹材店で茶杓作り、SABON(長女がプレゼントを買いたいから行きたいと)、清水寺近くのホテル。

 

東本願寺:初めて行った気がします。法話会も少し待てば、あるようでしたが、長女のやりたいことではなかったので断念しました。とても広い。京都にはこういう大きなお寺がたくさんありますが、無料で入れるところは珍しい。

京都国立博物館は入館料でためらってしまいました。建物は外からちょっとしか見えませんでしたが、建築好きの私としては中の展示物より建物に興味が…。

三十三間堂:中学生の時の修学旅行で行ったはずですが、初めて行ったような感覚でした。風神、雷神、観音28部衆と「十一面千手千眼観音」が千体立ち並ぶさまは圧巻。修学旅行生もたくさんいました。

次の目的地の今日庵、茶道資料館に行く道すがらお寺(妙顕寺など)と茶道具店を見ながら行きました。今日庵は外から見るだけと知ってはいましたが、やはり実際にもう一度行ってみたかったのです。実は以前にも行ったことがあります。その周辺には茶道具店がたくさんあるのでそのお店を見るのも楽しい。

隣り合っている不審庵(表千家)と今日庵(裏千家)。外からしか見えませんが、ミーハー的ですが行ってみました。

 

茶道資料館は特別展「寒雲亭ものがたり」。まだまだ習い始めたばかりではありますが、興味を持って見るとよいものです。立礼式の呈茶(お点前、説明付き)に参加しました。平日ということもあるのか参加者は私だけ。

掛軸「閑時自養神(かんじおのずからかみ(しん)をやしなう)」。茶花:口紅紫蘭。坐忘斎家元考案による「和親棚(四角)」。常盤釜。棗の肩に細い三日月と蝙蝠の「翔福」。抹茶は「青苔」。写真撮影禁で説明もさらさらとされるので、メモを取るのもなかなか難しかったです。全部をメモするのは無理でしたが、よく覚えてそれを話しながらお点前できるなあと感心しました。今日庵文庫(図書室)ものぞいてみました。

 

茶道資料館では呈茶体験したかったのですが、それまで間が空く形になってしまったので、病めるかどうするか迷ったのですが、再入館可ということと近くに食事できるお店があるというので、長女はそこ(田丸弥)で昼食タイムとしました。茶道資料館近くではそこしかないということで着物を着たいかにもという感じの人たちと私達だけ。私は呈茶タイムに間に合うように長女が食事終わっていなくても出るつもりでしたので長女の分だけ頼みました。が、結果的には間に合いました。

森の文庫:茶杓作り体験の予約時間までについでに足を延ばしました。ただ単に現物を見たかった。維持保管するのは大変だろうなあ。ここを含めて御所散歩しながら茶杓作りのお店に行きました。

京都府庁旧本庁:ここは平日でないと内部見学ができません。なかなかに味わい深い建物でこういう建物をきちんと保存して一般公開しているというのは素晴らしい。ここのカフェも利用したかったですが、時間切れとなりました。

 

護王神社:茶杓作り体験に行く前にちょっと立ち寄り。

横山竹材店で茶杓作り:いろいろと教えていただきながら、マイ茶杓を作りました。せっかくなので、茶杓入れも付けました(こちらは作られているのを選ぶ形)。自分で作ることによって実感として分かることはいろいろとあります。そういうことが、今後にも生きるかと思います。長女は当初はその時間他のところに行く予定にしていましたが、結局寂しがりということとちょっぴり興味はあったようでずっと一緒にいました。ある程度切って曲げられている状態から約1時間半で完成。指導してくださった方は会社員をしていたが、辞めて伝統産業系の学校に行って、こちらに就職したのだそう。代々というわけではなく、興味を持って勉強してこの仕事をしたいという人がやっている。何らかの形で伝統的な技術がきちんと伝承されていく姿を垣間見た気がしました。

 

長女が友達のプレゼントを買いたいと「SABON」というお店に行ったついでに錦市場散歩。こういうところも好きです。

清水寺に近くてお手頃というだけで選んだホテルでしたが、なかなか良かったです。

ホテルにいったん戻って、コンビニで夕食を買い込んで食べました。グルメ旅派でないので、ま これでいっかと。ホテルに戻る前には夕日コンビニから帰るときには繊月が見えていました。